ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S06E08に学ぶ「at this point」の意味と使い方

at this point

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』シーズン6エピソード8の、法医学チームが遺体の謎に向き合うシーンから、
状況の途中経過をスマートに伝えられるフレーズ「at this point」をご紹介します。

「今はまだわからない」「現時点ではこの状況です」——
日常でもビジネスでも使いたい場面が多い表現ですよね。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ジェファソニアン法医学研究所のラボで、トラックと一体化するほど溶けた奇妙な遺体を前に、
ホッジンズが興奮気味に話しかけます。それに対しカムとブレナンが冷静に現状を整理します。

Hodgins:Sure! Booth said the dude melted into the truck.
(もちろん!ブースが言うには、男がトラックの中に溶け込んでるって。)

Cam:At this point, we haven’t been able to determine gender.
(現時点では、性別すら特定できていないわ。)

Brennan:And bones don’t melt, Dr. Hodgins. The melting process represents a change of state from a solid to a liquid, an impossibility with bones.
(それに骨は溶けないわ、ホッジンズ博士。溶解プロセスは固体から液体への状態変化を意味するから、骨では不可能なの。)

Bones Season6 Episode8(The Twisted Bones in the Melted Truck)

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

シーン解説と心理考察

ブースの言葉を鵜呑みにして「男(dude)」と決めつけ、珍しい遺体の状態に無邪気な好奇心を燃やすホッジンズ。
それに対しカムは「現時点ではまだ性別すらわかっていない」と冷静に釘を刺します。

確証のない段階でどんどん話を進めようとするホッジンズと、
確実な事実と証拠だけを積み上げようとするカムやブレナン。

この対比が、チームのバランスとプロフェッショナリズムを物語っているシーンです。
それぞれの個性が自然に滲み出る、BONESらしいやり取りです。

「at this point」の意味とニュアンス

at this point
意味:現時点では、今のところは、この段階では

過去から未来へと続く時間の流れの中で、
「今、この一点においては」とピンポイントで状況を切り取る表現です。

単に「今は」と述べるだけでなく、
「調査が進めば今後は変わるかもしれない」という含みを持たせたい時に特に重宝します。

ビジネスの進捗報告や、まだ結論が出ていない進行中の話題で
客観的かつプロフェッショナルな印象を与えられる表現です。

【ここがポイント!】

このフレーズの最大の魅力は、「現在という通過点」を伝えるニュアンスにあります。

ただ事実を述べるのではなく、
「刻一刻と変化しているプロセスの中の、あくまで今この段階では」
という奥行きが言葉に加わります。

拙速な判断を避け、現状を誠実に伝えるプロの表現として、ビジネスシーンで特に力を発揮します。

実際に使ってみよう!

At this point, we don’t have enough information to make a decision.
(現時点では、決定を下すための十分な情報がありません。)
会議などで、焦らず情報収集を続ける姿勢を示すビジネスの定番フレーズです。

I can’t promise anything at this point.
(今のところは、何もお約束できません。)
将来的な可能性は残しつつ、現状での確約を丁寧に避ける際に使える表現です。

We are doing well at this point, but we need to stay focused.
(今のところ順調ですが、引き続き集中が必要です。)
プロジェクトの途中経過を報告しながら、チームを引き締めるリーダーシップを感じさせる一文です。

『BONES』流・覚え方のコツ

時間の流れを一本の長い線として想像し、
カムがその線の上に「現在地」を示すピン(point)をプスッと刺す様子をイメージしてみてください。

「まだこのピンの位置にいるから、性別もわからないのよ」
と落ち着いてホッジンズを諭すカムの表情とセットで覚えると、
進行中の出来事における「現在地の客観的な報告」というニュアンスが自然と定着します。

似た表現・関連表現

currently
(現在は、今のところ)
客観的に現在の状態を述べるフォーマルな単語です。変化や流れのプロセスを強調する度合いは at this point より少し弱くなります。

for now
(当面は、今のところは)
「とりあえず今はこれでいくが、後で変わる(変える)」という一時的な対処のニュアンスが強い表現です。より仮の決定である響きがあります。

so far
(これまでのところは)
過去の起点から現在に至るまでの期間全体を振り返る表現。at this point が現在という「点」にフォーカスするのに対し、so far は過去から続く「期間(線)」にフォーカスします。

深掘り知識:時間と空間を行き来する「point」

point はラテン語の pungere(刺す)に由来し、
もともとは「鋭く尖った先端」や「針で刺した小さな点」を意味していました。

そこから地図上の「地点(空間的な位置)」を表すようになり、
さらに時間の流れの中の「時点」も表すようになりました。

フォーマルな場では at this point in time(現時点において)と表現されることもありますが、
日常会話では at this point と省略されるのが一般的です。

空間的な現在地と時間的な現在地を、同じ「点」という感覚で捉える英語の論理——
知っておくと、フレーズの持つイメージがより立体的に感じられますよ。

まとめ|現在地を的確に伝えるプロの表現

今回は『BONES』のエピソードから、状況の途中経過を報告する表現「at this point」をご紹介しました。

変化の激しい日常やビジネスにおいて、「今はこうである」と現在地を的確に共有することは、
スムーズなコミュニケーションと信頼構築の第一歩ですよね。

焦らず現状を整理して相手に伝えたい場面で、ぜひ活用してみてください。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次