『ビッグバン★セオリー』S09E12 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『The Big Bang Theory』シーズン9 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
The Big Bang Theory
Season 9 Episode 12

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ビッグバン★セオリー』シーズン9の第12話「The Sales Call Sublimation」では、ペニーが会ってもらえない精神科医への営業と、望遠鏡室で新天体を探すシェルドンたちの週末が並行して描かれます。レナードは友人たちにからかわれながらも偽の診察予約を引き受け、ペニーの仕事を後押しします。同じ「相手に近づく」場面でも、営業トークと友人へのお願いでは言葉の選び方がまったく違って聞こえます。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ビッグバン★セオリー』S09E12では、製薬会社の営業担当ペニーが、面会を拒み続ける精神科医にどうにか会おうと知恵を絞ります。レナードは友人たちに冷やかされながらも、偽の診察予約を取ってペニーを手伝うことを決めます。一方、望遠鏡室にこもったシェルドン、ラージ、ハワードは、新しい天体を発見できるかどうかに一喜一憂します。せっかく見つけた天体がただの小惑星だったと分かったあとも、シェルドンとラージは名付けの権利を巡って言い合いを続けます。営業の駆け引きと天体観測、性格の違う2つの週末が同時に進むエピソードです。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. an extra pair of hands

もう一人の助け手

Howard: We could always use an extra pair of hands.
(ここでは「もう一人の助け手」という意味です)

an extra pair of hands は「もう一人の助け手」という意味です。エイミー不在で暇を持て余すシェルドンを、ハワードが自宅リフォームの手伝いに誘う場面です。断られる可能性も織り込んだ、気負わない誘い方が伝わってきます。実際にシェルドンはこの誘いをにべもなく断っており、リフォーム作業への関心の薄さがそのまま返事に表れています。

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2. the one to beat

競争相手の中で最も優れたもの

Sheldon: That’s the one to beat.
(ここでは「競争相手の中で最も優れたもの」という意味です)

the one to beat は「競争相手の中で最も優れたもの」という意味です。週末の誘いをハワード、ラージの順に聞いたシェルドンが、ラージの提案を暫定トップに置いて評価する場面です。まだ全員の話を聞き終えていない、比較の途中であることを示す一言です。

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3. lay some groundwork

土台を作る

Raj: What if Leonard made an appointment and tried to lay some groundwork for you?
(ここでは「土台を作る」という意味です)

lay some groundwork は「土台を作る」という意味です。ペニーが医師に会えず困っている場面で、ラージがレナードを偽の患者として送り込むという奇策を提案します。本人ではなく別の人を先に動かして状況を整えるという発想が、この表現に表れています。

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4. rule with an iron fist

強権的に支配する

Sheldon: Come on, Daddy needs a livable planet he can rule with an iron fist.
(さあ、パパが強権的に支配できる住める惑星が欲しいんだ)

rule with an iron fist は「強権的に支配する」という意味です。望遠鏡で見つかった天体の正体が判明する直前、シェルドンが冗談交じりに理想の新惑星を要求します。結果はただの小惑星で、期待とのギャップがそのまま次のせりふの落胆につながります。

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5. settle on

~に決める

Raj: We haven’t settled on anything yet.
(ここでは「~に決める」という意味です)

settle on は「~に決める」という意味です。小惑星の名前を巡ってシェルドンが「僕」を主語にした直後、ラージがすかさず「僕たち」に言い直します。地味なやり取りですが、手柄の所在を巡る小さな主張のぶつかり合いが表れています。

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6. more than welcome

大歓迎である

Raj: You’re more than welcome to join me.
(ここでは「大歓迎である」という意味です)

more than welcome は「大歓迎である」という意味です。望遠鏡室で天体探しをする週末にラージがシェルドンを誘う場面です。他の誘いに比べて控えめな言い方ですが、本人は本気で歓迎しています。

7. low self-esteem

低い自己評価

Raj: Low self-esteem.
(ここでは「低い自己評価」という意味です)

low self-esteem は「低い自己評価」という意味です。偽の診察予約に何と申告するかを話し合う場面で、ラージが真っ先に挙げた候補です。友人をからかいながらも次々に病名が飛び出す、遠慮のないやり取りの一部です。

8. social anxiety

社交不安

Howard: Social anxiety.
(ここでは「社交不安」という意味です)

social anxiety は「社交不安」という意味です。ラージに続いてハワードが挙げた候補で、レナードの性格をネタにした冗談がテンポよく重なっていく場面です。

9. sexual insecurity

性的な不安

Sheldon: Sexual insecurity.
(ここでは「性的な不安」という意味です)

sexual insecurity は「性的な不安」という意味です。ラージ、ハワードに続いてシェルドンが挙げた候補で、3人がかりでレナードをからかう場面の締めくくりにあたります。

10. healthy gravity

適度な重力

Sheldon: Well, as long as it has a healthy gravity and all its moons, I’ll be happy.
(ここでは「適度な重力」という意味です)

healthy gravity は「適度な重力」という意味です。望遠鏡で見つかる天体の正体がまだ分からない場面で、シェルドンが期待する条件を並べます。この直後に判明する正体は小惑星で、ここでの理想の高さが後の落胆をより際立たせています。

このエピソードの英語学習ポイント

この回の軸になるのは、会いたい相手に近づくための英語と、身内同士の軽口が入り混じる週末の英語です。ペニーの営業とシェルドンたちの観測は舞台こそ違いますが、どちらも「相手にどう受け取ってもらうか」を意識した言葉選びが求められる点で共通しています。ペニーの営業と並行して進む望遠鏡室のくだりでは、ラージが lay some groundwork でレナードを患者役に仕立てる作戦を提案し、しぶるレナードは最後に「Fine, I’ll do it.」とだけ返して偽の予約を引き受けます。頼む側の遠回しな言い方と、頼まれた側の短い返事の落差に、二人の距離の詰め方が表れています。一方、望遠鏡室では the one to beat や more than welcome のように、誘いや評価を軽く言い交わす表現が飛び交います。同じ「これ、いいね」と伝える場面でも、ラージの誘い方は控えめで、シェルドンの評価は品定めに近い響きです。settle on のように主語ひとつで手柄の所在が変わる場面や、healthy gravity や rule with an iron fist のように期待と現実のギャップが落ちになる場面もあり、日常会話の英語が笑いの構造とどう結びついているかを確認できます。偽の診察を終えたレナードが「I’ve always been insecure that no one cares about what I have to say」と自分の弱みを打ち明ける場面では、ペニーが茶々を入れながらも、その報告をきちんと聞き取っています。頼みごとの見返りにドクター・フーのコンベンションへの同行を取り付けるくだりも、この夫婦らしい取引の仕方を映しています。

キャラクター別|英語の特徴

ペニー|仕事相手に自然に近づく営業英語

ペニーの発話は、何か月も断られ続けても、粘り強く相手の懐に入り込もうとする姿勢を崩しません。この回でペニーが担うのは、ようやく実現した商談で信頼を築く営業英語という会話上の動きです。会話の中には「And in double-blind studies, Placinex proved extremely effective in treating all kinds of anxiety.」という一言があります。(二重盲検試験で、プラシネックスはあらゆる不安の治療に極めて効果的だと証明されました、という意味です。)データを根拠に淡々と説明する言い方が、これまで会ってもらえなかった医師の心を開く決め手になっています。診察を終えたレナードから報告を受ける場面でも、ペニーは軽口を挟みながら要点だけをしっかり拾っており、雑談めいたやり取りの中に実利をきちんと確保する抜け目なさが表れています。

レナード|相手を支える説明と提案

友人にからかわれてもいったんは渋りつつ、最後は相手への気持ちを理由に折れるのがレナードの会話です。渋々引き受けた頼まれごとのはずが、思いがけず自分自身の悩みに向き合うことになる巡り合わせも、この回のレナードらしいところです。この回でレナードが担うのは、からかわれながらも友人を後押しする英語という会話上の動きです。会話の中には「Fine, I’ll do it.」という一言があります。(分かった、やるよ、という意味です。)偽の診察予約を持ちかけられ、友人たちに冷やかされて渋っていたレナードが、最後はペニーへの気持ちを理由に引き受ける場面で、この短い返事が態度の切り替えを示しています。診察室では自分の弱みまで正直に打ち明けてしまい、頼まれごとのはずが思いがけず本音を漏らす結果になっています。

シェルドン|研究結果を専門語彙で説明する英語

シェルドンは望遠鏡室でも、発見の手柄を自分ひとりのものにしようとするほど、理屈を最優先します。エイミー不在の週末をどう過ごすかという話題でも、まず候補を並べて品定めしてから決めるという、いつもの手順を崩しません。この回でシェルドンが担うのは、観測データを専門語彙で説明する英語という会話上の動きです。会話の中には「Ooh, perhaps it’s a Heliosheath scintillation.」という一言があります。(おお、ヘリオシースの瞬きかもしれない、という意味です。)画像が届くたびに専門用語で候補を挙げていくやり取りは、正体が分かるまでの期待を言葉で膨らませる役割を果たしています。実際の正体が小惑星だと分かったあとも、シェルドンは名付けの手柄を自分ひとりのものにしようとし、ラージとのやり取りが振り出しに戻る場面も見どころのひとつです。

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