『BONES -骨は語る-』S09E18 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン9 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 9 Episode 18

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン9第18話「The Carrot in the Kudzu」では、身近な相手にどこまで率直な意見を言葉にするかという慎重さと、ファンの思い入れが行き過ぎてしまう率直さのなさが、「言いすぎる/言えない」という危うさを異なる場面で描きます。事件を追う専門的な会話と、私生活や友人関係での気遣いのやり取りが一つの回に置かれているため、英語表現が本音の出し方にどう働くかを追いやすいエピソードです。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES -骨は語る-』S09E18は、子ども向け番組「ベジ・タ・ビルズ」でにんじんのキャラクターを演じていた俳優ジョー・スタークルの遺体が、驚くほどの速さで成長するクズのつるに覆われた状態で見つかる場面から始まります。捜査線上には、熱狂的に応援するあまり常軌を逸したファンや、過去に打ち切りをめぐって対立していた別番組の司会者、そして被害者の家族など、それぞれに事情を抱えた人物が浮かび上がります。一方、ラボではクラークが書き上げた小説の原稿を同僚たちに読んでもらい、率直な感想を聞けるかどうかに気をもんでいます。私生活では、ブースとブレナンが娘クリスティンの誕生日会をめぐって意見をぶつけ合い、逃亡者の娘として育ったブレナン自身の子ども時代の話にも触れていきます。事件の背景を探る会話と、身近な人間関係での本音のやり取りが交互に描かれ、英語表現の温度差を見比べられるエピソードです。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. put the kibosh on

計画や物事を強制的に中止させる、却下するという意味です。

Booth: Listen, you’ve already put the kibosh on the kickball party, the glow-stick party and the reptile guy.
(いいか、君はもうキックボール大会も、グロースティックのパーティーも、爬虫類の人も却下したじゃないか)
BONES Season 9 Episode 18 (The Carrot in the Kudzu)

クリスティンの誕生日会の案をめぐって、ブースがブレナンのこれまでの却下ぶりを数え上げる場面です。感情的に責めるのではなく、事実を列挙して相手の矛盾を指摘する言い方になっています。

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2. have a field day

思う存分楽しむ、格好の話題として盛り上がるという意味です。

Booth: The squints are going to have a field day with that.
(うちのオタクたちはこれに大喜びするだろうな)
BONES Season 9 Episode 18 (The Carrot in the Kudzu)

クズに覆われた異様な遺体を目の当たりにしたブースが、ラボのメンバーの反応を先取りして漏らす一言です。異常な状況をあえて軽い言葉で受け流す、ブースらしい距離の取り方が表れています。

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3. on the run

追われて逃げ回っている、逃亡中であるという意味です。

Booth: But when you’re a little girl, you should be treated like a princess, not some criminal on the run.
(でも小さな女の子のときは、逃亡中の犯罪者みたいにじゃなく、お姫様みたいに扱われるべきなんだ)
BONES Season 9 Episode 18 (The Carrot in the Kudzu)

ブレナンが誕生日会を経験せずに育った理由を知ったブースが、彼女の子ども時代への思いを口にする場面です。事件とは無関係の話題でありながら、ブレナンの過去を理解しようとする言葉になっています。

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4. backseat driving

当事者でない人が横から口を出して指図することという意味です。

Hodgins: I’m cutting as fast as I can, but the backseat driving isn’t helping.
(できる限り急いで切っているんだけど、横からあれこれ言われても助けにならないよ)
BONES Season 9 Episode 18 (The Carrot in the Kudzu)

つるに侵食された遺骨を急いで処置するホッジンスが、周囲からの指示にいら立ちを見せる場面です。作業の手を止めずに不満を口にする、現場ならではの言い方です。

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5. pull the plug

進行中の物事を打ち切る、中止するという意味です。

Crocodile Cowboy: Jake here and Joe, they got into it when Jake pulled the plug on Mirthquake.
(ジェイクとジョーは、ジェイクが「マースクエイク」を打ち切ったときにやり合ったんだ)
BONES Season 9 Episode 18 (The Carrot in the Kudzu)

別の子ども番組の司会者が、被害者との過去のいざこざを説明する場面です。当事者ではない第三者が、対立の経緯を淡々と語る証言口調になっています。

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6. go overboard

限度を超えてやりすぎる、のめり込みすぎるという意味です。

Volker: Maybe I went a little overboard, but that show changed my life as much as my son’s.
(少しやりすぎたかもしれないけど、あの番組は息子だけでなく私の人生も変えたの)
BONES Season 9 Episode 18 (The Carrot in the Kudzu)

被害者に大量のメッセージを送っていた熱狂的なファンが、自分の行動を振り返りながらも正当化しようとする場面です。行き過ぎを認めつつ、そこに理由を添えて自分を守る言い方になっています。

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7. when all is said and done

あれこれ言っても結局のところ、最終的にはという意味の言い方です。

Max: But when all is said and done, honey, your childhood wasn’t so bad.
(でも結局のところ、お前の子ども時代もそう悪くはなかっただろう)
BONES Season 9 Episode 18 (The Carrot in the Kudzu)

逃亡者としての過去について娘に問い詰められたマックスが、話をそらすように子ども時代の思い出へ水を向ける場面です。核心には答えず、良い記憶だけを持ち出す父親らしい言い方です。

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8. get away with murder

重大な悪事をしても罰を受けずに済ませるという意味の言い回しです。

Booth: The fact is that you knew that your brother had a medical condition, so you thought you could scare him so you can get away with murder.
(事実は、あなたが弟の持病を知っていて、脅かせば罪を逃れられると考えたということだ)
BONES Season 9 Episode 18 (The Carrot in the Kudzu)

容疑者を追い詰めるブースが、動機と計画性を一息に言い切る場面です。感情を交えず事実だけを積み重ねて、相手に反論の余地を与えない言い方になっています。

9. right now

まさに今すぐ、この瞬間にという意味です。

Booth: Okay, well, we need a little magic right now.
(よし、それなら今すぐ何か奇跡が欲しいところだ)
BONES Season 9 Episode 18 (The Carrot in the Kudzu)

証拠が乏しい状況に焦れたブースが、専門的な道具の正式名称を訂正されてもなお軽い言い方で急かす場面です。緊迫した捜査の中に息抜きのような軽さを差し込む言い方です。

10. i can’t tell you

言葉では言い表せないほどだ、と伝える定番の前置きです。

Clark: I can’t tell you how much it’s meant to me that you guys all read my book.
(みんなが自分の本を読んでくれたことが、どれだけ嬉しかったか言葉にできないよ)
BONES Season 9 Episode 18 (The Carrot in the Kudzu)

同僚たちに小説の感想を聞かせてほしいと切り出す前、クラークが率直な感謝を伝える場面です。率直な評価を求める緊張感の手前に、まず気持ちを言葉にしておく前置きになっています。

このエピソードの英語学習ポイント

今回の見どころは、身近な相手にどこまで本心を明かすかという加減が、事件の場面と暮らしの場面のそれぞれで違う形に現れている点にあります。

序盤、誕生日会の案をめぐるブースの「Listen, you’ve already put the kibosh on the kickball party, the glow-stick party and the reptile guy」は、感情論ではなく却下された案を並べて相手の矛盾を突く言い方です。事件現場では、異様な状況に直面して「Yeah. The squints are going to have a field day with that」と軽口で受け流し、続けて「But when you’re a little girl, you should be treated like a princess, not some criminal on the run」とブレナンの子ども時代を思いやる言葉に切り替えます。同じ人物の台詞でも、事件の場面と家庭の話題では言葉の重さが変わることがわかります。

ラボでは、つるに侵食された遺骨を扱うホッジンスの「I’m cutting as fast as I can, but the backseat driving isn’t helping」のように、手を止めずに不満を口にする現場らしい言い方が出てきます。証言の場面では、被害者との過去のいざこざを語る「Jake here and Joe, they got into it when Jake pulled the plug on Mirthquake」のように、当事者ではない第三者が経緯を淡々と説明する口調も見られます。

一方、被害者への行き過ぎた思い入れを語るファンの「Maybe I went a little overboard, but that show changed my life as much as my son’s」は、行動の異常さを認めつつも、理由を添えて自分を正当化する言い方です。ここには、本音を隠すのではなくむしろ語りすぎることで生まれる危うさが表れています。対照的に、逃亡者としての過去を問い詰められたマックスの「But when all is said and done, honey, your childhood wasn’t so bad」は、核心に触れず話をそらす言い方で、言わないことによって関係を守ろうとする姿勢が見えます。

容疑者を追い詰めるブースの「The fact is that you knew that your brother had a medical condition, so you thought you could scare him so you can get away with murder」は、感情を交えず事実だけを積み重ねる話法です。同じブースが機材の呼び方を訂正されても「Okay, well, we need a little magic right now」と軽く受け流す場面もあり、緊迫した場面と軽い場面を自在に行き来する話し方の幅の広さがうかがえます。

終盤、小説の感想を求めるクラークの「I can’t tell you how much it’s meant to me that you guys all read my book」は、率直な評価を聞く前にまず感謝を言葉にしておく前置きです。これから聞くかもしれない厳しい意見に備えて、先に本音の一部を差し出しておくような話し方になっています。

こうして見ていくと、この回の英語は「本音をどこまで言葉にするか」という判断が、事件の場面と私生活の場面のどちらにも共通するテーマとして流れていることがわかります。率直に語る台詞と、あえて言葉を濁す台詞を聞き比べると、人物ごとの距離の取り方の違いが見えてきます。

キャラクター別|英語の特徴

ブース|軽さと重さを自在に行き来する

ブースの英語は、場面の緊張度に応じて言葉の重さを切り替える点が特徴です。「Yeah. The squints are going to have a field day with that」のような軽口から、「The fact is that you knew that your brother had a medical condition」のように事実を積み重ねて相手を追い詰める話法まで、同じ人物とは思えないほど幅があります。それでいて「But when you’re a little girl, you should be treated like a princess」のように、ブレナンの過去を思いやる場面では素直な優しさも見せており、状況ごとに言葉のトーンを使い分ける柔軟さが際立っています。

ブレナン|数字を根拠に賛否を示す

ブレナンの英語は、感情を表に出す代わりに数値や事実を根拠として差し出す言い方に特徴があります。誕生日会の案に返す「A recent study showed that over the past 10 years, approximately 65,000 children were treated for injuries received on bouncy houses」は、好き嫌いを語らずに統計を提示することで反対の意思表示に代える話法です。誕生日会を一度も経験しなかったという自分の過去についても、感傷的に語るのではなく「That is correct and I didn’t miss anything」と事実として受け止める姿勢が一貫しています。

クラーク|評価を求める前に気持ちを言葉にする

クラークの英語は、率直な意見を求める場面での緊張感の扱い方に特徴があります。「I can’t tell you how much it’s meant to me that you guys all read my book」は、厳しい感想が返ってくるかもしれない不安を抱えながらも、まず感謝の気持ちを言葉にしておく前置きです。評価を求める側でありながら、相手の言葉を受け止める準備を自分から整えようとする話し方に、クラークらしい誠実さが表れています。

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