ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S6E2に学ぶ「get going」の意味と使い方

get going

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』シーズン6エピソード2の終盤のバーシーンから、
「さあ、そろそろ行こうか」という場面転換にぴったりな「get going」をご紹介します。

会話の締めくくりや帰り際に、さらっと使えたらかっこいいですよね。
あなたは今、どんな場面でこの一言を使いたいですか?

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

事件解決後、行きつけのバーで語り合うブースとブレナン。
そこへブースの恋人ハナが合流し、次の予定へ向かおうとする場面です。
穏やかなようで、ブレナンにとっては複雑な感情が交差する一幕でもあります。

Hannah:I’ll have one or two or three at dinner. We should go we’re be late.
(ディナーで1杯か2杯、いや3杯は飲むわ。遅れるからもう行かないと。)

Booth:Yeah, we should get going.
(ああ、そろそろ行かないとな。)

Hannah:Do you want to go?
(あなたも行く?)

Brennan:Oh no, thanks. I have to catalog all the forensics.
(いいえ、遠慮しておくわ。法医学的証拠をすべて分類しないといけないの。)

Bones Season6 Episode2(The Couple in the Cave)

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

シーン解説と心理考察

この直前まで、ブースとブレナンは「愛のための自己犠牲は非論理的か」という深いテーマで、少し棘のある議論を交わしていました。
そこへドレスアップしたハナが登場し、場の空気が一気に華やかなプライベートモードへと切り替わります。

ブースの「get going」は、単なる出発の合図ではありません。
ブレナンとの仕事上の時間から、ハナとの恋人としての時間へシフトする、スイッチのような一言です。

ハナから気さくに誘われたブレナンですが、2人の邪魔をしてはという配慮と、目の前で幸せそうにするブースを見る胸の痛みを隠すように、未分類の証拠品を口実にして断っています。
短いやり取りの中に、たくさんの感情が凝縮されたシーンです。

「get going」の意味とニュアンス

get going
意味:そろそろ行く、出発する、行動を起こす、活動を始める

get は「ある状態への変化・移行」を表す動詞で、going は「動いている状態」を表します。
この2つが組み合わさることで、「止まっている状態から、動き出す状態へのシフト」というニュアンスが生まれます。

単に「行く」と言うよりも、「さあ、そろそろ腰を上げようか」という準備感や前向きな勢いが含まれているのが特徴です。
物理的な移動だけでなく、停滞していた作業やプロジェクトを本格始動させるという意味合いでもよく使われます。

【ここがポイント!】

ネイティブが感じるコアイメージは、「エンジンをかけて動き出す勢い」です。

ただ立ち去るのではなく、次の目的地やステップへ向けてギアを入れるという、前向きな心理状態を含んでいるのがこのフレーズの大きな魅力です。

相手への「そろそろ行きましょうか」というソフトな促しとしても自然に使えるため、会話の切り上げどきに迷ったときにもとても重宝します。

実際に使ってみよう!

It’s getting late. We should get going before the traffic gets bad.
(遅くなってきたね。渋滞がひどくなる前に、そろそろ出発しなくちゃ。)
友人宅やパーティーの帰り際に、時計を見ながら退出のタイミングを図るシーンで使える定番フレーズです。

We finally got the approval, so let’s get going on this project.
(ついに承認が下りたので、このプロジェクトを本格的に始動させましょう。)
準備段階が終わって実際の作業をスタートさせるとき、チームにハッパをかけるビジネス場面でも活躍します。

I usually need a strong cup of coffee to get going in the morning.
(朝、活動のスイッチを入れるには濃いコーヒーが1杯必要なんです。)
物理的な移動だけでなく、「1日を始める・頭と体を目覚めさせる」という意味でも使える便利な言い回しです。

『BONES』流・覚え方のコツ

バーの椅子に座っていたブースが、よし行こうと立ち上がり、ハナと共に新しい時間へ踏み出す姿をイメージしてみてください。

「止まっている状態からアクティブな状態へ、ギアを切り替える瞬間」に使われるフレーズだと視覚で覚えると、会話でもスムーズに引き出せるようになります。
ブースがバーを出るあの一歩を、頭の中で何度か再生してみてくださいね。

似た表現・関連表現

head out
(出発する、向かう)
特定の場所へ向かって外へ出る、という方向性が強調される表現です。get goingよりも物理的な移動のニュアンスが強くなります。

hit the road
(出発する、旅に出る)
車で出かける際や長い道のりへ出発する場面で使われるカジュアルなイディオムです。日常のちょっとした外出よりも、しっかりとした移動の際に出番が多い表現です。

make a move
(行動を起こす、そろそろおいとまする)
パーティーなどで腰を上げようかと提案する際に使われます。恋愛でアプローチを仕掛けるという意味でも使われる多義的なフレーズです。

深掘り知識:getを使った状態変化のダイナミズム

英語の get + 現在分詞 という形は、「静止した状態から躍動感ある状態へのシフト」を表すのにとても適した構造です。

start goingbegin going と比べると、get going は口語的で勢いがあり、状態の変化そのものに焦点が当たっています。
同じ構造を持つ表現に、get talkingget moving などもあります。

たとえば、初対面の人と何かをきっかけに急に会話が盛り上がった時、We got talking about our favorite movies. と言えます。
このように get + 現在分詞 は、ある動作がグッと勢いづいて始まるプロセスを生き生きと描写できる形です。

この文法的な成り立ちを意識することで、表現の幅がぐっと広がります。

まとめ|場面転換に役立つマジックフレーズ

get going」の意味と使い方をご紹介しました。

日常のちょっとした場面転換や、仕事で重い腰を上げる際の声かけとして、知っていると非常に重宝する前向きなフレーズです。
停滞した状態から一歩を踏み出すとき、ぜひこの一言を使ってみてくださいね。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次