「We share a son」離れて子育てをする親が使う英語|『BONES』S02E02で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「We share a son」離れて子育てをする親が使う英語|『BONES』S02E02で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン2、第2話では、ブースの私生活の一場面が描かれます。元恋人リベッカが、新しい交際相手について身元調査をしたブースに詰め寄る場面です。離れて暮らす息子パーカーをめぐり、共に子育てをする親同士が使う英語表現が、二人のやり取りに次々と登場します。

事件とは別の場面から、離れて子育てをする関係ならではの言い回しを見ていきましょう。

目次

“keep it down”――職場に踏み込んできた私生活

元恋人リベッカが職場のブースを追いかけてきて、声を荒げます。ブースはまず、声を抑えるよう頼みます。

Booth: Okay, just, keep it down a little bit. ‘Cause I’m at work, all right?
(頼むから、ちょっと声を抑えてくれよ。仕事中なんだから。)

BONES Season2 Episode2 (Mother and Child in the Bay)

keep it downは「声(や物音)を抑える、静かにする」という日常表現です。keep downという句動詞にit(声や物音)を挟み込んだ形で、職場やオフィスなど周囲に人がいる場面で私的な話を持ち込まれたときに使える言い方です。

“one of the upsides of not being married”――法的な立場の違いを語る

リベッカは、ブースが自分の交際相手を調べたことに強く抗議します。結婚していない親同士だからこそ生じる、法的な立場の違いにも触れます。

Rebecca: I don’t even have to let you see Parker, okay? Not-not-not legally. That-that’s one of the upsides of not being married.
(法律上はね、あなたにパーカーを会わせる義務さえないのよ。結婚していないことの利点の一つだわ。)

BONES Season2 Episode2 (Mother and Child in the Bay)

one of the upsides of 〜は「〜の利点の一つ」という言い方です。upside(利点、良い面)はdownside(欠点)と対になる語で、not being married(結婚していないこと)という状況そのものの良い面を指摘するときに使われます。

“we share a son” と “back off”――それでも切れない関係

立ち去ろうとするリベッカの腕を、ブースがつかんで引き止めます。台本上、この行の話者表記は”BOTH:”となっていますが、直前直後の文脈からブースの発言です。

BOTH: Look, we are always gonna have something to do with each other because we share a son.
(いいか、俺たちは息子を共有している以上、いつまでもお互いに関わりを持ち続けることになるんだ。)

Rebecca: Drew’s a good man. And you need to back off or you’re not gonna see Parker again, I swear. Back off.
(ドリューはいい人よ。あなたは引き下がるべきだわ、じゃなきゃパーカーに二度と会わせない、本当よ。引き下がって。)

BONES Season2 Episode2 (Mother and Child in the Bay)

we share a sonは「私たちは息子を共有している」――離れて暮らしていても切れない関係を、shareという一語で表す言い方です。一方back offは「引き下がる、手を引く」という命令形の表現で、リベッカが繰り返すことで強い拒絶が伝わってきます。「共有している」から「引き下がって」まで、同じ親子関係の中で生まれる正反対の距離の取り方が、この場面には並んでいます。

まとめ|keep it down / upsides of / share a son――離れて子育てをする言葉

keep it down、one of the upsides of、we share a son、back offと、離れて子育てをする親同士が使う英語表現を見てきました。法的な立場、感情的な距離、それでも切れない関係――それぞれの言葉が、その時々の距離感を映し出しています。

次回も『BONES』の場面を手がかりに、英語表現を見ていきましょう。

このエピソードで交わされた別の場面の英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも紹介しています。


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