ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S02E09に学ぶ「get right on it」の意味と使い方

get right on it

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は、緊迫した捜査の現場でプロフェッショナルたちが交わす、短くも頼もしい返答のフレーズをご紹介しますね。
日常のタスク管理からビジネスまで幅広く使える表現ですので、一緒に楽しく学んでいきましょう。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

連続誘拐犯「墓掘り人」の過去の被害者である双子の少年たちが、どのような状況で亡くなったのかをラボで検証している重苦しい場面です。
ブレナンがホッジンズに対して、冷酷な事実を突き止めるための科学的分析を指示します。

Brennan: And measure oxygen volume in the vat. Find out how long the twins survived.
(それと、タンク内の酸素量を測って。双子がどれくらい生き延びたのか突き止めるのよ。)

Hodgins: I’ll get right on it.
(すぐに取り掛かるよ。)
BONES Season2 Episode9 (Aliens in a Spaceship)

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シーン解説と心理考察

幼い双子の被害者たちが、密閉空間でどれほどの時間を恐怖と共に過ごしたのか。そんな目を背けたくなるほどに残酷な事実を、数字として明確に弾き出さなければならない過酷な指示です。

感情を押し殺して科学的な真実を追求しようとするブレナンに対し、ホッジンズは一切の躊躇や無駄口を挟まず、ただ一言「すぐにやる」と返答します。
悲しみや怒りを胸の奥にしまい込み、一刻も早く犯人を捕まえるために自分の任務へ没頭しようとする、ジェファソニアンの科学者としての深い覚悟とプロ意識が滲み出ている名シーンですね。

フレーズの意味とニュアンス

get right on it
意味:すぐに取り掛かる、直ちに対処する、すぐやります

get on…で「〜に取り掛かる、〜に着手する」という意味になります。
そこに right(まさに、直ちに)が加わることで、「後回しにせず、今すぐやる」という圧倒的なスピード感と優先度の高さが強調されます。it は、直前に相手から頼まれた仕事や、解決すべき課題・トラブルそのものを指しています。

【ここがポイント!】

ネイティブがこのフレーズを使う時、頭の中には「対象物(it)の上に、ピタッと(on)張り付く(get)」という前置詞のコアイメージがあります。

単に仕事を始めるというだけでなく、他のことにはよそ見をせず、その課題に対して真っ直ぐに向き合い、ピッタリと張り付いて集中し始めるような、非常に頼もしく前向きなニュアンスを持った表現ですよ。

実際に使ってみよう!

I understand the urgency of this report. I’ll get right on it.
(この報告書の緊急性は理解しております。すぐに取り掛かります。)
[解説] ビジネスシーンで、上司やクライアントからの急な依頼に対して「即座に対応します」とスマートかつ頼もしく答える際の最高の決まり文句です。

Thanks for letting me know about the water leak, I’ll get right on it.
(水漏れについて教えてくれてありがとう、すぐに対処するよ。)
[解説] オフィスだけでなく、家庭でのちょっとしたお願い事や家事の分担などでも、「後でやるよ」ではなく「今すぐやるね」と相手を安心させるために頻繁に使われます。

We are currently getting right on it to fix the server issue.
(サーバーの問題を解決するため、現在急ぎ対応中でございます。)
[解説] 現在進行形(getting right on it)にすることで、トラブル報告などに対して「まさに今、全力で対処しているところです」という緊迫感と誠意を伝えることができます。

『BONES』流・覚え方のコツ

言葉の響きと身体の動きを連動させるイメージ記憶法がおすすめです。

何か頼まれごとをした瞬間、自分の中にある仕事のスイッチを「ON(オン)」にして、机の上の課題(it)に向かって一直線(right)に前のめりになる(get)感覚を味わってみてください。

ホッジンズが悲しみを振り切るように顕微鏡へ向かったあの姿と、「I’ll get right on it.」という言葉をセットにしておくと、いざという時にフットワーク軽く口から出てくるようになりますよ。

似た表現・関連表現

I’m on it.
(意味:いま対応中です、任せてください)
get right on it が「今から(動作を)始める」ことに焦点を当てているのに対し、こちらは「すでにその仕事の上に乗っている(着手している)」、あるいは「自分が責任を持って引き受けた状態である」ことを表す、より短くて力強い表現です。

get down to business
(意味:本題に入る、仕事に取り掛かる)
雑談や準備を終えて、「さあ、本格的に仕事(ビジネス)に向き合おう」と気を引き締める際に使われる定番のフレーズです。

take care of it
(意味:それを処理する、対処する、引き受ける)
「私が面倒を見ます(処理します)」という意味で、I’ll get right on it. と同じくらいビジネスや日常で頼りにされる表現です。スピードよりも「確実に終わらせる」という責任感に重きが置かれますよ。

深掘り知識:前置詞「on」が持つ「接触」と「集中」

「on」と聞くと「〜の上に」という場所のイメージが強いですが、実はもっと深い「接触(くっついて離れない)」というコアイメージを持っています。

例えば、壁にかかっている時計は「on the wall」、天井の照明は「on the ceiling」と言いますよね。上か下かは関係なく、「ピタッと接触している」状態が on なのです。

そこから派生して、心理的にも「ある物事にピッタリと意識を向けている(=集中している、従事している)」という意味を持つようになりました。
今回の「get right on it」も、課題に対して心がピタッと接触して離れないからこそ、「すぐにとりかかる」という意味になるのです。前置詞の世界は本当に奥深いですね。

まとめ|「すぐやる人」になるための魔法の言葉

いかがでしたか?
今回は、ビジネスでも日常でも相手から信頼される魔法のフレーズ「get right on it(すぐに取り掛かる)」を深掘りしました。

重い事実に向き合うホッジンズの短くも力強い返答には、プロとしての悲壮な覚悟が滲み出ていましたね。
英語学習も、新しいフレーズに出会ったら「後で復習しよう」ではなく「I’ll get right on it!(今すぐ声に出して練習しよう!)」の精神で取り組むと、どんどん実力がついていきますよ。

次回のエピソードも楽しみにしていてくださいね。

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