ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S2E21に学ぶ「undergo scrutiny」の意味と使い方

undergo scrutiny

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』S2E21から、ニュースやビジネスの場面でも大活躍する、少し知的でフォーマルなフレーズをご紹介します。

シリアスな場面で使われる表現のニュアンスを、一緒に深掘りしていきましょう!

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ホッジンズとアンジェラの結婚式がまさに始まろうとしている教会。

そこに突然、国務省の捜査官が現れ、二人の結婚許可証に関する衝撃の事実を告げるシーンです。

State department agent: As Federal employees with a security clearance, your marriage license underwent special scrutiny. Especially since your wedding was so hurried.
(機密保持資格を持つ連邦職員として、お二人の結婚許可証は特別な審査を受けました。特に今回は結婚式が急だったもので。)

Caroline: You were married in Fiji four years ago.
(あなたは4年前、フィジーで結婚していたのよ。)

Angela: I jumped over a broomstick with a guy.
(ある男の人と一緒にほうきを飛び越えただけよ。)
BONES Season2 Episode21 (Stargazer in a Puddle)

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

シーン解説と心理考察

ジェファソニアン研究所の職員として、国家の機密情報に触れる立場にある登場人物たち。

そのため、結婚という本来なら最高にロマンチックでプライベートな出来事であっても、背景に問題がないか国務省から「事務的かつ徹底的に」チェックされてしまいます。

幸せに包まれた教会のムードを一瞬にして凍りつかせる、捜査官の冷徹な宣告。

あえてこのお堅い公的用語が使われることで、彼らが置かれている特殊な環境と、アンジェラの自由奔放な過去との強烈なギャップが際立つ、非常にドラマチックな場面ですね。

フレーズの意味とニュアンス

undergo scrutiny
意味:厳しい審査(調査)を受ける、綿密に調べられる

「undergo」は「(検査や試練などを)経験する、身をもって受ける」という意味の動詞です。

そこに「綿密な調査、吟味」を意味する名詞「scrutiny」を組み合わせることで、「細部まで見落としがないよう、非常に厳しく調べ上げられる」というニュアンスになります。

公的な文書の審査、企業への監査、あるいは政治家などの発言が世間から厳しく非難・検証される際など、フォーマルでシリアスな文脈で頻繁に使われる表現です。

【ここがポイント!】

このフレーズが持つコアイメージは「ごまかしのきかない虫眼鏡の下に置かれる」感覚です。

ただ単に「調べられる」のではなく、粗探しをされるかのように隅々までチェックされるという、逃げ場のないプレッシャーが含まれます。

ネイティブがビジネスや議論の場でこの表現を使うとき、その対象がいかに厳格な基準にさらされているかという「重み」や「説得力」を持たせることができます。

実際に使ってみよう!

Our new business plan will undergo scrutiny by the board of directors.
(私たちの新しい事業計画は、取締役会による厳しい審査を受けることになります。)
ビジネスシーンにおいて、重要なプロジェクトや提案が上層部から細かくチェックされる状況を伝える実践的な例文です。

Every candidate must undergo strict scrutiny before being hired.
(すべての候補者は、採用される前に厳格な身辺調査を受けなければなりません。)
「strict(厳格な)」などの形容詞を付け加えることで、審査の厳しさをさらに強調できます。人事やコンプライアンスの話題で役立ちます。

The mayor’s decision underwent public scrutiny.
(市長の決定は、世間の厳しい目にさらされました。)
「public scrutiny(世間の目、公の監視)」という決まり文句を使った表現です。ニュースや社会問題について英語で議論する際に非常に便利です。

『BONES』流・覚え方のコツ

国務省の捜査官が、分厚いファイルや虫眼鏡を持ってアンジェラの過去の記録を「隅から隅までじっくりと吟味している(scrutiny)」姿。

そして、アンジェラがその厳しいチェックの波紋を「身をもって受けている(undergo)」状況をリンクさせてみましょう。

国家機関の冷徹な審査というドラマの緊迫感をセットで思い浮かべれば、この少し硬い表現も自然と記憶に定着するはずですよ。

似た表現・関連表現

be investigated
(調査される、捜査される)
警察や公的機関が事件の真相などを突き止めるために調べる際に使われます。「undergo scrutiny」が書類や内容の「精査」に重きを置くのに対し、こちらは犯罪や不正の「捜査」というニュアンスが強く出ます。

be examined closely
(注意深く調べられる)
医療の診察から書類の確認まで、より日常的で幅広い場面で使える表現です。「undergo scrutiny」ほどの「容赦ない厳しさ」や「重圧」は含まれないため、気負わずに使えます。

be under the microscope
(厳しい目にさらされる、細かく調べられる)
「顕微鏡の下に置かれる」という比喩から生まれたイディオムです。「undergo scrutiny」と同じくらい厳しいチェックを意味しますが、より視覚的で会話向けの生き生きとした表現となります。

深掘り知識:ニュース英語に欠かせない「scrutiny」の力

「scrutiny(名詞)」の語源をたどると、ラテン語で「ゴミをあさる」という意味を持つ言葉に行き着きます。

そこから「隠されたものを見つけ出すための徹底的な調査」へと意味が洗練されていきました。

現代のネイティブは、この言葉を日常のニュースやビジネスで非常によく使います。

たとえば、企業の不祥事や政治家の失言がSNSで大炎上した際、「They are facing intense public scrutiny.(彼らは世間の激しい監視の目に直面している)」のように表現されます。

この単語一つを知っているだけで、英語のニュース記事の解像度がグッと上がり、社会的な話題にも自信を持ってついていけるようになりますよ。

まとめ|フォーマルな英語力を引き上げる知的フレーズ

今回は、国務省の捜査官の宣告から「undergo scrutiny」を学びました。

日常のカジュアルな会話というよりは、公的な場やビジネス、ニュース英語などで頻出する知的な表現です。

このフレーズをマスターすることで、少し硬い英文記事やフォーマルな場面のセリフも深く理解できるようになるはずです。ぜひ、表現の引き出しとして活用してみてくださいね。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次