ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S3E2に学ぶ「round up」の意味と使い方

round up

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』S3E2から、散らばっている人や物を一箇所にかき集める際に使われる、少しダイナミックで勢いのある表現をご紹介します。

日常のちょっとした場面でも使いやすいフレーズなので、一緒に英会話の引き出しを増やしていきましょうね。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

まずは、今回のフレーズが登場するシーンを見てみましょう。

夜のリンカーン記念館の階段で、お酒を飲んで少し饒舌になったブースがブレナンと語り合う場面です。

愛国心の強い彼が、もし自分がアメリカ独立戦争の引き金となった時代(ボストン茶会事件)に警察官だったらどうしていたか、冗談めかして語っています。

Booth: If I was working law enforcement back in the day when they threw all that tea, alright, in the harbor – I’m good, alright, I’m – I’m good. I would have rounded everybody up and we’d still be English.
(もし俺が、あの港に大量のお茶を投げ捨てた時代に法執行機関で働いていたら…俺は優秀だからな、俺は…俺は優秀だ。全員を一斉検挙して、俺たちは今でもイギリス人のままだっただろうよ。)
Brennan: Ya think?
(そう思う?)
Booth: Yup. Yup. Definitely.
(ああ。ああ。絶対にね。)
BONES Season3 Episode2 (Soccer Mom in the Mini Van)

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シーン解説と心理考察

愛国心あふれる元スナイパーのブースが、歴史的事件である「ボストン茶会事件」を引き合いに出し、「自分なら犯人を全員捕まえて、アメリカは独立せずイギリスのままだったはずだ」と豪語しています。

歴史が変わってしまうほどの自分の優秀さを酔った勢いで自慢するブースと、「本当にそうかしら?」と微笑ましく受け流すブレナンの対比が素晴らしいですね。

二人の間に流れる穏やかで親密な空気が、夜の風景とともに美しく描かれています。

フレーズの意味とニュアンス

round up
意味:一斉検挙する、かき集める、寄せ集める

roundには「丸くする」「囲い込む」という意味があり、upには「すっかり〜する(完了)」というニュアンスがあります。

これらを組み合わせることで、あちこちに散らばっている人や動物、物を、ぐるっと囲い込んで一箇所にすっかり集める行動を指します。

【ここがポイント!】

ネイティブがこのフレーズを使うときのコアイメージは、「カウボーイが馬に乗り、投げ縄で逃げ回る牛の群れを一箇所にまとめるダイナミックな姿」です。

単に「集める」のではなく、「あちこちに散らばっていたり、言うことを聞かなかったりするものを、半ば強引に一つの枠に収める」という少し雑多で勢いのあるニュアンスを持ちます。

刑事ドラマの「一斉検挙する」という意味でお馴染みですが、日常でも「散らばったものを手早くかき集める」という頼もしい表現として大活躍しますよ。

実際に使ってみよう!

それでは、日常会話での使い方を例文で確認していきましょう。

I need to round up the kids and get them in the car. We’re going to be late!
(子供たちをかき集めて車に乗せなきゃ。遅刻しちゃうわ!)
公園や家の中で遊び回っている子供たちを、パパやママが必死に一つの場所にまとめようとする、日常のリアルなバタバタ感が伝わる表現です。

Can you round up everyone for a group photo before they leave?
(みんなが帰る前に、集合写真を撮るためにかき集めてくれる?)
パーティーなどで散り散りになって談笑している友人たちを、手早く一箇所に呼び集めてほしい時にぴったりの言い回しです。

Give me a minute to round up my things, and then we can go.
(荷物をかき集めるからちょっと待って、そうしたら出発できるよ。)
人だけでなく物にも使えます。机の上や部屋に散らかっている自分の持ち物を、ササッと手早くまとめる情景が浮かびますね。

BONES流・覚え方のコツ

カウボーイの帽子を被ったブースが、投げ縄(round)を使ってボストン茶会事件の犯人たちを次々と捕まえ、一箇所にすっかり(up)まとめてしまう姿を想像してみてください。

「俺なら全員かき集めてやる」と酔って豪語する彼の無邪気なドヤ顔とセットでイメージすると、バラバラのものを手早く一箇所に集めるというフレーズの持つ「勢い」が、楽しく記憶に定着しますよ。

似た表現・関連表現

「round up」と似たニュアンスを持つ表現も一緒に覚えてしまいましょう。

gather
(集める、集まる)
round upのような強引さや勢いはなく、意図的に人や物を一つの場所に集める際に使う、最も基本的でニュートラルな表現です。

assemble
(集合させる、組み立てる)
gatherよりも少しフォーマルで、特定の目的のために組織立って人々を集める、または部品を理路整然と組み立てるというニュアンスを持ちます。

collect
(集める、回収する)
あちこちに散らばっているものを、選び出しながら一つ一つ丁寧に手に入れていく過程に焦点が当たる表現です。趣味のコレクションなどにも使われます。

深掘り知識:映画史に残る名ゼリフ「Round up the usual suspects」

海外ドラマや映画が好きなら絶対に知っておきたいのが、「Round up the usual suspects(いつもの容疑者たちをかき集めろ)」というフレーズです。

これは1942年の名作映画『カサブランカ』のラストシーンで、警察署長が部下に放つ映画史に残る超有名なセリフです。

事件が起きた時に「とりあえず、いつもの怪しい連中を一斉検挙してこい」と指示を出すこの言葉は、その後の多くの刑事ドラマや映画でオマージュとして使われ、さらには『ユージュアル・サスペクツ』という大ヒットサスペンス映画のタイトルの語源にもなりました。

この背景を知っていると、ドラマのセリフがもっと深く楽しめるようになりますよ。

まとめ|かき集める勢いを表現して、会話に動きを出そう

今回は、散らばっているものを手早く一箇所に集める表現を紐解きました。

「集める」という行動に、ぐるっと囲い込むような勢いやダイナミックさをプラスできるのがこのフレーズの魅力です。

刑事ドラマのセリフとしてだけでなく、日常で人や物をバタバタと手早く揃えたい時に、ぜひこの躍動感のある表現を取り入れてみてくださいね。

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