海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、BONES シーズン3 第6話に登場する、ブースがブレナンのパスワードや好きな花を言い当てる場面の英語表現です。事件とは無関係な、パートナー同士の理解の深さをコミカルに描くやり取りから、相手を知り尽くしていることを示す言い回しが見えてきます。
パスワード当てゲームのようなやり取りを、実際のシーンとともに見ていきましょう。
「I got eyes」でバレたパスワード
ホッジンスのコンピューター前で、ブースはブレナンのパスワードを言い当ててみせます。驚くブレナンに、ブースはこう返します。
Booth: I know your password too. It’s daffodil.
(お前のパスワードも知ってるぞ。daffodil(ラッパズイセン)だろ。)Brennan: I never told you that!
(そんなこと、あなたに教えたことないわ!)Booth: What? I got eyes. I mean you guys aren’t exactly CIA material.
(何だよ、俺だってちゃんと見てるんだよ。だいたいお前らは、CIA向きの人材ってわけじゃないだろ。)Hodgins: Daffodil?
(daffodil?)Brennan: What? They’re pretty.
(何よ?きれいな花じゃない。)BONES Season3 Episode6 (The Intern in the Incinerator)
I got eyesは「ちゃんと見てるんだよ、気づいてるんだよ」という意味のくだけた言い方で、特別な調査をしたわけではなく日頃の観察で分かった、というニュアンスを出せます。not exactly CIA materialは「CIA向きの人材というわけではない」、つまり隠し事が下手だという婉曲的な言い回しで、皮肉を交えながら相手をからかう時に便利な型です。
「Try a planet」に見る当てっこの言い回し
パスワードを変更したブレナンに、ブースは今度も難なく言い当ててみせます。
Booth: Daisy?
(daisy(デイジー)か?)Brennan: How did you know?
(どうして分かったの?)Booth: It’s your second favorite flower. I know you Bones. Try a planet.
(お前の二番目に好きな花だからな。ちゃんと分かってるんだよ、ボーンズ。今度は惑星にしてみろよ。)BONES Season3 Episode6 (The Intern in the Incinerator)
ブレナンが新しいパスワードを打ち込み始めると、立ち去りかけていたブースはふと足を止めて振り返り、今度は自分から言い当てにかかります。
Booth: Jupiter!
(木星だ!)BONES Season3 Episode6 (The Intern in the Incinerator)
How did you know?は「どうして分かったの」と驚きを示す定番の聞き方で、I know youは「お前のことは分かってるんだよ」と相手を知り尽くしていることをシンプルに言い切る言い方です。Try a planetは「(次のパスワードに)惑星を使ってみろ」と新しいパスワードの案を促す誘いで、ブースは自分で仕掛けたヒントをそのまま言い当ててみせる余裕を見せています。
| 表現 | ニュアンス |
|---|---|
| I got eyes | ちゃんと見てるんだよ、気づいてるんだよ |
| not exactly CIA material | 隠し事が下手だ、という婉曲的な言い方 |
| How did you know? | どうして分かったの、という驚きの聞き方 |
| I know you | お前のことは分かってるんだよ、という言い切り |
まとめ|知り尽くしているからこそ言える言葉
“I got eyes”から”not exactly CIA material”、”Try a planet”まで、ブースの言い回しには、相手をよく知っているからこそ出てくる余裕が滲んでいます。当てっこのようなやり取りは、相手への理解の深さを軽やかに伝えられる便利な型です。
同じエピソードの他のコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、場面全体の英語がより立体的に見えてきます。
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