ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S02E10に学ぶ「come across」の意味と使い方

come across

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は「探し物をしていたわけじゃないのに、たまたま面白いものを見つけちゃった!」という日常のちょっとしたサプライズの場面で、ネイティブがよく使うフレーズをご紹介しますね。
会話のきっかけ作りにも役立つ表現を、一緒に学んでいきましょう。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

レンジャーの案内で、薄暗く気味の悪い森の奥へと進むブースとブレナン。
はぐれないようにとブースが警告した矢先、ブレナンがスッと姿を消してしまいます。

焦って彼女を探すブースの前に、平然と奇妙なお守り(タリスマン)を観察するブレナンが現れるという、二人の温度差が印象的なシーンです。

Brennan: I saw this, some sort of talisman. These are bones from a bird and the coloring on that ornament looks like dried blood. There are more of them, too.
(これを見て、何かのタリスマンみたい。これは鳥の骨で、装飾の着色は乾いた血のように見えるわ。他にもたくさんあるわね。)

Booth: Geez, they look like eyes. Okay, this is weird. You see a lot of these?
(うわ、目玉みたいだな。よし、これは気味が悪いぞ。こういうのをよく見るのか?)

Ranger Edison: Not me, but I’ve heard some other folks have come across some pretty strange stuff in here.
(私ではありませんが、他の人たちがこの中でかなり奇妙なものに出くわしたという話は聞いたことがありますよ。)
BONES Season2 Episode10 (The Headless Witch in the Woods)

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シーン解説と心理考察

持ち前の探究心で森の異変を冷静に分析するブレナンに対し、ブースは直感的な嫌悪感を抱き「こんな気味の悪いものがよくあるのか?」とレンジャーに尋ねます。
それに対するレンジャーの返答に使われたのが今回のフレーズです。

誰も好んでこんなものを探しているわけではないのに、森を歩いていると「予期せず出くわしてしまう」という事実が、この森に潜む得体の知れない不気味さを一層引き立てていますね。

フレーズの意味とニュアンス

come across
意味:偶然見つける、ふと出くわす、たまたま見つける

「やって来る(come)」と「横切って、向こう側へ(across)」が組み合わさった句動詞です。
自分が歩いている道の向こう側から、対象物がふいっと視界に入り込んでくる、自分の通り道と交差するという情景を思い浮かべるとイメージしやすい表現ですよ。

【ここがポイント!】

同じ「見つける」という意味の find との違いを押さえるのがポイントです。

find は「探していたものをやっと見つけた」という結果に焦点が当たりやすいのに対し、come across は「別のことをしていたら、たまたま視界に飛び込んできた」というプロセスや無作為性に焦点が当たります。
努力して探したわけではない、という偶然の驚きを伝えたい時にぴったりの表現です。

実際に使ってみよう!

I came across a fascinating article about Roman history while researching for my presentation.
(プレゼンのリサーチをしている最中に、ローマ歴史についてのとても興味深い記事に偶然出くわしたの。)
[解説] 本来の目的(リサーチ)とは違うけれど、思わず目を引く有益な情報に出会った知的なワクワク感が伝わります。

If you come across my missing earring while vacuuming, could you let me know?
(もし掃除機をかけてる時に私のなくしたピアスをたまたま見つけたら、教えてもらえる?)
[解説] わざわざ探してとは言わないけれど、もし作業のついでに見かけたら、という柔らかく控えめなニュアンスになります。

I was cleaning out the attic and came across my grandfather’s old fountain pen.
(屋根裏部屋を片付けていたら、祖父の古い万年筆をたまたま見つけたんだ。)
[解説] 全く予期していなかった懐かしいものや、貴重なものとの突然の再会を表現するのに最適なフレーズですね。

『BONES』流・覚え方のコツ

薄暗い森の中を別の目的で歩いていた人々の前に、突突として奇妙なタリスマンが「視界に飛び込んでくる(交差する)」映像をイメージしてみてください。

彼らはそれを見つけようとして森に入ったわけではなく、ただ歩いていたら「向こうからやってきて遭遇してしまった」わけです。
この「自分の通り道に交差してくる感覚」とセットにすると、偶然のニュアンスがしっかりと記憶に定着しますよ。

似た表現・関連表現

run into
(意味:偶然出会う)
come acrossが「物」や「情報」に遭遇した時によく使われるのに対し、run intoは「人」に偶然出くわした時に使われる定番の表現です。

happen to find
(意味:たまたま見つける)
come acrossとほぼ同じ状況で使えますが、「happen to(たまたま〜する)」という偶然の行為そのものをやや強調した言い方になります。

stumble upon
(意味:偶然見つける、思いがけず遭遇する)
stumble(つまずく)という言葉が入っている通り、歩いていて石につまずくように、ハッと驚きながら貴重なものを発見するニュアンスが強い表現ですね。

深掘り知識:もう一つの「come across」の顔

come acrossには「偶然見つける」以外にも、実はもう一つ日常会話で頻出する重要な意味があります。
それは「(人に)〜という印象を与える」という意味です。

例えば、「He comes across as a very confident person.(彼はとても自信に満ちた人という印象を与える)」のように使います。
これも「彼から放たれる雰囲気が、自分のところにやって来て交差する(伝わってくる)」という同じコアイメージから派生しているのです。

一つの句動詞のコアイメージを掴むと、全く違うように見える意味もスルッと理解できるようになるのが、英語学習の面白いところですね。

まとめ|日常の小さな発見を英語で伝えてみよう!

いかがでしたか?
今回は『BONES』の不気味な森のシーンから、日常の「偶然の出会い」を表現できる便利なフレーズをご紹介しました。

調べ物中の思わぬ発見から、探し物のお願いまで、今日からすぐに使える表現です。
ぜひ、予期せぬ素敵なものに出くわした時は、このフレーズを思い出してみてくださいね。

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