『BONES -骨は語る-』S05E14 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン5 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 5 Episode 14

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン5第14話「The Devil in the Details」は、悪魔の角を思わせる遺体の発見から始まり、教会で交わされる迷信の言葉と、精神科病棟で交わされる診断・守秘義務の言葉が、同じ捜査の中で行き来します。理解しがたい出来事を前にしたとき、登場人物が超自然の説明を選ぶか、専門知識の説明を選ぶかに、この回の英語の面白さがあります。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES -骨は語る-』S05E14では、頭部に角のような突起を持つ男性の遺体が、教会の敷地内で見つかる。信仰を重んじる神父の証言をきっかけに、チームは超自然的な説明と科学的な説明の両方を検討しながら捜査を進める。被害者はニール・ローウェリーという名で、精神科病院に長く入院していた過去が判明し、捜査は病院の医師や看護スタッフへの聞き取りへと広がる。母親と弟への聴取では、家族がこれまで抱えてきた事情も少しずつ明らかになり、病院内では患者や職員の証言が食い違う場面もある。結末には触れないが、超自然の言葉と医学の言葉が交差する中で、事実がどのように積み上げられていくかを追いながら英語表現を確認できる回になっている。証言のたびに立場の異なる人物が登場するため、事実の確認として語られている場面と、心情の吐露として語られている場面を分けて聞くと、物語の流れを追いやすくなる。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. get the best of

~に飲み込まれる、~に打ち勝たれる。

Brennan: Booth, if your superstitions are getting the best of you I can continue my examination alone.
(「ブース、あなたが迷信に飲み込まれているなら、検査は私一人で続けられます。」)
BONES Season 5 Episode 14 (The Devil in the Details)

get the best of ~ は、感情や思い込みなど、抑えにくいものに飲み込まれて自分を保てなくなる状態を表す言い回しです。ブレナンはこの表現を、ブースを非難する言葉としてではなく、状況を淡々と指摘する言葉として使っています。

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2. end up

望んでいなかった結果に、最終的にそのまま行き着いてしまうことを表す言い回し。

Cam: Look, I just don’t want to end up hovering above my bed with my head spinning around 360 degrees.
(「頭が360度回転してベッドの上に浮かんでいる、なんて結末は勘弁してほしいの。」)
BONES Season 5 Episode 14 (The Devil in the Details)

end up ~ing は、望んでいなかった結果に最終的に行き着いてしまうことを表す言い回しです。キャムはこの表現を使って、超自然的な結末を冗談交じりに退けています。

3. run-of-the-mill

これといった特徴のない、ありふれた状態を表す形容表現。

Cam: Not an angel, not a Jinn, and yet; not your run-of-the-mill man, either.
(「天使でもジンでもない、でも平凡な人間でもない。」)
BONES Season 5 Episode 14 (The Devil in the Details)

run-of-the-mill は、特別さのない、ありふれた状態を表す形容表現です。キャムはこの語を使い、遺体の異様さを平凡な人間像の対極として位置づけています。

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4. go figure

意外な事実を知ったときに、驚きや皮肉を込めて返す決まり文句。

Angela: Go figure.
(「なるほどね、そういうことか。」)
BONES Season 5 Episode 14 (The Devil in the Details)

Go figure. は、意外な事実を知った際に、皮肉や軽い驚きを込めて使う決まり文句です。アンジェラは意外な発見を、深刻になりすぎずに共有する場面でこの表現を口にしています。

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5. lose one’s temper

怒りを抑えきれず、自制を失ってしまう状態を表す言い回し。

Erica: I lost my temper.
(「頭に血が上ってしまったんです。」)
BONES Season 5 Episode 14 (The Devil in the Details)

lose one’s temper は、怒りを抑えられず自制を失ってしまう状態を表す言い回しです。エリカは過去の行動を短い一文で認めており、説明というより告白に近い響きを持っています。

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6. show up

決まった時間や場所に、実際に姿を見せることを表す言い回し。

Copeland: Neal disappeared the night before last, he didn’t show up for his morning meds.
(「ニールは一昨日の夜に姿を消して、朝の投薬にも現れませんでした。」)
BONES Season 5 Episode 14 (The Devil in the Details)

show up は、決まった時間や場所に実際に姿を見せることを表す言い回しで、否定形にすると「来なかった」ことを示せます。院長はこの表現を使い、患者の不在が異例の事態であることを説明しています。

7. have a hold on

~を把握している、~に対する認識がある。

Copeland: Their hold on reality is tenuous.
(「彼らの現実の把握は、とても脆いものです。」)
BONES Season 5 Episode 14 (The Devil in the Details)

have a hold on ~ は、物事をしっかり把握している状態を表す言い回しです。tenuous(希薄な)と組み合わさることで、その把握が不安定であることを示しています。院長はこの表現で、入院患者の現実認識が揺らいでいる状況を、専門的な立場から説明しています。

8. patient confidentiality

医療従事者が患者の情報を第三者に漏らさないという、職業上の義務を表す語。

Phillip: Neal and I shared a few secrets I did not divulge – patient confidentiality.
(「ニールと私は、口外しなかった秘密をいくつか共有していました――それが患者の守秘義務です。」)
BONES Season 5 Episode 14 (The Devil in the Details)

patient confidentiality は、医師が患者の情報を第三者に漏らさないという職業上の義務を表す語です。フィリップはこの語を口にした瞬間、それ以上は踏み込ませない一線を引いています。

9. put … boots on

身支度を整える、行動できる状態になる。

Sweets: You know I just don’t think that someone who just shot himself up with heroin is likely to uh, put his boots on.
(「ヘロインを打ったばかりの人間が、わざわざブーツを履くとは思えないんだよね。」)
BONES Season 5 Episode 14 (The Devil in the Details)

put … boots on は、身支度を整えて動き出すことを表す言い回しです。スイーツはこの口語表現を使い、薬物摂取の直後に自分で身支度ができたのかという医学的な疑問を、くだけた調子に置き換えています。

10. on the nod

(麻薬の影響で)うとうとしている状態。

Sweets: Well ‘cause he’s “on the nod”.
(「だって彼は“オン・ザ・ノッド”の状態だったから。」)
BONES Season 5 Episode 14 (The Devil in the Details)

on the nod は、薬物の影響でうとうとした状態になることを表すスラング表現です。スイーツは専門用語ではなくこの口語表現を選ぶことで、捜査チーム内でのくだけたやり取りであることを示しています。

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このエピソードの英語学習ポイント

この回では、迷信や超自然について話す言葉と、医学的な診断や守秘義務を説明する言葉が、同じ場面のなかで切り替わります。証拠や病状を説明する場面では、名詞や専門語を重ねて状態を限定する文が使われ、驚きや動揺を表す場面では、短い口語表現が挟まれます。どちらの言葉が使われているかを聞き分けることが、この回のリスニングの軸になります。

教会の場面でブレナンが使う if your superstitions are getting the best of you は、感情に流されかけている相手を、断定せずに指摘する言い方です。get the best of は感情や状況に飲み込まれることを表す動詞句で、ブースに対してだけでなく、後の場面で別の人物の状態を語るときにも応用できます。

精神科病院の場面では、patient confidentiality という語が、答えられる質問と答えられない質問の境界線を引く働きをします。フィリップ医師がこの語を口にする瞬間、会話の温度が変わり、質問する側も一歩引いた言い方に切り替わります。専門用語が単なる知識の披露ではなく、会話の距離を調整する道具として使われている点に注目です。

被害者の母エリカが口にする I lost my temper. は、短い一文ですが、過去の行動を認める重い告白でもあります。専門的な説明が続いた直後にこの短い文が置かれることで、感情がむき出しになる瞬間が際立ちます。字幕を追うときは、長い説明文と短い告白文が切り替わる場所に印をつけておくと、会話の温度差をつかみやすくなります。

音声を聞き直す際は、専門用語が出てくる場面ではその語がどの判断を支えているのかを意識します。短い一言が出てくる場面では、その一言が会話をどちらへ動かしたのかを追うと、この回特有の使い分けが見えてきます。専門語と口語が入れ替わる境目に注目すると、話者が誰へ向けて話しているかも自然に見えてきます。

キャラクター別|英語の特徴

ブレナン|迷信の言葉を事実の言葉へ置き換える

教会で角のある遺体を前に、神父が悪魔の仕業だと訴える場面がある。ブレナンは相手の信仰そのものを否定せず、その意味づけを事実の枠組みに置き換えて応じる。

Brennan: Yes that would have great meaning for your superstitious followers.
(「ええ、それはあなたの信者たちには大きな意味を持つでしょうね。」)
BONES Season 5 Episode 14

would have great meaning for という婉曲な言い方は、相手の解釈を真っ向から否定せず、一歩引いて記述する働きを持つ。単語自体は平易だが、断定を避ける構文の選び方に、専門家としての距離の取り方が表れている。視聴時は、ブレナンが相手の主張を直接否定する場面と、このように距離を置いて受け止める場面を聞き比べると、言葉づかいの切り替わりが見えやすい。

スイーツ|学術理論を目の前の患者に当てはめる

入院患者が描いた絵画を分析する場面で、スイーツは学術的な理論を持ち出し、目の前の証拠を専門知識で裏付けようとする。

Sweets: Jung believed that art provides an insight into the unconscious.
(「ユングは、芸術が無意識への手がかりを与えると考えていました。」)
BONES Season 5 Episode 14

believed that … という構文で第三者の学説を引用し、自分の主張に権威を添えている。長めの複文をよどみなく話す点に、心理学者としての訓練がにじむ。専門語彙が並ぶ場面と、put his boots on のような口語表現を使う場面を比べると、相手や状況によって言葉の硬さを切り替えていることに気づく。

アンジェラ|難解な理論を軽い一言で押し返す

スイーツの学術的な分析に対して、アンジェラは相手の理論を否定せず、必要以上に難しく考えなくてよいと軽く指摘する。

Angela: I don’t think you need Jung to figure this one out.
(「これを理解するのに、ユング心理学までは要らないと思うけど。」)
BONES Season 5 Episode 14

I don’t think you need ~ to … という構文は、間接的でありながら率直な意見表明になっており、命令や否定より柔らかく響く。figure … out という句動詞も、Go figure. と同じ語根を持ちながら、ここでは「解き明かす」という具体的な行為を表している。アンジェラの発言のあとにスイーツがどう反応するかを追うと、専門知識と日常的な感覚がぶつかる瞬間の空気の変化がつかみやすい。

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