『ビッグバン★セオリー』S09E13 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『The Big Bang Theory』シーズン9 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
The Big Bang Theory
Season 9 Episode 13

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ビッグバン★セオリー』シーズン9の第13話「The Empathy Optimization」では、体調を崩したシェルドンが周囲に迷惑をかけた記憶と、共感の練習に励む現在の姿が交互に描かれます。エイミーに促されて謝罪の練習をしたシェルドンは、その勢いでハワードに大げさな謝罪をし、一方でラージとエミリーの関係をこじらせてしまいます。同じ「悪気はなかった」場面でも、謝る相手や状況によって言葉の温度がまったく変わります。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ビッグバン★セオリー』S09E13では、体調を崩していたシェルドンが復調し、看病してくれた仲間たちに再会します。しかしフラッシュバックで明かされる看病中の態度は散々で、周囲は複雑な表情を浮かべます。エイミーから「共感」の練習をつけてもらったシェルドンは、その成果をハワードへの大げさな謝罪で発揮しますが、同じ勢いで訪ねたエミリーとの間には別のもめ事を作ってしまいます。仲間全員に謝ると決めたシェルドンは、この巡礼を自ら「謝罪ツアー」と名付け、パンフルートの演奏まで交えた大掛かりな謝罪をハワードたちに披露します。同じ頃、ラージはエミリーとの間にできた別のもめ事の板挟みになり、シェルドンからは心配そのものを共感の手本のように扱われてしまいます。看病の後始末と人間関係の後始末、2つの「謝る」が並行して進むエピソードです。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. care package

心のこもった贈り物

Bernadette: I brought you a little care package from work.
(ここでは「心のこもった贈り物」という意味です)

care package は「心のこもった贈り物」という意味です。体調を崩したシェルドンを見舞うフラッシュバックの場面で、バーナデットが職場から風邪薬を持ってきます。厚意を素直に受け取らず「care package is a joke」と切り返すシェルドンとの落差が、このあとの看病の苦労を物語っています。

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2. down the drain

無駄になる

Sheldon: All right, that’s eight hours of practice down the drain.
(ここでは「無駄になる」という意味です)

down the drain は「無駄になる」という意味です。パンフルートまで用意した大げさな謝罪をハワードにあっさり受け入れられたシェルドンが、練習に費やした時間を惜しむように口にする一言です。

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3. stand up for oneself

自分の権利を守る

Emily: It’s called standing up for myself.
(それは、自分の権利を守るということよ)

stand up for oneself は「自分の権利を守る」という意味です。シェルドンの形だけの謝罪を受け入れなかったエミリーが、ラージの「What are you doing?」という問いにこう言い返します。折れることを拒む姿勢が、そのまま言葉になった場面です。ラージの取りなしも、この時点ではまだエミリーの気持ちを動かすには至っていません。

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4. a pain in the ass

とても面倒な人や物

Stuart: I’m a pain in the ass, too.
(僕も面倒な人間なんだよ)

a pain in the ass は「とても面倒な人や物」という意味です。レナードに面倒な人だとからかわれて出ていくシェルドンに対し、置いていかれかけたスチュアートが慌ててこう言い返します。自分も一員だと主張する、ややコミカルな一言です。

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5. patch things up

関係を修復する

Sheldon: Are you relieved that you and Raj were able to patch things up?
(ここでは「関係を修復する」という意味です)

patch things up は「関係を修復する」という意味です。パーティーバスの中でシェルドンがエミリーに尋ねる一言ですが、彼女の返事は「今のところは、そうでもない」というそっけないものです。シェルドンの認識と実際の空気とのズレが、この質問にそのまま表れています。謝罪ツアーを終えて満足げなシェルドンと、まだわだかまりを抱えたままのエミリーとの温度差が、このやり取りひとつからもうかがえます。

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6. rub one’s chest

胸をさする

Penny: You can rub your own chest.
(ここでは「胸をさする」という意味です)

rub one’s chest は「胸をさする」という意味です。朝食を作り、ベッドを整え、喉まで確認したペニーが、最後の頼み事だけは突っぱねる場面です。看病の限界線がどこにあるかを示す一言です。

7. all the way here

ここまでわざわざ

Howard: Hey, she came all the way here…
(彼女はわざわざここまで来てくれたんだよ)

all the way here は「ここまでわざわざ」という意味です。看病のお礼を茶化されたバーナデットをかばって、ハワードがこの一言を挟みます。言い終わる前にバーナデット自身が話を引き取っており、夫婦のかけ合いのテンポが伝わってきます。

8. feel bad for

~を気の毒に思う

Emily: You know, I know he’s a jerk, but I actually feel bad for him.
(ここでは「~を気の毒に思う」という意味です)

feel bad for は「~を気の毒に思う」という意味です。形だけの謝罪に振り回されながらも、エミリーはシェルドンを完全には突き放しません。腹を立てながらも同情してしまう、複雑な気持ちがにじむ一言です。

9. make it all better

すべてをよくする

Bernadette: And he made it all better.
(そして彼がすべてを丸く収めてくれたの)

make it all better は「すべてをよくする」という意味です。ハワードの皮肉交じりの「Sheldon Cooper apologized to me」という一言に、バーナデットがこう続けます。夫婦そろって、大げさな謝罪をやんわりからかっている場面です。

10. start a club

クラブを始める

Sheldon: Hey, well, we should start a club.
(ここでは「クラブを始める」という意味です)

start a club は「クラブを始める」という意味です。ラージの「What is wrong with you?」という問いを、シェルドンは非難ではなく共感の表れだと受け取り、この軽口で返します。習得したばかりの共感を、さっそく都合よく解釈している場面です。

このエピソードの英語学習ポイント

この回の軸になるのは、体調を崩した相手への気遣いと、こじれた関係を繕おうとする英語です。フラッシュバックでは care package や rub one’s chest のように、看病する側の気遣いと、される側の反応のずれが会話を動かします。バーナデットが差し出した care package を茶化すシェルドンに、ハワードが all the way here とかばいに入るように、思いやりを茶化す言葉と、それを受け止める言葉が交互に出てきます。一方、現在パートでは、エイミーに共感を教わったシェルドンが、down the drain や patch things up のように、努力や関係修復を口にする場面が続きます。ただし stand up for oneself とエミリーが言い返す場面が示す通り、当人が納得していなければ、言葉の上でどれだけ丁寧に振る舞っても関係は簡単には戻りません。feel bad for のように矛盾した気持ちをそのまま言葉にする表現もあり、謝罪や気遣いの英語が必ずしも一直線に解決へ向かうわけではないことが分かります。仲間全員に謝ると決めたシェルドンが「Sheldon Cooper Apology Tour」と名付けて回る展開も見どころで、ハワードとバーナデットへの謝罪では「you tried to comfort me when I was ill, and I treated you terribly」と、看病されていた事実と自分の態度を並べて認める言い方をしています。感情そのものよりも、まず事実関係を整理してから謝るという順番に、シェルドンらしい謝罪の型が表れています。

キャラクター別|英語の特徴

エイミー|本音を伝えながら気遣う英語

エイミーの英語は、相手をかばうことと、はっきり指摘することのどちらかに偏りません。この回でエイミーが担うのは、体調を崩した恋人に本音を伝えながら気遣う英語という会話上の動きです。会話の中には「Sheldon, when you’re sick, you can be unbearable.」という一言があります。(シェルドン、あなたは具合が悪いとき、手に負えなくなるの、という意味です。)オブラートに包まず伝えつつも、直後には「gentle and loving」に説明しようとする姿勢を崩さない、エイミーらしいバランス感覚が表れています。このあとシェルドンに謝罪の練習をつけてやる場面でも、正解をすぐには教えず、本人に何度も言い直させることで気づかせようとする、教える側としての粘り強さも見て取れます。

シェルドン|体調不良でも皮肉を続ける英語

シェルドンは体調不良を口実にしても、周囲への皮肉と冗談を止められません。この回でシェルドンが担うのは、体調を崩していても皮肉を止めない英語という会話上の動きです。会話の中には「I hope laughter is the best medicine, ‘cause this care package is a joke.」という一言があります。(笑いが一番の薬だといいけれど、このお見舞いの品はまるで冗談だ、という意味です。)せっかくの見舞いの品を茶化すこの一言が、のちに仲間たちがシェルドンの看病を避けるようになる伏線になっています。復調後の謝罪ツアーでも、まず事実関係を並べてから「I’m sorry」と締めくくる手順を崩さず、感情より論理を先に立てる癖はそのままです。

ラージ|関係修復を気にする英語

ラージは友人が引き起こしたもめ事でも、自分事のように落ち着かない気持ちを口にします。この回でラージが担うのは、こじれた空気を早く収めたい英語という会話上の動きです。会話の中には「You’re making me uncomfortable by prolonging this ridiculous fight, and I wish you’d stop.」という一言があります。(このばかげたケンカを長引かせて僕を落ち着かなくさせている、やめてほしい、という意味です。)シェルドンが起こした波紋のとばっちりを受けながらも、対立そのものを終わらせたいという本音がそのまま出ています。当のシェルドンからは「Look at him, caring about what’s wrong with me. That is some top-shelf empathy.」と、心配そのものを共感の実演のように扱われてしまい、ラージの気苦労は簡単には報われません。

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