『BONES -骨は語る-』S05E20 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン5 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 5 Episode 20

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン5第20話「The Witch in the Wardrobe」は、古いワードローブから見つかった骸骨をめぐる事件から始まります。この回の面白さは、迷信や呪いを口にする人々の飾りけのない言い回しと、証拠を積み上げるラボ側の硬い説明との温度差にあります。信じる側と検証する側、それぞれの英語がどう違うかを追いながら聞くと発見があります。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES -骨は語る-』S05E20では、山中の焼け跡から古いワードローブが見つかり、その中から花嫁衣装をまとった白骨遺体が出てくる。地元では魔女の呪いにまつわる噂が広まっており、住民たちは科学捜査に懐疑的な態度を見せる。ホッジンズとアンジェラは別件で身動きが取れなくなり、離れた場所からラボの仕事を続けようとする。ブレナンは迷信を一つずつ検証しながら、遺体の身元と死因の解明を進めていく。スウィーツは魔女裁判の歴史に強い関心を示し、捜査に独自の視点を持ち込む。結末に触れない範囲でも、地域に根づいた言い伝えと、証拠に基づく説明が並んで進むため、物語の流れと英語の働きを一緒に確認できる回になっている。『BONES -骨は語る-』S05E20は、信じる人と疑う人の言葉の違いを楽しめるエピソードだ。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. new one on me

自分にとってはまったく初めて聞く話だ、という驚きを示す言い方。

Connor: That’s a new one on me.
(それは初耳だね。)
BONES Season 5 Episode 20 (The Witch in the Wardrobe)

現場の消防士コナーが、焼け跡から見つかった花嫁衣装の骸骨に驚いて漏らす一言です。長年の経験を積んだ人物が「これは想定外だ」と認める場面で使われています。

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2. anarchy

秩序や統治が失われ、収拾のつかない混乱状態に陥ることを指す言葉。

Brennan: The result would be anarchy.
(その結果は無政府状態になるでしょう。)
BONES Season 5 Episode 20 (The Witch in the Wardrobe)

迷信が社会をどう機能させるかという議論の中で、ブレナンが迷信を統治の手段とは認めない立場を説明する一言です。抽象的な社会現象を一語で言い切る、ブレナンらしい語彙選びが表れています。

3. hot on the trail

手がかりを追って、あと少しで真相にたどり着きそうな状態を表す言い方。

Booth: She’s hot on the trail for something.
(彼女は何かを追っている真っ最中だ。)
BONES Season 5 Episode 20 (The Witch in the Wardrobe)

ブレナンが集中して何かを調べ始めた様子を見て、ブースが同僚に説明する場面の表現です。狩猟にまつわる比喩を使い、相棒の様子を軽い調子で伝えています。

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4. cast a spell

呪文を唱える、魔法をかけるという行為を指す言い方。

Booth: What are you going to do, cast a spell?
(どうするつもりなんだ、呪文でも唱えるのか?)
BONES Season 5 Episode 20 (The Witch in the Wardrobe)

魔女の呪いという話を真面目に取り合わないブースが、皮肉交じりに問いかける一言です。超自然的な理屈を軽く笑い飛ばす、この人物らしい茶化し方が表れています。

5. roll over

抵抗をやめて相手の要求や状況に従ってしまう、という意味の言い方。

Hodgins: You expect me to just roll over?
(僕がただ屈服するとでも?)
BONES Season 5 Episode 20 (The Witch in the Wardrobe)

思いがけない事情で拘束されたホッジンズが、簡単には引き下がらないという姿勢を示す場面の表現です。動物が腹を見せる仕草に由来する比喩が、抵抗を放棄する様子をそのまま表しています。

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6. make the best of

不満のある状況でも、今ある条件の中でできる限りうまくやろうとする言い方。

Sheriff: I suggest you two make the best of things, the best you can.
(二人とも、できる限り今の状況を活かしたほうがいい。)
BONES Season 5 Episode 20 (The Witch in the Wardrobe)

思うようにいかない状況に置かれた二人に対し、保安官が現実的な助言を与える場面の表現です。相手を突き放すのではなく、状況を受け入れて前に進むよう促す言い方になっています。

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7. cut and run

危険や不利な状況を察知し、迷わずその場から離れて逃げることを指す言い方。

Mario: I know when to cut and run.
(潮時を見極める術は心得てるんでね。)
BONES Season 5 Episode 20 (The Witch in the Wardrobe)

呪いを恐れる関係者が、危険を感じた瞬間に立ち去った理由を説明する場面の表現です。臆病さを認めつつも、自分なりの判断基準があったことを言い添える口調になっています。

8. work out the kinks

体や物事に生じたこわばり・不具合を、少しずつほぐして解消することを指す言い方。

Hodgins: You know, work out the kinks.
(ほら、これでこりをほぐしてあげるよ。)
BONES Season 5 Episode 20 (The Witch in the Wardrobe)

慣れない環境で過ごすアンジェラを気遣うホッジンズが、身体の疲れをほぐそうと申し出る場面の表現です。深刻な状況の中でも軽口を忘れない、二人らしいやり取りが表れています。

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9. get out of here

今いる場所や状況から離れたい、抜け出したいという気持ちを表す言い方。

Angela: We’d like to get out of here, if that’s what you mean.
(まあ、ここから出たいという意味なら、そうですね。)
BONES Season 5 Episode 20 (The Witch in the Wardrobe)

拘束された状況を持て余すアンジェラが、相手の問いかけに半ば呆れながら答える場面の表現です。皮肉を交えた軽い口調で、本音をそのまま口にしています。

10. spell trouble for

これから相手にとって厄介な事態が起きそうだ、という見通しを示す言い方。

Booth: That could spell trouble for you.
(それが厄介の種になるかもしれない。)
BONES Season 5 Episode 20 (The Witch in the Wardrobe)

取調室で証拠を突きつけるブースが、相手に暗に警告を発する場面の表現です。断定を避けながらも、状況が不利に働く可能性をにおわせる言い方になっています。

このエピソードの英語学習ポイント

この回では、迷信や呪いを語る人々の口語と、証拠に基づいて説明するラボ側の言葉が交互に登場します。同じ「原因」を語るときでも、住民は経験や恐怖を根拠にし、ブレナンたちは骨や物証を根拠にするため、使われる語彙の質感がはっきり異なります。

たとえば cast a spell や cut and run のように、迷信や恐怖にまつわる場面では、日常的で感覚的な句動詞が使われます。一方、the result would be anarchy のように、ブレナンが議論を組み立てる場面では、社会現象を一語で名指しする硬い語彙が選ばれています。同じ「秩序が崩れる」という状況でも、話し手が信じる立場か検証する立場かによって、選ぶ言葉の重みが変わることが分かります。

roll over や make the best of といった表現は、目の前の事態にどう向き合うかという、人物同士の駆け引きの中で使われています。ホッジンズが roll over で強い拒否を示す一方、保安官は make the best of things で現実を飲み込むよう促しており、正反対の姿勢が短い句動詞ひとつに凝縮されています。

視聴するときは、迷信を語る場面の語彙と、証拠を説明する場面の語彙を聞き比べると、言葉の選び方の違いが実感しやすくなります。誰が、どんな根拠にもとづいて話しているのかを意識すると、この回特有の対比が見えてきます。

復習では、フレーズを単独で覚えるのではなく、それが迷信側の発言か検証側の発言かを添えて記録すると、次にドラマを見るときに同じ視点で聞き取れるようになります。

キャラクター別|英語の特徴

ホッジンズ|抵抗の姿勢を短い句動詞で示す

ホッジンズの英語には、不本意な状況でも簡単には従わないという姿勢を、短い句動詞で示すという特徴が表れています。you expect me to just roll over という発話は、相手の要求に黙って従うつもりはないという意思表示です。日本語では「僕がただ屈服するとでも?」となりますが、動物が腹を見せる仕草に由来する roll over という言葉を選ぶことで、単なる拒否よりも皮肉のこもった強い抵抗感を出しています。

同じ場面の少し後、you know, work out the kinks という発話では一転して、相手を気遣う軽やかな口調に変わります。日本語では「ほら、これでこりをほぐしてあげるよ。」となり、抵抗の言葉とは対照的に、身近な相手への思いやりが感じられます。強気な拒絶と、身内へのやさしさを同じ場面の中で行き来する点に、ホッジンズという人物の幅が表れています。

ブース|からかいの中に観察を忍ばせる

ブースの英語には、相手をからかう軽い口調の中に、状況を的確に観察した一言を忍ばせるという特徴が表れています。what are you going to do, cast a spell という発話は、魔女の呪いという発想を本気にしないブースらしい皮肉です。日本語では「どうするつもりなんだ、呪文でも唱えるのか?」となり、超自然的な説明を退ける態度がそのまま言葉に表れています。

一方、相棒の様子を見て she’s hot on the trail for something と評する場面では、からかいの調子を保ちながらも、相手の集中力の変化を的確に言い当てています。日本語では「彼女は何かを追っている真っ最中だ。」となり、軽口の裏にある観察眼が垣間見えます。皮肉と観察を同じ軽さで行き来できる点が、ブースの話し方の特徴です。

保安官|限られた選択肢を淡々と示す

保安官の英語には、相手の不満を受け止めつつも、選べる道が限られていることを淡々と示すという特徴が表れています。i suggest you two make the best of things, the best you can という発話は、状況を変えられない立場から発せられる現実的な助言です。日本語では「二人とも、できる限り今の状況を活かしたほうがいい。」となり、突き放すのではなく、限られた条件の中でどう振る舞うかを促す言い方になっています。

この一言には、感情に訴えるのではなく、事実を淡々と示すことで相手を納得させようとする姿勢が表れています。ホッジンズの強い抵抗の言葉やブースの軽い皮肉と並べると、保安官の言葉には余計な装飾がなく、状況をそのまま受け止めさせる落ち着きがあることが分かります。

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