ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S02E09に学ぶ「good to go」の意味と使い方

good to go

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は、過酷な状況から生還したキャラクターの力強いセリフから、日常会話ですぐに使える便利なフレーズをご紹介しますね。
一緒に楽しく学んでいきましょう。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

土中に生き埋めにされるという絶体絶命のピンチから救出された直後のホッジンズ。
病院で大人しくしているはずが、事件解決のために勝手に抜け出して研究所に戻ってきてしまい、アンジェラにたしなめられるシーンです。

Angela: No, they didn’t. You left without being discharged. You stole crutches – which I had to pay for.
(いや、許可してないわ。あなたは退院許可も出ずに抜け出したのよ。松葉杖も盗んで…私が払う羽目になったんだから。)

Hodgins: They packed me – pumped me full of antibiotics – stitched me up and gave me painkillers, so I’m..I’m good to go.
(傷口は塞いだし、抗生物質もたっぷり注射した。縫合もして痛み止めももらったから、俺は…準備万端だ。)
BONES Season2 Episode9 (Aliens in a Spaceship)

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シーン解説と心理考察

命を落としかけた凄惨な事件の直後にもかかわらず、自分の足にひどい怪我を負った状態のままラボへ戻ってきたホッジンズ。
アンジェラの叱責には、彼を二度と失いたくないという深い愛情と安堵が隠されています。

ホッジンズ自身も深いトラウマを負っているはずですが、彼女を安心させるための不器用な強がりと、自分たちをこんな目に遭わせた犯人を絶対に捕まえるという執念が合わさっています。

満身創痍の体を奮い立たせ、「自分はもう戦える状態だ」とアピールする姿に胸を打たれる場面ですね。

フレーズの意味とニュアンス

good to go
意味:準備完了、いつでもいける、問題なく機能する

「良い(good)」状態に仕上がっており、いつでも「進む・稼働する(to go)」ことができる、つまり「いつでも行動を起こせる状態だ」ということを表すカジュアルで非常に実用的なフレーズです。

ただ単に準備が終わったというだけでなく、「いつでもバッチリいけるよ!」「もう問題ないよ!」という、前向きで頼もしい響きを持っています。

【ここがポイント!】

このフレーズにおける「go」は、単なる「移動」ではなく、「システムや機械が正常に機能する・稼働する」というネイティブ特有のコアイメージを持っています。

ホッジンズは、抗生物質や縫合で修理を終えた自分の体を一種のマシンのようになぞらえ、「メンテナンス完了、正常稼働できる状態だよ」とユーモアを交えてアピールしているのです。
すべての準備が整い、あとはアクセルを踏み込むだけという「青信号(グリーンライト)」のイメージを持っておくと使いやすいですよ。

実際に使ってみよう!

I’ve double-checked all the documents for the meeting. We are good to go.
(会議の資料はすべて再確認しました。準備万端です。)
[解説] ビジネスシーンで、上司やチームメンバーに対して「抜かりはありません、いつでも始められます」と自信を持って報告する際の頼もしいフレーズです。

Just give me five minutes to grab my coffee, and I’ll be good to go.
(コーヒーを買うのに5分だけちょうだい。そうすればいつでも出発できるよ。)
[解説] 友人との待ち合わせやドライブの休憩中など、「あと少しで完璧な状態になるよ!」と待ってくれている相手に伝える時にとても便利ですね。

The IT department updated the software. The system is good to go now.
(IT部門がソフトウェアを更新してくれました。システムはもう正常に稼働します。)
[解説] 人だけでなく、モノ(機械やシステムなど)の準備や修理が完了して「いつでも使える状態」であることを表す使い方も頻繁に登場します。

『BONES』流・覚え方のコツ

今回のホッジンズの痛々しくも頼もしい姿をそのままイメージ記憶に使いましょう。

足には包帯、脇には盗んできた松葉杖というボロボロの姿なのに、「抗生物質(燃料)」と「痛み止め(修理)」のおかげで「自分(というマシン)はもう正常稼働する!(いつでもいける!)」と親指を立てている様子を思い浮かべてみてください。

青信号がパッと灯る映像と、彼の「I’m good to go.」の声をセットにしておくと、準備が整った瞬間に自然と口から出てきやすくなりますよ。

似た表現・関連表現

all set
(意味:すべて準備完了、すっかり整って)
good to go とほぼ同じ意味ですが、こちらは「必要なものがすべて適切な場所にセットされている(整っている)」という状態そのものに重きを置いた表現です。

ready to roll
(意味:出発の準備ができている、始める準備ができている)
roll(転がる)という単語が含まれている通り、車輪が回り出すようなダイナミックな勢いを感じさせるスラングです。「さあ、始めようぜ!」というノリの良い場面で使われます。

up and running
(意味:正常に稼働して、順調に動いて)
機械やシステム、または新しいプロジェクトなどが「立ち上がり(up)、順調に走っている(running)」状態を表します。今回の good to go に含まれる「機能する」というニュアンスと非常に相性の良いビジネス表現ですね。

深掘り知識:動詞「go」の奥深い世界

英語の「go」は「行く」という移動の意味で覚えるのが一般的ですが、実はもっと奥深い広がりを持っています。
例えば、時計が壊れて動かなくなった時、ネイティブは「My watch doesn’t go.(時計が機能しない)」と表現することがあります。また、痛みが消えることを「The pain has gone.」とも言いますね。

今回の good to go も、「出発する」という意味と「機能する・稼働する」という意味が美しく重なり合った表現です。

基本動詞が持つコアイメージ(この場合は「ある状態から別の状態へスムーズに進行・稼働する」)を掴むと、ネイティブの感覚にグッと近づくことができますよ。

まとめ|「準備万端」で次のステップへ進もう

いかがでしたか?
今回は、頼もしい準備完了の合図「good to go(準備完了、いつでもいける)」を深掘りしました。

単なる ready よりもポジティブでこなれた響きを持つこのフレーズは、日常でもビジネスでも大活躍してくれます。
英語学習も、今日学んだフレーズをしっかりとインプットできたら「I’m good to go!」と自分に声をかけて、自信を持って次のステップへ進んでいきましょうね。

次回のエピソードも楽しみにしていてください。

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