ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S3E15に学ぶ「go over」の意味と使い方

go over

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使える、非常に便利な句動詞「go over」をご紹介しますね。
ネイティブがよく使う表現なので、楽しくニュアンスを掴んでいきましょう!

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ブレナンとザックが、身元不明の遺体(リンボ)の骨を詳しく調べているシーンです。
そこへ喪服を着た仲間たちがやって来て、作業をやめさせようと声をかけます。

Brennan: The carbon isotopic composition of the collagen, shows a value of minus 16%.
(コラーゲンの炭素同位体組成はマイナス16%という値を示しているわ。)

Hodgins: It’s time, Dr. Brennan.
(時間ですよ、ブレナン博士。)

Cam: That’s enough. We’re going. Now.
(もう十分よ。行くわよ。今すぐ。)

Sweets: It’s Agent Booth’s funeral, Dr. Brennan.
(ブース捜査官の葬儀ですよ、ブレナン博士。)
BONES Season3 Episode15 (The Pain in the Heart)

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シーン解説と心理考察

ブースの葬儀に向かうため、仲間たちが重い足取りで集まってくる中、ブレナンは一人、いつものように無縁仏の調査に没頭しています。

大切な相棒の死という深すぎる悲しみと真正面から向き合うことができず、目の前の事実(骨の分析)を「調べる」ことに執着することで、無意識に心を守ろうとしている複雑な心理が窺えますね。
非常に切なく、胸が締め付けられるシーンです。

フレーズの意味とニュアンス

go over
意味:〜を詳しく調べる、〜を復習する、〜を見直す

「go(行く)」と「over(〜を覆うように、〜の上を越えて)」が組み合わさった句動詞です。
対象物の上をくまなく視線や意識が移動するイメージから、書類やデータ、状況などを「端から端までしっかり確認する」「詳しく調べる」という意味合いで使われます。

【ここがポイント!】

ただサッと見るのではなく、間違いがないか、見落としがないか「一つ一つ丁寧にチェックする」というコアイメージがあります。

重要な契約書を確認する時や、問題点を洗い出す時など、意識を集中させて物事に向き合う真剣な姿勢が伝わる表現です。

実際に使ってみよう!

Let’s go over the contract details before we sign it.
(サインをする前に、契約書の詳細をしっかり確認しましょう。)
[解説]ビジネスシーンで頻出する、ミスが許されない状況での確認作業を表す例文です。相手に「念入りにチェックしよう」という誠実な態度を伝えることができます。

I need you to go over what happened last night.
(昨夜何があったのか、順を追って詳しく説明してくれない?)
[解説]物理的な書類だけでなく「出来事」や「状況」をおさらいする際にも使えます。人間関係のトラブル後など、事実関係を整理したい時にぴったりの表現です。

The detective went over the crime scene to find any missing clues.
(刑事は見落とした手がかりを見つけるため、犯行現場を念入りに調べた。)
[解説]今回のブレナンたちのように、証拠や手がかりを探して空間の隅々まで調査する際にも使われます。プロフェッショナルな響きがありますね。

BONES流・覚え方のコツ

ブレナンが悲しみをこらえるように、顕微鏡やデータを見つめ、骨の隅々まで視線を這わせて(over)調べている(go)真剣な眼差しを思い浮かべてみてください。

「視線で対象の表面を覆いつくす」イメージを持つと、ただ見る(look at)よりもずっと深く、執念にも似た「調査・確認」のニュアンスが記憶に定着しやすくなりますよ。

似た表現・関連表現

look over
(意味:〜にざっと目を通す)
go overが「じっくり調べる」のに対し、look overは「全体をサッと見る」「概要を把握する」という軽いニュアンスになります。時間をかけるかどうかに明確な違いがありますね。

go through
(意味:〜に目を通す、〜をくまなく探す)
go overと非常に似ていますが、書類の束を「一枚一枚めくって通り抜ける」ような立体的な動きが伴う場合によく使われます。

review
(意味:〜を見直す、復習する)
go overのフォーマルな言い換えとして使える単語です。ビジネス文書や学術的な場面では、reviewが好まれる傾向があります。

深掘り知識:前置詞「over」と「through」の決定的な違い

「調べる」という意味でよく混同される「go over」と「go through」ですが、空間の捉え方が全く異なります。

「over」は対象の「表面」を視線や意識が覆うように移動するイメージなので、データやリストの確認に適しています。
一方「through」は、トンネルを通り抜けるように「中に入り込んで通り抜ける」イメージです。

そのため、引き出しの中をかき回して探したり、苦難の時期を「経験して乗り越える」といった立体的なニュアンスを持ちます。
この空間認知の違いを知っておくと、英語の解像度が格段に上がりますよ。

まとめ|「調べる」の解像度を上げてみよう

いかがでしたか?今回は、日常からビジネスまで欠かせない「go over」を解説しました。

「look at」や「check」だけでなく、このフレーズを使うことで「しっかり確認しましたよ」という丁寧な姿勢や真剣さを相手に伝えることができます。
ぜひ明日からの英語学習やお仕事で取り入れてみてくださいね。

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