『BONES -骨は語る-』S08E19 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン8 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 8 Episode 19

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン8第19話「The Doom in the Gloom」は、ある共同体をめぐる事件の捜査と、スイーツ自身の引っ越しという身近な変化が並行して描かれる回です。この回の英語の対比軸は、事件を前へ進める専門的な説明と、人物が生活や信頼を調整する口語表現が交互に現れるところにあります。

サバイバルを語る場面では、緊迫した状況や備えを説明する言葉が積み重なる一方、スイーツの引っ越しをめぐる場面では、短い一言が同居人たちの本音を漏らします。英語を単語の意味だけで切り取らず、誰が誰に向けて、何のためにその言葉を選んでいるのかを見ると、この回の会話の層が分かれてきます。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

焼けた元海兵隊員の遺骨が、終末論的な備えをして暮らす人々の集団へ捜査を導く。事件の真相を追う中で、スイーツは自分の住まいと将来の選択を考える。事件の恐怖と、平時の生活をどう立て直すかが対照になる。捜査チームは、現場に残された物証をラボで分解し、被害者の生活と周囲の関係を一つずつ確かめます。事件の手がかりが増えるほど、人物の発話には確認、推測、反論、気遣いの違いが現れます。『BONES』S08E19のまとめでは、結末に触れず、物語を動かす会話と英語表現を整理します。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. take out

相手をまとめて倒したり、その場から連れ出したりすることを表す言い方

Sweets: He takes out 40 guys because he’s guided by the spirit of the frog.
(蛙の精霊に導かれているから、彼は40人をまとめて倒すんだ)

開幕直後、休憩中のスイーツが観ていたアクション映画のワンシーンを興奮気味に語る場面です。捜査とは無関係な軽い話題ですが、このあと彼自身が事件と自分の生活の両方に振り回されることになる、この回の導入として機能しています。

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2. read someone their rights

逮捕の際に、被疑者に対して黙秘権などの権利を正式に告げる手続き

Sweets: He doesn’t even have to read them their rights.
(相手に権利を読み聞かせる必要すらないんだよ)

同じ映画評の続きで、スイーツが「正規の手続きを飛ばしても許される」ヒーロー像を面白がる場面です。本来は捜査手続きの用語であるこの表現を、現実離れした映画の痛快さを語るために転用しているのが特徴です。

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3. it looks like

確定した事実ではなく、状況から見てそうなりそうだという見立てを述べる言い方

Sweets: It looks like I’m moving in.
(どうやら、僕は入居することになりそうだ)

不動産の電話を切ったスイーツが、新しいアパートへの入居がほぼ決まったことを独り言のように口にする場面です。まだ正式な契約前の段階であることが、この控えめな言い回しに表れています。

4. there’s no

そうする以外の可能性が存在しないと、強い調子で言い切る言い方

Sweets: There’s no way I’m gonna (phone ringing) let it get away.
(これを逃す手はないよ)

これまで何度も物件探しを口だけで終わらせてきたスイーツが、周囲の疑いの目にもかかわらず今度こそはと言い切る場面です。過去の実績のなさを知る同僚たちとの温度差が、この強い断定の裏にあります。

5. we have to

気が進まなくても、状況が求める行動を取らざるを得ないという言い方

Booth: It never happens, which means we have to make him leave.
(一度もうまくいってない、つまり俺たちが押し出してやるしかないってことだ)

スイーツが「今度こそ引っ越す」と言うたびに結局居座ってきた回数をブレナンと数え上げたうえでの、ブースの結論です。相手の意志任せにせず、周囲が背中を押さなければならないという皮肉交じりの必要性が、この一言にはっきりと表れています。

6. what happened

身に起きた出来事の説明を求める、驚きを含んだ疑問の言い方

Booth: What happened to your arm?
(腕に何があったんですか)

終末論的な備えをして暮らす集団の一員を聴取する場面で、ブースが目に留めた怪我について尋ねます。事件の核心に触れる前段階として、まず目の前の異変から探りを入れる捜査の進め方が表れています。

7. I don’t know

相手の意図や状況がのみ込めず、率直に分からないと認める言い方

Angela: I don’t… I don’t know what you’re doing.
(私…あなたが何をしているのか、分からないわ)

普段は苦手なラボに足を運んだアンジェラが、ホッジンスの実験を前にして戸惑う場面です。言い直しがそのまま台本に残っており、理解しようとする努力と、結局分からない正直さの両方がにじんでいます。

8. leave out

話や説明の一部をわざと、あるいはうっかり省いてしまうこと

Booth: You left out the middle part, which kind of sounds like you were never happy.
(途中の部分を省いてるじゃないか、それだとまるで一度も幸せじゃなかったみたいに聞こえるぞ)

送別の場で、同居の始まりと終わりの不満だけを並べたブレナンに対し、ブースがその言い方の不公平さを指摘する場面です。省略された内容を補うことで、相手の言葉の裏にある本音を引き出そうとしています。

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9. bottoms up

グラスを一気に空けて乾杯する、軽い調子のかけ声

Booth: Bottoms up.
(乾杯)

スイーツの新生活を祝う席で交わされる、短い乾杯の合図です。事件の緊張が続いた回の締めくくりに、日常的で軽やかな一言が置かれることで、生活の場面へと会話の温度が戻っていきます。

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10. I bet

相手の発言に対して、きっとそうだろうと同意や共感を示す短い相づち

Sweets: I bet.
(だろうね)

新しい住まいで迎えてくれた同居人に「きっとここでの暮らしが気に入るよ」と言われ、スイーツが返す短い相づちです。多くを語らずに同意だけを示すこの表現が、それまでのにぎやかな会話とは対照的な、落ち着いた締めの空気を作っています。

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このエピソードの英語学習ポイント

この回は、終末論的な備えをして暮らす集団を追う緊迫した捜査線と、スイーツの引っ越しをめぐるコミカルな日常線が並行して進みます。there’s no と we have to は、その日常線の温度をよく表す二つの表現です。

there’s no は、何度も物件探しを口だけで終わらせてきたスイーツが、今度こそはと自分に言い聞かせるように使う表現です。強い断定形でありながら、これまでの実績のなさを知る読者・視聴者からすると、どこか危うさを含んで聞こえます。その危うさに応じるように、同居させているブースが口にするのが we have to です。相手の意志に任せていては何も変わらないという結論を、皮肉交じりに突きつける言い方になっています。

leave out と bottoms up は、その顛末が描かれる送別の場面に集中して出てきます。leave out は、同居生活の不満だけを並べたブレナンに対してブースが指摘する言葉で、都合の悪い部分を省いた話し方そのものを問題にしています。一方 bottoms up は、そのやり取りの後に交わされる乾杯の合図で、緊張した指摘の場面から一転、日常的な温かさへと会話の空気を戻す働きをしています。

take out と read someone their rights は、事件そのものとは無関係な、スイーツが語る映画評の中に出てきます。本来は捜査手続きに関わる硬い表現を、現実離れしたヒーロー像を面白がるための比喩として使っている点が特徴で、同じ言葉が場面によってどれだけ違う重みを持つかを実感させてくれます。

視聴時は、事件の場面で使われる専門的な語彙と、スイーツの引っ越し話で使われる口語表現とで、話者がどれだけ相手の反応を意識して言葉を選んでいるかに注目すると、この回の対比軸がつかみやすくなります。同じ「必要性を伝える」場面でも、捜査では証拠に基づき、生活の場面では人間関係に基づいて言葉が選ばれている違いが、繰り返し聞くと見えてきます。

キャラクター別|英語の特徴

ランス・スイーツ|映画の熱で日常の不安を語らずに済ませる

休憩中に観ていた映画のワンシーンを、スイーツは仲間相手に興奮気味に語ります。

Sweets: He’s guided by the spirit of the frog.
(蛙の精霊に導かれているんだ)

この軽い映画評が、後半の引っ越し話と対になっています。心理学者としては人の心の機微を読むのが仕事のスイーツ自身が、自分の生活の不安定さについては茶化した軽い話題でやり過ごそうとする傾向を、この場面が先に示しています。荒唐無稽な映画の主人公を熱く語る姿と、現実の物件探しをいつも先延ばしにしてきた事実との落差が、後の同居人たちとのやり取りをより際立たせます。

シーリー・ブース|痛ましい現場でも軽口を切らさない

焼損した遺体という重い現場に対しても、ブースはこう漏らします。

Booth: Oh, God, I hate the toasted ones.
(ああもう、焼けた遺体は本当に苦手だ)

嫌悪感をストレートに口にしながらも、深刻ぶらずに軽い調子で言い切るところに、長年の捜査経験で身につけたブースなりの距離の取り方が表れています。感情を押し殺すのでも爆発させるのでもなく、軽口に変換して現場を乗り切る話し方は、彼が事件のたびに繰り返してきた対処法そのものです。

テンペランス・ブレナン|見た目の印象より骨格の形状を優先する

焼けた遺骨を前に、ブレナンは性別の判定についてこう述べます。

Brennan: Judging by the oval shape of the obturator foramen, the victim is female.
(閉鎖孔が楕円形であることから判断すると、被害者は女性です)

推測や外見の印象に頼らず、骨格の特定の部位の形状という物証だけを根拠にする言い方です。焼損によって多くの情報が失われた遺体であっても揺るがない判断基準を持っていることが、この短い一文からうかがえます。

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