ドラマで学ぶ英会話|『ビッグバン★セオリー』S1E6に学ぶ「go with」の意味と使い方

go with

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

「〜にする」「〜を選ぶ」と言いたいとき、”choose”や”decide”以外にもっとカジュアルな言い方があります。
go with——『ビッグバン★セオリー』のコスチューム騒動のシーンで、レナードがラジェシュのコスチュームを見てさらりと使います。
日常会話でよく耳にするのに、意外と自分では使えていないと感じる人も多いはず。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ペニーのハロウィンパーティーに向けて、4人は全員フラッシュのコスチュームを着てきてしまいました。
「誰もフラッシュはなし」で合意したあと、各自が別のコスチュームに着替えて再集合。
そこにラジェシュがトールのコスチュームで登場します。
レナードが「トールにしたの?」と少し意外そうに問いかけると、ラジェシュはすかさず返します。

Leonard:You went with Thor?
(トールにしたの?)

Raj:What? Just because I’m Indian I can’t be a Norse God? No, no, no, Raj has to be an Indian God. That’s racism.
(何?インド人だからノルウェーの神になれないと?それは人種差別だ。)

Raj:I mean, look at Wolowitz, he’s not English, but he’s dressed like Peter Pan. Sheldon is neither sound nor light, but he’s obviously the Doppler Effect.
(ウォロウィッツだってイギリス人じゃないけどピーターパンだろ。シェルドンは音でも光でもないけど、明らかにドップラー効果だ。)

Howard:I’m not Peter Pan, I’m Robin Hood.
(ピーターパンじゃない、ロビンフッドだ。)

The Big Bang Theory Season1 Episode6(The Middle Earth Paradigm)

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シーン解説と心理考察

「トールにしたの?」というレナードのひと言に、ラジェシュが即座にインド人だからという先入観への反論を繰り出すシーンです。
レナードに悪意はなく、ただ少し意外だっただけなのでしょうが、ラジェシュのツッコミのテンポが絶妙で笑えます。
「シェルドンは音でも光でもないけどドップラー効果だ」という一文がさらりと挟まれていて、ここでも笑いを重ねてくるあたりがこの作品らしいです。
ここでのwent withは「〜を選んだ」という軽い選択のニュアンスで使われていて、日常会話にそのまま持ち込めるフレーズです。

「go with」の意味とニュアンス

go with
意味:〜を選ぶ、〜にする、〜と一緒に行く

ここで取り上げるのは「〜を選ぶ・〜にする」という意味のgo withです。
chooseやdecideよりもずっとカジュアルで、「どれにする?」「じゃあこっちにする」というような日常的な選択の場面でよく使われます。

レストランで注文するとき、プランを決めるとき、どちらのデザインにするかを話し合うときなど、軽い決断や選択をするシーンに自然にはまります。

【ここがポイント!】

go withは「〜と一緒に行く」という文字通りの意味もありますが、「その選択肢に乗っかる・その方向にする」という意味でも頻繁に使われます。

特に「I’ll go with ~.」の形は、注文や選択の場面で非常によく使われる定番フレーズです。

また「go with the flow(流れに任せる)」のような慣用表現にも応用されており、覚えておくと使える幅がぐっと広がります。

実際に使ってみよう!

I’ll go with the pasta, please.
(パスタにします。)
レストランでの注文にそのまま使えるシンプルな一文です。

We decided to go with the original plan.
(元のプランにすることにした。)
会議や打ち合わせでの決定を伝えるときに自然です。

So you went with the blue one in the end?
(結局、青いやつにしたの?)
ラジェシュへのレナードのセリフと同じ構造で、過去の選択について聞くときに使えます。

『ビッグバン★セオリー』流・覚え方のコツ

「トールにしたの?(You went with Thor?)」というレナードのセリフをそのまま覚えてしまうのが一番の近道です。
go with + 名詞というシンプルな構造で、後ろに選んだものをそのまま続けるだけ——それだけで「〜にした」が伝わります。
コスチュームを選ぶ、という視覚的にわかりやすいシチュエーションと一緒に記憶しておくと、実際の場面でもすっと出てくるようになります。
「chooseと言いかけたらgo withに変えてみる」だけで、会話のテンポが一気に軽くなるのを感じるはずです。

似た表現・関連表現

go for
(〜にする、〜を選ぶ)
go withと非常に近い表現で、どちらもカジュアルな選択に使えます。「I’ll go for the steak.」のように使います。

opt for
(〜を選ぶ)
go withよりやや丁寧・フォーマルなニュアンスがあります。ビジネス文書や少し改まった場面でも使えます。

go with the flow
(流れに乗る、成り行きに任せる)
go withを使った慣用表現。特定のものを「選ぶ」というよりも、状況や雰囲気に合わせて動くことを指します。

深掘り知識:ネイティブが「choose」より「go with」を好む理由

英語のネイティブスピーカーは、日常会話の中でchooseselectよりもgo withをはるかに頻繁に使います。
chooseには「慎重に比べて選ぶ」というやや重いニュアンスがあるのに対し、go withは「とりあえずこっちにする」という軽さと即決感があります。
カフェで「I’ll go with the latte.」と言うのは自然ですが、「I’ll choose the latte.」と言うと少しかしこまった印象を与えます。
この「軽さ・流れるような決断」のニュアンスこそが、go withがカジュアルな英会話に欠かせない理由です。

まとめ|選ぶ・決める、をもっと自然に

go withは、日常のあらゆる選択場面でさらりと使えるフレーズです。
chooseと言いかけた瞬間にgo withに切り替えるだけで、会話のテンポが軽くなり、一気にネイティブらしい自然さが生まれます。
レストランでも、打ち合わせでも、ショッピングでも——「これにする」と決めた瞬間に、このフレーズが口からすっと出てくるようになったら本物です。
ラジェシュがトールを選んだあの瞬間のように、自信を持って自分の選択を伝えられる英語表現が、また一つ増えました。

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