海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回は、論理的な骨格検死官と熱血FBI捜査官の名コンビが魅力の『BONES(ボーンズ)』シーズン1・第1話から、相手に丁寧に許可を求めるときの超重要フレーズ「Do you mind if ~?」をピックアップします。
丁寧な表現だからこそ、日本語の感覚で答えると「Yes? No?」が逆になってしまいがちなこのフレーズ。ブースとブレナンのやり取りを例に、スッキリ整理していきましょう!
実際にそのシーンを見てみよう!
Booth: Look, do you mind if I just take a quick look at those bones? (なあ、ちょっとその骨を見せてもらってもいいかな?)
Brennan: Yes, I do mind. I’m busy. (ええ、困ります(嫌です)。忙しいので。)
Bones Season1 Episode1 (Pilot)
グアテマラから帰国した直後、空港で足止めを食らってイライラしているブレナンの前に現れたFBI捜査官のブース。彼は強引に捜査協力を依頼しようとして、一応は丁寧に「骨を見てもいい?」と許可を求めます。ところが、超合理主義なブレナンは「ええ、嫌です(気にします)」と即答!二人の前途多難な関係がここから始まります。
フレーズの意味とニュアンス
このフレーズを正しく理解するカギは、mind =「気にする/嫌に思う」という意味にあります。
- Do you mind(あなたは気にしますか?/嫌ですか?)
- if I ~(もし私が~したら)
直訳すると、「もし私が~したら、あなたは嫌ですか?」となります。そこから転じて、「~してもよろしいでしょうか?」という丁寧な許可表現として使われます。
相手の領域に一歩踏み込むときや、相手に何かをしてもらうのではなく「自分が何かをする」ことに対してお伺いを立てるときにぴったりの、大人のマナーを感じさせる表現です。
実際に使ってみよう!
日本人が最も混乱しやすいのが、この質問への「答え方」です。OKしたいときは、相手の問いに対して「嫌じゃないですよ(No)」と答えるのが正解です。
Do you mind if I join you? (ご一緒してもよろしいですか?) ー No, not at all. Please. (ええ、もちろんです。どうぞ。)
Do you mind if I open the window? It’s a bit hot in here. (窓を開けてもいいですか?少し暑くて。) ー Of course not. Go ahead. (もちろんです。どうぞ開けてください。)
Do you mind if I ask you a personal question? (個人的な質問をしてもいいでしょうか?) ー Actually, I’d rather you didn’t. (実は、あまりしてほしくないんです=ごめんなさい、控えてください。)
BONES流・覚え方のコツ
『BONES』のブレナンは、言葉を文字通りに受け取る理論派。だからこそ、ブースが「嫌かい?」と聞いたのに対して、嫌ならハッキリ「Yes, I do mind!(ええ、嫌よ!)」と答えます。
私たちは「いいですよ」と言いたいときに、ついつい日本語の「はい」につられて「Yes」と言いそうになりますが、そんな時はブレナンの顔を思い出して!「OKならNo(気にしない)」「ダメならYes(気にする)」と、頭の中で一瞬、論理的に処理するクセをつけると間違いがなくなりますよ。
まとめ|ドラマと一緒に覚える丁寧表現
今回は『BONES』から、正反対の二人が少しずつ距離を縮めていく始まりの回に使われた「Do you mind if ~?」をご紹介しました。
誰かの持ち物を見たいとき、隣に座りたいとき、少し相手のプライベートに踏み込むとき。そんな時には、ぜひこの一言を添えてみてください。
相手が「Not at all!(全然気にしないよ!)」と答えてくれたら、そこからきっと、ブースとブレナンのような素敵な信頼関係が始まります。


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