『BONES -骨は語る-』S06E15 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン6 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 6 Episode 15

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン6第15話「The Killer in the Crosshairs」では、逃亡中の狙撃手を追う捜査班の緊張と、狙撃手本人が持ち出す自己弁護が対峙します。この回の英語の面白さは、正義を絶対的な善悪で語る言葉と、立場や結果で判断する言葉が狙撃犯との対話で衝突するところにあります。

事件の証拠を整理する言葉は、会話の目的が変わると相手との距離を測る言葉にもなります。この回では、ブレナン、ブース、そして周囲の人物が同じ事件を別の角度から説明するため、専門語彙と日常的な言い回しの切り替えが続きます。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES -骨は語る-』S06E15では、逃亡中の狙撃手ブロードスキーが動き出し、ブースは頭脳戦に挑みます。関係者の証言からは、ブロードスキーが何を大義としてきたのかが少しずつ明らかになり、捜査班の会話にも緊張が増していきます。結末に触れない範囲でも、事件の専門語彙と人物同士の距離感を示す英語が同時に現れる回です。『BONES』S06E15のまとめでは、この流れに沿って表現を確認します。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. put away

(刑務所・施設に)入れる、投獄する、という意味の口語表現。

Booth: I bet this is someone we’d both be trying to put away.
(きっとこれも、俺たちが二人して刑務所に送ろうとしていた相手だろうな。)

現場で被害者の身元を確認したブースが、この被害者もまた自分たちが追っていたはずの犯罪者だろうと推測する場面です。捜査の対象が誰であってもおかしくないという皮肉が、この一言に表れています。

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2. keep at arm’s length

人との間に一定の距離を保ち、深く関わらないようにする、という意味の表現。

Brennan: My sponsor believes that it’s very important that I restrain my compulsion to use facts to keep people at arm’s length.
(事実を使って人と距離を置こうとする自分の癖を抑えることが大切だと、カウンセラーは考えているの。)

いつもより口数の少ないブレナンが、自分の癖を自己分析して打ち明ける場面です。事実を並べることが同時に人との距離を保つ手段にもなっている、という自覚がここに表れています。

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3. flip on

仲間を裏切って情報を売る、警察に密告する、という意味の口語表現。

Caroline: Coolidge flipped on Ortiz, and sent him to prison.
(クーリッジはオルティスを裏切って、刑務所送りにしたのよ。)

証人保護プログラムの経緯をブースに説明するキャロラインの一言です。裏切りという行為が、そのまま今回の事件の動機につながっていることを短く示しています。

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4. shoot from the hip

十分に考えないまま発言したり行動したりする、という意味の表現。

Sweets: I’d rather not shoot from the hip on this one.
(この件については、よく考えずに答えたくはないな。)

赤ちゃんの名付けについて意見を求められたスイーツが、即答を避ける場面です。専門家らしい慎重さが、この一言のためらいに表れています。

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5. save one’s bacon

危機的な状況から誰かを救う、窮地を助ける、という意味のくだけた表現。

Booth: He saved their bacon.
(彼が仲間の窮地を救ったんだ。)

ブロードスキーの過去の行動を調べるうち、彼が部隊の仲間を救った事実が語られる場面です。狙撃手という肩書きだけでは測れない一面が、この一言に表れています。

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6. middle of nowhere

何もない、人里離れた場所を指す表現。

Brennan: It’s like someone built a hallway in the middle of nowhere.
(まるで誰かが、何もない場所にわざわざ通路を作ったみたいね。)

不自然な壁を見つけたブレナンが、その違和感を言葉にする場面です。何もないはずの場所にある人工物が、事件の手がかりとして浮かび上がります。

7. collateral damage

目的を果たす過程で生じる、意図しない被害や犠牲を指す表現。

Broadsky: You never could stand the idea of collateral damage.
(お前は昔から、巻き添えの犠牲というものに耐えられなかったな。)

ブースと対峙したブロードスキーが、二人の考え方の違いを突きつける場面です。自分の正義のためなら犠牲もやむを得ないとする立場が、この一言に凝縮されています。

8. off the reservation

決められた規範や組織の統制から外れて行動する、という意味の表現。

Booth: No, you’re off the reservation, pal.
(いや、お前はもう組織の統制から外れてるんだよ。)

かつて同じ側にいたと主張するブロードスキーに対し、ブースがその主張を退ける場面です。かつての繋がりを認めつつも、今は違う立場にいることを明確にしています。

9. pretty much

ほとんど、だいたい、という程度を表すくだけた表現。

Booth: We pretty much know the when.
(いつ起きるかは、もうほとんど分かっている。)

狙撃の場所と時刻を絞り込む捜査会議での一言です。断定を避けながらも、確信に近い状態であることを示す言い回しです。

10. believe in

ある考え方や価値観を絶対的なものとして信じる、という意味の動詞句。

Booth: You don’t believe in absolutes like good or bad.
(お前は、善悪みたいな絶対的なものを信じちゃいないんだ。)

善悪をわかりやすく言い切ろうとした相棒が、この人物の考え方をあらためて言い当てる場面です。断定を避ける姿勢そのものが、相手の口から説明されるという逆転がここにあります。

このエピソードの英語学習ポイント

逃亡中の狙撃手を追うこの回では、断定を避ける言い回しと、覚悟を示す言い切りが場面ごとに使い分けられます。冒頭の現場では、ブースが”I bet this is someone we’d both be trying to put away.”と、被害者もまた自分たちが追っていた側の人間だろうと推測します。捜査の対象が入れ替わりうるという皮肉が、この一言に表れています。

いつもより口数の少ないブレナンは”My sponsor believes that it’s very important that I restrain my compulsion to use facts to keep people at arm’s length.”と自己分析します。事実を並べる癖が、人との距離を保つ手段にもなっているという自覚が、ここでは珍しく言葉になっています。

証人保護の経緯を説明するキャロラインは”Coolidge flipped on Ortiz, and sent him to prison.”と、裏切りが動機に結びつく経緯を短く語ります。この一文だけで、事件の背景にある人間関係の構図が見えてきます。

名付けの相談を持ちかけられたスイーツは”I’d rather not shoot from the hip on this one.”と即答を避けます。専門家としての慎重さが、私的な相談の場でもそのまま表れています。

ブロードスキーの過去を調べる場面では”He saved their bacon.”と、彼が仲間を救った事実が語られます。狙撃手という肩書きだけでは測れない一面が、この短い一言に含まれています。

不自然な壁を見つけたブレナンは”It’s like someone built a hallway in the middle of nowhere.”と違和感を口にします。何もないはずの場所にある人工物への着目が、そのまま捜査の手がかりになります。

対峙した狙撃手ブロードスキーは”You never could stand the idea of collateral damage.”と、二人の価値観の違いを突きつけます。捜査官の側はこれに応じて”No, you’re off the reservation, pal.”と、かつての繋がりを認めつつも今は違う立場にいることを断定します。捜査会議では”We pretty much know the when.”と確信に近い状態が示され、最後には”You don’t believe in absolutes like good or bad.”と法医学者の考え方が言葉にされます。曖昧さを残す表現と結論を急ぐ宣言が交互に現れるこの流れが、この回の対立軸をそのまま音として表しています。

この回を音声で確認するときは、曖昧さを残す側と結論を急ぐ側を区別すると、正義に対する立場の違いがそのまま口調の違いとして表れていることに気づけます。put awayやoff the reservationのように結末を示す動詞句と、pretty muchやshoot from the hipのように確信の度合いをぼかす表現が同じ会話の中で入れ替わる箇所を追うと、捜査が進むにつれて断定の比率が増えていく流れも音として確認できます。

キャラクター別|英語の特徴

テンペランス・ブレナン|簡単な言葉への言い換えを皮肉で返す

善悪をわかりやすく説明しようとするブースに対して、ブレナンが切り返す場面です。

Brennan: Why don’t you try and say it in teeny tiny words?(うんと簡単な言葉で言ってみたらどう?)という返しは、単なる拒否ではなく、相手の単純化そのものを皮肉る言い方です。難しい説明を拒む態度ではなく、説明の仕方そのものを試すような語調に、この人物らしい距離の取り方が表れています。

この人物の英語を読むときは、質問に対して即座に答えを出すのではなく、問いの立て方そのものを言い返しているかどうかに注目すると、ブレナンの会話の運び方が見えやすくなります。

シーリー・ブース|短い宣言で覚悟を言い切る

ブロードスキーとの対決を前にして、ブースが自分の意志を短く宣言する場面です。

Booth: I’m coming after you, Jacob.(お前を追い詰めてやる、ジェイコブ。)という一言は、脅しでも交渉でもなく、これから自分が何をするかだけを述べる宣言です。感情の説明を挟まず、行動の予告だけで会話を締めくくる短さに、この人物らしい話し方が表れています。

台詞を聞くときは、説明の長さよりも、宣言までの速さに注目すると、状況をどう受け止めているかが伝わってきます。

ジェイコブ・ブロードスキー|脅しを事務的な語彙で告げる

ブースへの警告として、ブロードスキーが彼の息子に触れる場面です。

Broadsky: He’ll be the collateral damage.(あの子は、巻き添えの犠牲になるだろうな。)という一言は、感情的な脅迫の言葉ではなく、軍事作戦で使うような事務的な語彙で語られています。個人的な脅しを一般的な用語に置き換えることで、かえって不気味さが増す話し方です。

ブロードスキーの台詞を聞くときは、内容の重さと語彙の事務性のギャップに注目すると、この人物が自分の行動をどう正当化しているかが見えてきます。個人的な恨みや怒りの語彙を使わず、作戦報告のような口調を保ち続けることが、彼の主張する「正義」の一貫性をかえって際立たせています。

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