海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン1 第3話「The Fuzzy Boots Corollary」に登場する、デート直前のレナードの心変わりです。準備を終えたはずのアパートで、レナードは急に弱気になり、シェルドンにキャンセルの電話を頼み込みます。
土壇場での言い訳や心変わりを表す英語表現を、レナードとシェルドンのやりとりから見ていきます。
「maybe this isn’t such a good idea」から始まる心変わり
デート用の服に着替えたレナードですが、緊張が高まるにつれて弱気になっていきます。
Leonard: No reason. Oh, you know what, maybe this isn’t such a good idea.
(とくに理由はないよ。あ、そういえば、これってあまり良い考えじゃないかもしれない。)TBBT Season1 Episode3 (The Fuzzy Boots Corollary)
maybe this isn’t such a good idea は「これはあまり良い考えではないかもしれない」と、決めていたことに急に自信をなくしたときに使える言い方です。シェルドンとのやりとりの末、レナードはとうとうこう言い出します。
Leonard: Oh, who am I kidding, I can’t go through with this, you need to call her and cancel.
(ああ、もう自分を騙すのはやめだ。最後までやり遂げられない、電話して彼女に断ってくれ。)Sheldon: Me?
(僕が?)Leonard: Yes.
(そうだよ。)Sheldon: What should I tell her.
(彼女には何と伝えればいい。)Leonard: I don’t know. Tell her I’m sick.
(わからないよ。具合が悪いって伝えてくれ。)TBBT Season1 Episode3 (The Fuzzy Boots Corollary)
go through with は「気が進まないことを最後までやり遂げる」という意味の句動詞で、can’t go through with this で「これは最後までやり遂げられない」という降参の言い方になります。tell her I’m sick のように tell + 人 + 理由 の形は、その場しのぎの言い訳を人に頼むときの定番の言い方です。
「give me the phone」からの土壇場の逆転
ところが、シェルドンが電話を取ろうとした瞬間、レナードは一転して自分で対応すると言い出します。
Leonard: Give me the phone.
(電話を貸してくれ。)Sheldon: But I thought you wanted to cancel?
(でも、キャンセルしたいんじゃなかったのか?)Leonard: I can’t because if I don’t show up she’ll still be expecting you.
(無理なんだ、僕が現れなかったら、彼女は君のことを待ち続けることになるから。)TBBT Season1 Episode3 (The Fuzzy Boots Corollary)
give me the phone は状況が変わった瞬間の心変わりを表す一言です。そして show up は「約束の場に現れる」という意味の句動詞で、if I don’t show up のように行かなかった場合の状況を説明するときに使えます。
まとめ|心変わりも、言葉にすれば伝えられる
maybe this isn’t such a good idea、go through with、tell her I’m sick、show up。デート直前の弱気も土壇場の心変わりも、英語ではこうした言い回しで表現できます。
次回も『ビッグバン★セオリー』のキャラクターたちと一緒に、英語表現を追いかけていきましょう。
このエピソードで交わされる会話は、フレーズ記事やエピソードまとめでもあわせて紹介しています。
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