海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回は、誰かが旅行や出張から戻ってきたときに、真っ先にかけたい定番の挨拶をご紹介します。
『BONES -骨は語る-』シーズン1・第1話(Pilot)から、how was ~ です。
グアテマラでの仕事を終え、ラボに戻ってきたブレナン。
そこで彼女を待っていたのは、教え子であり優秀な助手でもあるザックです。
久々に再会した師匠に対し、ザックが放った第一声に注目してみましょう。
実際にそのシーンを見てみよう!
TEMP: Agent Booth, you remember my assistant Zach Addy? (ブース捜査官、助手のザック・アディを覚えてる?)
BOOTH: Oh yeah… (ああ、もちろん……。)
ZACH: How was Guatemala? Dig up lots of massacred victims? Learn a thing or two about machete strikes? (グアテマラはどうだった? 虐殺の犠牲者をたくさん掘り起こした?ナタによる傷についても何か収穫はあった?)
TEMP: Zach, I need water samples and temperature readings from the pond. (ザック、池の水質サンプルと温度データが必要よ。)
BONES, Season 1 Episode 1 (Pilot)
普通の人なら「お土産は?」なんて聞きそうな場面ですが、そこは骨の専門家たちが集まるラボ。
ザックは How was Guatemala? と問いかけつつ、その内容は専門的で少しブラックな興味に満ちています。
相手がどこかへ行っていたとき、その場所での経験を尋ねるこのフレーズは、会話を始める最高のきっかけになります。
フレーズの意味とニュアンス
how was ~
意味:
- 「(場所)はどうだった?」
- 「(場所)での滞在は楽しかった?」
- 「(経験・出来事)はどうだった?」
相手が訪れていた場所や、経験したことの感想を尋ねる表現です。
旅行、出張、留学など、どこかから戻ってきた人に対する最も自然な問いかけとして知られています。
ニュアンス: how was ~ は、相手に具体的なエピソードを話してもらうための「オープンな質問」です。
主なニュアンスは以下の通りです。
- 相手の経験に対する純粋な興味
- 「おかえり」の後に続く、会話を広げるためのマナー
- 景色、食べ物、仕事の内容など、総合的な感想を求める
『BONES』のこの場面では、ザックは単なる世間話としてではなく、研究者としての関心を持ってグアテマラでの「仕事の成果」を尋ねています。
実際に使ってみよう!
How was Hawaii? I bet the weather was amazing.
(ハワイはどうだった?きっと天気も最高だったんでしょうね。)
旅行から帰ってきた友人に対して、感想を聞くときの一番スタンダードな形です。
How was the office today? You look a bit tired.
(今日のオフィス(会社)はどうだった?少し疲れているみたいだけど。)
場所は国や都市だけでなく、職場や学校などの身近な場所にも使えます。
How was the conference in Tokyo? Did you meet anyone interesting?
(東京での会議はどうだった?誰か面白い人に会えた?)
出張から戻った同僚に対して、仕事の様子をスマートに尋ねる際に役立ちます。
BONES流・覚え方のコツ
ザックのように、「場所」の後にその場所特有の話題(ザックの場合は虐殺の犠牲者やナタの傷!)を付け加えるのが、会話を弾ませるコツです。
「グアテマラ」という地名を聞いた瞬間に、そこでの具体的な情景を思い浮かべて質問を投げる。
この「場所+α」のセットでイメージしておくと、how was ~ と聞いた後に会話が途切れる心配がなくなりますよ。
似た表現・関連表現
- How did you like ~? 「(場所や物)はどうだった?(気に入った?)」
相手の好みや主観的な感想をより強く求めるニュアンスになります。 - What was ~ like? 「(場所や物)はどんな感じだった?」
その場の雰囲気や様子を詳しく描写してほしい時に使われる、情報を求める表現です。 - Did you have a good time in ~? 「(場所)では楽しめた?」
相手が楽しく過ごせたかどうかに焦点を当てた、ポジティブな確認のフレーズです。
深掘り知識:ザックが聞いた「machete strikes」
ザックが質問の中で口にしている machete(マチェーテ/ナタ)は、中南米などの農作業でよく使われる大きな刃物のことです。
残念ながら、紛争地などでは武器として使われることも多いため、法人類学者の彼らにとっては「死因を特定するための重要な手がかり」となります。
How was Guatemala? というありふれた挨拶から、一気に専門的な「骨の話」へと踏み込んでいく。
このギャップこそが『BONES』というドラマの大きな魅力であり、ザックというキャラクターの個性を際立たせています。
まとめ|「how was ~」で会話のきっかけを
- how was ~ は「(場所や事柄)はどうだった?」という意味
- 相手の旅行や出張の感想を尋ねる際の超定番フレーズ
- 場所の名前を変えるだけで、どんなシーンでも使える
『BONES』では、このフレーズがラボのメンバーたちの独特な連帯感と、仕事に対する情熱を描き出しています。
皆さんも、誰かがどこかから戻ってきたら、まずはこの一言で「あなたの経験を聞かせて」と伝えてみてくださいね。


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