海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン5 第9話に登場する、一歩ずつ背中を押す励まし方と、小さな達成を喜ぶ言い方です。窓辺にとまった鳥を怖がっていたシェルドンのもとへエイミーとバーナデットが加わり、段階を踏んで励ましながら、実際に鳥に触れさせようとする場面が描かれています。
行動を促す励まし方から、達成を繰り返して喜ぶ言い方まで、順番に見ていきます。
一歩ずつ背中を押されて、怖がっていた鳥に触れるまで
窓の外の鳥から離れようとしないシェルドンに、生物学者のエイミーが行動を促します。
Amy: Sheldon, the only way to get past this fear is to interact with it. Just like you did with the mailman.
(シェルドン、この怖さをやり過ごす唯一の方法は、それと関わってみることよ。郵便配達員の時と同じようにね。)TBBT Season5 Episode9 (The Ornithophobia Diffusion)
the only way to get past this fear is to interact with it は、避け続けるのではなく実際に関わってみることを勧める言い方です。Just like you did with the mailman. は、以前できたことを引き合いに出して背中を押す言い方です。
それでも動けずにいるシェルドンに、バーナデットが声をかけていきます。
Bernadette: Look how sweet he is. Come over and say hi. Come on. You can do it. Don’t be scared. Come on. Oh, just pet the bird, you big baby!
(ほら、なんて可愛いの。こっちに来て挨拶して。ほら、大丈夫、できるから。怖がらないで。ほら。もう、鳥をなでるだけでしょ、この大きな赤ちゃんったら!)Sheldon: I did it! I actually did it.
(できた! 本当にできたぞ。)TBBT Season5 Episode9 (The Ornithophobia Diffusion)
Come on. You can do it. Don’t be scared. は、短い言葉を重ねて一歩ずつ背中を押す言い方です。I did it! I actually did it. は、達成した事実を繰り返す言い方で、二度言うことで喜びの大きさが伝わってきます。
怖がっていた鳥が、大切な存在に変わるまで
それから時間が経ち、シェルドンは腕に鳥を乗せたまま、これまで怖がって過ごしてきたことをしみじみと振り返ります。バーナデットが祖母の飼っていたオウムの話を持ち出すと、シェルドンは携帯電話を取りに行かせ、記念に写真を撮ろうとします。
Sheldon: My phone’s on the desk over there. Take a picture of us together. Make it good enough to go on a mug, a mouse pad, and a calendar. If you were a dove, I’d call you Lovey-Dovey. Oh. Who am I kidding? This isn’t a moment for strict adherence to the literal. You’re just my little Lovey-Dovey, aren’t you?
(僕の携帯はあっちの机の上だ。二人で写真を撮ってくれ。マグカップにもマウスパッドにもカレンダーにも使えるくらい、いいのを頼む。君がハトだったら、ラヴィー・ダヴィーって呼ぶところなんだけどな。ああ、誰をだましてるんだ。今は文字通りの正しさにこだわる時じゃない。君は僕のラヴィー・ダヴィーだろう?)TBBT Season5 Episode9 (The Ornithophobia Diffusion)
If you were a dove, I’d call you Lovey-Dovey. のように、とっさに愛称を思いつく言い方には、相手への愛着がにじみます。Who am I kidding? と自分に突っ込みを入れつつも、This isn’t a moment for strict adherence to the literal. と理屈を脇に置いてまでその愛称を使い続けようとする様子が見どころです。
まとめ|一歩ずつの後押しが、達成の喜びに変わっていく
Come on. You can do it. Don’t be scared.、I did it! I actually did it.。短い言葉を積み重ねる励まし方と、達成を繰り返して喜ぶ言い方を見てきました。
怖がっていた相手が大切な存在に変わっていく様子を、『ビッグバン★セオリー』の会話とともにこれからも見ていきましょう。
同じエピソードのフレーズ記事やエピソードまとめとあわせて読むと、この回の英語表現がさらに広がりを持って見えてきます。


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