ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S7E7に学ぶ「have nothing to do with」の意味と使い方

have nothing to do with

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』シーズン7エピソード7から、「have nothing to do with」を紹介します。「それは関係ない!」と言いたい場面、英語でとっさに出てきますか?

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

妊娠中のブレナンとブースが、出産を控えて病院の見学に来ているシーンです。カトリック系の病院を熱心に勧めるブースに対し、ブレナンは自宅出産を希望して意見が真っ向から対立しています。ブースはあれこれと病院のメリットを並べますが、その必死さがかえって理由を物語っているようにも見えます。

Booth:No, this is a great hospital, okay? They’ve got great doctors, plus they have the best lactation specialist in the world.
(いやいや、ここはすごくいい病院なんだよ?素晴らしい医師もいるし、世界最高の授乳専門家もいるんだ。)

Brennan:Okay, you have made your preference for our baby being born in a Catholic hospital very clear.
(カトリック系の病院で赤ちゃんを産みたいっていうあなたの希望はよくわかったわ。)

Booth:Catholic has nothing to do with it, okay? It’s just, it’s an outstanding hospital, right?
(カトリックは関係ないんだ、いいかい?ただ、ここは素晴らしい病院なんだよ、そうだろ?)

Brennan:Mm-hmm. I want a home birth, where I can control things.
(ええ。私は自分でコントロールできる自宅出産がいいの。)

Bones Season7 Episode7(The Prisoner in the Pipe)

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シーン解説と心理考察

熱心なカトリック教徒であるブースですが、この病院を勧める理由はあくまで「設備が素晴らしく安全だから」だと必死にアピールしています。一方のブレナンは、自分自身の知識と環境のコントロールを重視するため、病院での出産には否定的です。ブースは「Catholic has nothing to do with it」と言い切りますが、病院の長所を並べれば並べるほど、却って宗教的な動機を意識しているように見えてしまうのが少しおかしいですね。宗教を信仰とは切り離して淡々と考えるブレナンと、信仰を大切にしながらも正直に言い出せないブースのすれ違いが、このやり取りには凝縮されています。

「have nothing to do with」の意味とニュアンス

have nothing to do with
意味:〜とは(全く)関係がない

成り立ちを分解すると非常に理解しやすい表現です。「have(持っている)+ nothing(何もない)+ to do(するべきこと)+ with 〜(〜に対して)」という構造で、直訳すると「〜に対して、やるべきこと(関わり)を何も持っていない」となります。そこから「全く無関係である」という意味として定着しました。自分には責任がないことを主張したり、相手の誤解をきっぱりと解きたいときにネイティブが好んで使う表現です。

【ここがポイント!】

ネイティブがこのフレーズを使うときのコアイメージは「完全な切り離し」です。単に関連性がないという事実を述べるだけでなく、「私とそれは別問題だ」「そこに線引きをする」という強い意志や勢いが含まれます。言い訳や弁明、あるいは相手の憶測をバシッとシャットアウトする際によく登場するため、少し感情が乗った状態で使われることが多いのが特徴です。今回のブースのように、少し焦りながら言い切るシーンを思い浮かべると、このフレーズのニュアンスがよく伝わります。

実際に使ってみよう!

His bad mood has nothing to do with you.
(彼の機嫌が悪いのは、あなたとは全く関係ないですよ。)
相手が「自分のせいかも」と落ち込んでいるときに、それを明確に否定して安心させてあげる際によく使う温かい表現です。

I have nothing to do with the project anymore.
(私はもうそのプロジェクトには一切関与していません。)
自分がすでに担当から外れていることや、責任の所在が自分にないことをはっきりと伝えたいビジネスシーンで役立ちます。

That has nothing to do with what we are talking about.
(それは私たちが今話していることとは全く関係ありません。)
会議や会話が脱線したとき、あるいは論点をすり替えられそうになったときに、軌道修正を図るための少し強めのフレーズです。

『BONES』流・覚え方のコツ

ブースが少し焦った様子で「カトリックは関係ないんだ!」と言い切りながら、それ以上に言い訳を重ねてしまうシーンをイメージしてみましょう。

自分と相手の推測との間にスパッと境界線を引くイメージと結びつけると、いざという時に自然と口から出てくるようになります。

言いたいことをシンプルに言い切る、このフレーズのキレのよさこそが魅力です。

似た表現・関連表現

be irrelevant to
(〜には無関係である、見当違いである。)
フォーマルな表現で、議論やデータが直接関係していないという客観的な事実を述べる際に使われます。感情的なニュアンスは少なく、書き言葉や公式な場に向いています。

none of someone’s business
(〜の知ったことではない、大きなお世話。)
相手の干渉を強く拒絶する、かなり攻撃的な表現です。使う場面や相手には十分な注意が必要ですね。

have little to do with
(〜とほとんど関係がない。)
「nothing」を「little」に変えることで、完全な否定ではなく「あまり関係性がない」と少しトーンダウンさせることができます。状況に合わせて使い分けましょう。

知っておきたい:欧米文化における境界線と自己主張

この表現が頻繁に使われる背景には、欧米のコミュニケーションにおける「バウンダリー(心理的な境界線)」の概念が深く関わっています。

個人主義の文化では、どこまでが自分の責任で、どこからが他人の領域かを言葉で明確に切り分けることが重要視されます。

「それは私とは無関係だ」と明言することは、自分を守るための正当な自己主張として受け取られるのです。
このフレーズは、そうした個人の境界線を言葉で引くための代表的な表現と言えます。

まとめ|関係性をクリアにする万能フレーズ

今回は『BONES』シーズン7エピソード7から「have nothing to do with」を紹介しました。

相手の誤解を解いたり、自分の立場や責任の範囲をはっきり示したりと、日常会話からビジネスまで幅広く活躍する頼もしいフレーズです。

「私とそれは別の話だ」と線引きするこのフレーズを使いこなせるようになると、会話の中での自分の立ち位置がずっとクリアに伝えられるようになります。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

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