海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回は、オタクな青年がいきなりスパイの世界に放り込まれるアクションコメディ『CHUCK/チャック』シーズン1・第1話から、アクション映画やドラマでお決まりのフレーズ「Don’t be a hero」をご紹介します。
命がけの現場でプロが素人に放つこの一言。なぜ「ヒーローになるな」と言うのか、その裏にあるニュアンスをチャックのドタバタ劇と一緒に覗いてみましょう!
実際にそのシーンを見てみよう!
Casey: Don’t be a hero, Chuck. (ヒーロー気取りはやめろ、チャック。/ 余計なマネはするな。) Chuck: Trust me, it’s not in my nature. (安心してよ、僕の性に合わないから。)
Chuck Season1 Episode1 (Pilot)
政府の凄腕エージェント、ケイシーが危険な現場へ突入しようとする際、チャックに対して釘を刺すシーンです。スパイの知識はあっても体術は素人のチャック。ケイシーは「素人が下手に色気を出して、無茶な救出劇や目立つ真似をして足を引っ張るなよ」と警告しています。それに対するチャックの「(ヒーローなんて)僕の柄じゃないよ」という情けないけれど正直な返答が、彼らしくて笑いを誘いますね。
フレーズの意味とニュアンス
Don’t be a hero は、直訳すると「ヒーローになるな」ですが、実際には「無茶をするな」「余計なマネをするな」「いい格好をしようとするな」という意味で使われます。
特に、強盗事件やスパイの任務など、危険な状況において「自分の実力をわきまえずに目立った行動をして、命を危険にさらすな」と警告する際にぴったりの表現です。皮肉っぽく「ヒーロー気取りはやめろ」と言いたいときにも使われます。
実際に使ってみよう!
ドラマのような極限状態だけでなく、日常生活で「無茶をしそうな人」を止めるときにも使えます。
Don’t be a hero. If you’re feeling sick, just go home and rest.
(無理しないで。体調が悪いなら、おとなしく帰って休みなさい。)
The sea is really rough today. Don’t be a hero, stay out of the water.
(今日は海がすごく荒れてるよ。無茶して泳いだりしちゃダメだよ。)
Don’t be a hero and try to carry all those boxes at once. Use the cart.
(いい格好してその箱を一度に運ぼうとしないで。台車を使いなよ。)
CHUCK/チャック流・覚え方のコツ
『CHUCK/チャック』のチャックとケイシーの対比をイメージするのが一番です!
強くて怖いケイシーが、おどおどしているチャックに「じっとしてろ」という意味を込めて放つこの言葉。反対に、自分自身が「あ、今ちょっと無理しようとしてるな」と思ったときに、チャックのように「I’m not trying to be a hero.(別にヒーローになるつもりはないよ=無茶はしないよ)」と自分に言い聞かせるように覚えると、セットで使いやすくなりますよ。
🔍 似た表現・言い換えとの違い
「無茶をしないで」というニュアンスの表現は他にもありますが、状況によって使い分けが必要です。
- Don’t be a hero:能力以上のことをして目立とうとするのを止める。「無謀な勇気」を戒めるニュアンス。
- Don’t push yourself:体調や能力の限界を超えて頑張りすぎるのを止める。「無理しないでね」という優しい響き。
- Play it safe:石橋を叩いて渡るように、「安全策をとれ」と促す。
日常生活で「体調悪いのに仕事頑張りすぎだよ!」と言いたいときは、Don’t push yourself が自然ですが、ちょっと冗談めかして「ヒーロー気取りかよ!」と突っ込みたいときは Don’t be a hero がハマります。
まとめ|「Don’t be a hero」で冷静さを取り戻そう
今回は『CHUCK/チャック』から、アクションシーンの定番フレーズ「Don’t be a hero」をご紹介しました。
チャックのように、自分の弱さを認めて「無理はしない!」と断言するのも、時には大切な勇気ですよね。もし周りに、自分の限界を超えていい格好をしようとしている人がいたら、少しの皮肉と優しさを込めて、このフレーズを使ってみてください。
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