海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
食事の後や部屋が散らかっているとき、相手に片付けをお願いしたい場面ってありますよね。
今回は、日常で大活躍する便利な表現をご紹介します。日々の家事やちょっとした片付けの際に、ぜひ使ってみてください。
実際にそのシーンを見てみよう!
ブレナンのアパートで、彼女が手作りのマカロニ&チーズをブースに振る舞うシーンです。
ブースが手伝いを申し出ますが、ブレナンは料理ではなく「食後の片付け」を任せます。
Booth: You know, you should let me help.
(なぁ、手伝わせてくれよ。)Brennan: No. Cleaning up. You can do that.
(ダメよ。片付けなら、あなたがやってもいいわ。)Booth: Great. Wow! Mac and cheese!
(最高だ。うわあ!マカロニ&チーズ!)
BONES Season2 Episode20 (The Glowing Bones in the Old Stone House)
シーン解説と心理考察
普段料理をしないブレナンが自分のために食事を作ってくれていることに、ブースは嬉しさと申し訳なさを感じて手伝いを申し出ます。
しかしブレナンは「料理は自分のテリトリーだから触らせないけれど、後片付けなら任せるわ」と、彼女らしい合理的な役割分担を提案しているんですね。
親しい間柄だからこそできる、気負いのない自然なやり取りです。
フレーズの意味とニュアンス
clean up
意味:〜を片付ける、綺麗にする、仕上げる
ただ汚れを落とす「clean」とは異なり、「clean up」には散らかったものを元の場所に戻したり、ゴミを捨てたりして、空間全体を「すっきりと片付ける」という意味合いが含まれます。
食後のテーブルを片付けたり、散らかった部屋を整頓したりする際によく使われる表現です。
【ここがポイント!】
ポイントは前置詞の「up」が持つ「完全に〜し尽くす、仕上げる」というコアイメージです。
「clean」だけだと「拭き掃除をする」ような動作そのものに焦点が当たりますが、「up」が付くことで「散らかった状態から、完全に綺麗な状態へと仕上げる」という結果や完了のニュアンスが強調されます。
さらに劇中のブレナンのように「Cleaning up.(片付けね。)」と動名詞にすることで、「片付けというタスク」をポンと提示する、ネイティブらしい会話の切り出し方ができますよ。
実際に使ってみよう!
I need to clean up my room before my friends arrive.
(友達が来る前に、部屋を片付けなきゃ。)
日常生活で最もよく使うパターンです。散らかった服を畳んだり、ゴミや汚れを取り除いたりして、人を呼べる状態に「仕上げる」ニュアンスが自然に伝わります。
Who is going to clean up this mess?
(誰がこの惨状(散らかった状態)を片付けるの?)
「mess(散らかっている状態、混乱)」と一緒に使われる定番の組み合わせです。子供が散らかしたおもちゃや、パーティー後の片付けなどでよく登場しますよ。
Let’s clean up the kitchen after dinner.
(夕食の後はキッチンを片付けよう。)
ドラマのブレナンのように、食後の後片付けを提案する際にぴったりの表現です。お皿洗いやテーブル拭きなど、一連の作業をすべて終わらせるイメージですね。
BONES流・覚え方のコツ
手作りのマカロニ&チーズを嬉しそうに食べるブースと、彼に「食後の片付け(お皿洗いやキッチンのリセット)」をバッチリ任せるブレナンの姿をイメージしてみてください。
「美味しい食事の後は、最後まで完全に(up)綺麗にする(clean)担当だよ」とセットで覚えるのがポイントです。
単なる掃除とは違う「後始末・仕上げ」のニュアンスが、スッと掴みやすくなりますよ。
似た表現・関連表現
tidy up
(整頓する、こぎれいに片付ける)
「clean up」と最も混同しやすい表現ですが、決定的な違いは「汚れやゴミの有無」です。「clean up」が汚れを落として清潔にするニュアンスを持つのに対し、「tidy up」は物の配置を整えたり、あるべき場所に戻したりする「整理整頓」に特化しています。
clear the table
(テーブルを片付ける、食器を下げる)
食後にテーブルの上にある食器などを「取り除く(clear)」という動作に焦点を当てた表現です。「clean up」よりも具体的に食卓の片付けを指します。
put away
(〜を片付ける、元の場所にしまう)
出しっぱなしになっている本やおもちゃなどを、引き出しや棚などの「所定の位置にしまう」動作に特化した表現です。
深掘り知識:人が「clean up」するとどうなる?
誰もが楽しめる、さらに一歩踏み込んだ知見としてご紹介したいのが、「人」に対して使ったときの面白い変化です。
部屋やキッチンに対して使うことの多い「clean up」ですが、実は人に対して使うと「見違えるように綺麗になる、身なりを整える」という意味になるんです。
例えば、普段はカジュアルな服装の人がパーティーのためにバッチリとドレスアップして現れた時、「You clean up nicely!(見違えるように素敵になったね!)」と褒め言葉として使うことができます。
上級者の方は、部屋の片付けだけでなく、人の身だしなみを「仕上げる(up)」という感覚もぜひマスターしてみてくださいね。
まとめ|日常の「後片付け」をスマートに伝えるフレーズ
いかがでしたでしょうか。今回は、日常のあらゆる片付けシーンで使える「clean up」を深掘りしました。
「clean」と「up」の組み合わせが持つ「完全に仕上げる」という感覚を掴めば、日々の家事や職場の整理整頓を説明する際にも自信を持って使えますよ。
ぜひ実際の暮らしの中で、声に出して練習してみてくださいね。


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