『BONES -骨は語る-』S09E10 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン9 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 9 Episode 10

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン9第10話「The Mystery in the Meat」は、学校給食の缶詰から人体の一部が見つかるという凄惨な発端と、チリの味比べやコオロギスナックの是非といった気楽な食べ物談義が同居する回です。「うまい」「まずい」を語る言葉が、事件の証拠にも日常の雑談にも同じ調子で使われる点が見どころになります。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES -骨は語る-』S09E10では、学校給食に使われたシチューの缶から、食品科学者の遺体の一部が発見されます。食品研究と大量生産の仕組みを一つずつたどることで、被害者が勤めていた職場の複雑な人間関係と利害が徐々に見えてきます。並行して、ブレナンの独身最後の集まりが開かれ、仕事中とはまったく違う打ち解けた空気の中で女性陣の会話が描かれます。ラボでは、デイジーが同僚オリバー・ウェルズとの微妙な関係に頭を悩ませる様子も挟まれます。結末には触れませんが、恐ろしい発見の場面と気の置けない雑談の場面とが、同じ食べ物という題材でしっかりつながっていく回です。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. hands down

比較の余地がないほど、疑いなく一番だと断言する言い方。

Booth: Oh, that is by far, hands down, the best chili I’ve ever had.
(ああ、これは文句なしに、今まで食べた中で一番うまいチリだ。)
BONES Season 9 Episode 10 (The Mystery in the Meat)

凄惨な現場に駆けつけた直後、差し入れのチリを一口頬張ったブースが漏らす一言です。by far と hands down を重ねることで、控えめな性格のブースにしては珍しいほど強い断定になっています。

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2. eat us alive

批判や非難が集中し、立場が非常に苦しい状況に追い込まれるという言い方。

Cam: If the school was serving kids, the press is gonna eat us alive.
(学校が子どもたちに出していたなら、マスコミにひどく叩かれるわよ。)
BONES Season 9 Episode 10 (The Mystery in the Meat)

被害者が給食に使われていた可能性に気づいたカムが、これから起こりうる厄介な事態を先読みする一言です。捕食される側になるという比喩が、この事件の題材と重なって不気味な響きを持ちます。

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3. cross my fingers

うまくいくことを願いながら、結果を見守るという言い方。

Hodgins: Cross my fingers and hope something survived the process.
(うまくいくよう祈りながら、何か手がかりが残ってることを願うよ。)
BONES Season 9 Episode 10 (The Mystery in the Meat)

人体組織が加熱殺菌されてしまった状態でも薬物検査ができるかと問われたホッジンスが、確証のないまま作業に取りかかる一言です。祈るような表現が、科学的な作業にもかかわらず結果を保証できない不安を映しています。

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4. dish about

親しい相手どうしで、うわさ話や近況を気軽に語り合うという言い方。

Angela: I want to dish about married life.
(結婚生活について根掘り葉掘り聞きたいのよ。)
BONES Season 9 Episode 10 (The Mystery in the Meat)

仕事の話で切り上げようとするブレナンを引き止め、アンジェラが前から気になっていた私的な話題に誘う一言です。dish という語が持つくだけた響きが、職場の会話から友人どうしの会話への切り替わりをはっきり示しています。

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5. get away with it

悪いことをしても発覚せず、罰を受けずに済ませてしまうという言い方。

Daisy: Working here has given me a pretty good knowledge of how to kill and how to get away with it.
(ここで働いてきたおかげで、殺し方も、それで逃げ切る方法もよく知ってるのよ。)
BONES Season 9 Episode 10 (The Mystery in the Meat)

同僚オリバー・ウェルズへの苛立ちを抑えられないデイジーが、冗談とも本気ともつかない強い調子で言い放つ一言です。日ごろの法医学の知識をそのまま私的な感情にすり替える発想が、彼女らしい極端さを表しています。

6. go out on a limb

危険や反発を承知のうえで、思い切った発言や行動に踏み出すという言い方。

Cam: Okay, I’m gonna go out on a limb and ask: Daisy, do you want me to have a chat with Oliver?
(思い切って聞くけど、デイジー、私からオリバーに話をしてほしい?)
BONES Season 9 Episode 10 (The Mystery in the Meat)

デイジーの様子から人間関係のもつれを察したカムが、踏み込んだ提案を切り出す前置きとしてあえて使う一言です。木の枝の先まで出るという比喩が、後戻りしにくい発言だという緊張感をよく伝えています。

7. passed over

昇進や選考の機会があったにもかかわらず、選ばれずに見送られてしまうという言い方。

Brennan: So she was passed over for the promotion.
(つまり、彼女は昇進を見送られたのね。)
BONES Season 9 Episode 10 (The Mystery in the Meat)

研究開発部門の人事をめぐる説明を聞いたブレナンが、事実関係をあらためて淡々と確認する一言です。感情を交えない言い切りが、後に続くブースの鋭い指摘との温度差を際立たせています。

8. what’s wrong

現状に対する疑問や不満を、相手に問いかける形で示す言い方。

Hodgins: I mean, what’s wrong with food that’s grown in the ground rather than something that has a chemistry set poured on top of it?
(薬品まみれの食品より、土から育った食べ物の何がいけないんだ。)
BONES Season 9 Episode 10 (The Mystery in the Meat)

加工食品に依存する食品業界のあり方にどうしても納得できないホッジンスが、素朴な疑問をぶつける場面です。自然食を好む人物らしい価値観が、事件の背景にある食品科学とは対照的な形で表れています。

9. for your information

相手が知らないと決めつけて話している事実を、あえて指摘して伝える言い方。

Susan Lauderbach: And for your information, fried crickets are a wonderful snack food with no empty calories.
(言っておきますけど、揚げたコオロギは無駄なカロリーのない、すばらしいスナックなんですよ。)
BONES Season 9 Episode 10 (The Mystery in the Meat)

昆虫由来のたんぱく質を研究していたと説明したローダーバックが、その内容を茶化されてむきになり、栄養面での利点を強く主張し返す一言です。for your information という前置きが、教えてやろうという少し挑発的な態度を加えています。

10. second thoughts

一度決めた考えや行動について、あとから迷いや疑問を持ち始めるという言い方。

Activist: Well, Howard was having second thoughts.
(ハワードは、考え直し始めていたんです。)
BONES Season 9 Episode 10 (The Mystery in the Meat)

タイヤをパンクさせた行為を認めた活動家が、そのあと被害者の側に起きた心境の変化を語る一言です。having という進行形が、迷いが一瞬ではなくしばらく続いた過程だったことを示しています。

このエピソードの英語学習ポイント

事件の入口にあたる場面では、断定と警戒の言葉が対照的に使われます。差し入れのチリを迷わず絶賛する一言と、これから予想される事態に身構える一言は、どちらも強い確信を込めた言い方ですが、向いている方向はまったく逆です。前者は目の前の満足を、後者はこれから起こる困難を語っており、同じ食べ物という話題が、喜びと不安の両方の入口になっている点が興味深いところです。

食品を扱う専門家どうしの会話では、問いかけと言い切りが組み合わさって使われます。加工食品のあり方に納得できず素朴な疑問を投げかける言葉と、茶化された昆虫食の利点を強く言い張る言葉は、話し手が違っても根っこにある価値観がよく似ています。専門知識をそのまま自分の食の好みの正当化に使うという語り口が、立場の異なる二人に共通して表れています。

ラボの人間関係を映す場面では、遠慮のない物言いと気遣いのある物言いが並びます。感情的ないら立ちを冗談めかして口にする一言と、相手の様子を気にかけて踏み込んだ提案をする一言は、どちらも同僚への関心から生まれていますが、表現の選び方は正反対です。事件を追う専門的な言葉づかいとは別に、こうした人と人との距離感を測る言葉が、この回の随所に散りばめられています。人事をめぐる事実確認の場面でも、感情を交えない言い切りのあとに鋭い指摘が続くという構成が見られ、淡々とした報告と踏み込んだ推測とが同じやり取りの中で温度を変えていきます。専門的な調査であっても、人間関係の機微を読み取る視点が欠けていないことが、この回のやり取り全体から伝わってきます。

キャラクター別|英語の特徴

ホッジンス|自然志向の信念を疑問と反論で語る

加工食品に疑問を投げかける場面で、ホッジンスは自分の食に対する価値観を隠しません。専門的な知識を裏づけにしながら、時にむきになって反論する様子からは、研究者としての冷静さと、こだわりを譲らない頑固さの両方がうかがえます。人体組織の分析という無機質な作業の合間にも、祈るような一言をはさむところに、結果を保証できない不確かさへの正直さが表れており、饒舌な主張と控えめな祈りとが同じ人物の中で同居しています。

カム|先を読んで場を仕切る

給食への懸念からマスコミ対応を先読みする一言も、部下の様子を見て踏み込んだ提案をする一言も、カムがまず状況全体を見渡してから発言している点で共通しています。感情的になりがちな話題であっても、冷静に一歩先の展開を見据える姿勢が、研究室を預かる立場らしさを表しています。踏み込んだ提案をする際にも、いきなり相手の領域に踏み込むのではなく、思い切って聞くという前置きを添えることで、相手の意思を尊重する余地をきちんと残しているところにも人柄がにじみます。

デイジー|込み上げる感情を法医学の知識に乗せて語る

同僚への苛立ちを抑えきれないデイジーは、殺しの知識を持ち出すという極端な言い回しで感情を吐き出します。冗談めかしてはいるものの、日ごろ扱う専門知識がそのまま比喩として口をついて出るところに、仕事と感情の距離が近い彼女らしさが表れています。周囲が気遣って踏み込んだ提案をしてくれても、素直に頼るのではなく物騒な軽口で受け流そうとする癖があり、真剣な悩みほど大げさな言葉で包んで隠そうとする不器用さが伝わってきます。

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