ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S7E7に学ぶ「get out of the way」の意味と使い方

get out of the way

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』シーズン7エピソード7から、「get out of the way」を紹介します。

「どいて!」「邪魔にならないようにするね」——この一言、場面によって全然雰囲気が違うって知っていましたか?

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

事件の手がかりを求めて刑務所にやってきたブレナンとブース。
臨月のブレナンは危険を顧みず、凶悪犯たちが集まる騒然とした場所へ堂々と足を踏み入れ、目当ての人物を大声で呼び出します。
ブースの制止など、まるで聞こえていないかのようです。
そして面白いのは、このシーンでフレーズを使うのがブレナンだけではないという点です。

Brennan:I want Haze Jackson!
(ヘイズ・ジャクソンを出して!)

Booth:Hey, Bones!
(おい、ボーンズ!)

Man:Hey, man, get out the way; she’s pregnant.
(おいお前ら、そこをどいてやれ。彼女は妊娠してるんだ。)

Brennan:Get out of my way.
(どいて。)

Bones Season7 Episode7(The Prisoner in the Pipe)

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シーン解説と心理考察

ブースの制止も聞かず、事件解決のために危険な刑務所内で大声を出して囚人を呼び出すブレナン。
普通なら恐怖を感じる場面ですが、彼女の強靭な目的意識がそれをはるかに上回っています。
面白いのは、凶悪犯であるはずの周囲の男たちが、大きなお腹を抱えたブレナンを見て慌てて周囲に指示を出している点です。
しかもその直後、ブレナン自身も同じフレーズで前に進んでいきます。
緊迫した場面でありながら、ブレナンの気迫と圧倒される囚人たちのギャップが少しユーモラスに描かれていますね。

「get out of the way」の意味とニュアンス

get out of the way
意味:邪魔にならないようにする、道を空ける、どく

「get(動く)+ out of(〜の外へ)+ the way(道、進路)」という構成の通り、物理的に誰かの進路から外れることを意味します。

また、物理的な道だけでなく、物事の進行を妨げる障害を取り除くという比喩的なニュアンスでも使われます。

日常会話からビジネスシーンの課題解決まで、幅広く登場する汎用性の高い表現です。

【ここがポイント!】

ネイティブがこのフレーズを使うときのイメージは「クリアな進路の確保」です。

邪魔なものを取り除いてスムーズに事が運ぶようにする、そんな勢いが含まれています。
また、今回の男性のセリフのように、口語や切羽詰まった状況では「of」が省略されて「get out the way」と発音されることが非常によくあります。

「get out of the way」と「get out the way」は同じ意味で、後者のほうが会話ではむしろよく聞こえる形です。
映画やドラマでのリスニングで「あれ、of が聞こえない?」と思ったら、この省略パターンを思い出してみてください。

実際に使ってみよう!

Please get out of the way so I can park my car.
(車を駐車できるよう、そこをどいてください。)
物理的に道を開けてほしいときに使う最も基本的な形です。少し直接的な表現なので、ビジネスや目上の人に使う際は言い方に注意しましょう。

I’ll get out of the way so you can finish your work.
(あなたが仕事を終えられるよう、私は邪魔にならないようにしておきますね。)
自分が相手の障害にならないよう、自ら身を引く際の気遣いあふれるポジティブな表現です。職場で同僚をサポートする場面などによく登場します。

We need to get these minor issues out of the way first.
(まずはこれらの細々とした問題を片付けてしまう必要があります。)
「人」だけでなく、「問題や課題」を進行の妨げから取り除くという比喩的な使い方です。会議などでよく耳にするスマートな表現ですね。

『BONES』流・覚え方のコツ

臨月のお腹を抱えたブレナンが刑務所の廊下を進むと、それまで騒いでいた囚人たちが左右にサッと分かれていく——あの映像を頭に焼き付けておきましょう。

「進路を塞ぐものが消えてクリアになる」という空間的なイメージと、このフレーズの意味がぴったり重なります。

囚人も道を譲るブレナンの迫力、一度見たら忘れられませんよね。

似た表現・関連表現

get in the way
(邪魔になる、妨げになる。)
今回のフレーズと全く逆の意味を持つ必須表現です。感情やプライドが妨げになる場合にもよく使われ、「Her pride got in the way.(彼女のプライドが邪魔をした)」のような使い方も一般的です。

step aside
(脇へ退く、道を譲る。)
「get out of the way」よりも少しフォーマルで落ち着いた響きがあります。ビジネスシーンで「役職を退く」という意味でも使われる幅広い表現です。

make way
(道を開ける、進路を空ける。)
群衆に対して「道を開けて!」と呼びかける際や、新しいものが古いものに取って代わる際によく使われます。「Make way for the new system.(新しいシステムへの道を開けよ)」のような使い方も覚えておくと便利です。

知っておきたい:「Way」が持つ深い意味

英語の「way」は、単なる道路ではなく「物事の進行プロセスや状態」を表す非常に奥深い単語です。進路上に何かがある状態の「in the way」は邪魔になっている状態を指し、進路上にいる「on the way」は〜へ向かっている途中を意味します。そして「under way」はプロジェクトなどが進行中であることを表します。今回のフレーズは、そのプロセスから完全に外れた状態を描いている表現です。この感覚を掴むと、wayを使った表現全体が一気に見えてきます。

まとめ|道を切り拓くためのパワフルな表現

今回は『BONES』シーズン7エピソード7から「get out of the way」を紹介しました。

物理的に道を空けてもらうフレーズとしてだけでなく、自ら身を引く気遣いの表現や、ビジネスで障害をクリアにする際など、さまざまな場面で活躍する非常に便利な表現です。
口語では「of」が省略されることも多いというリスニングのポイントもセットで覚えておくと、実際のドラマや会話でぐっと聞き取りやすくなります。

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※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

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