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今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン6 第6話に登場する、順番を決めて悩みを聞き合う進行の仕方です。レナードとシェルドンが、それぞれ別の悩みを抱えたまま会話を続け、話が一向にかみ合わなかった末、レナードが交互に話す進行ルールを提案する場面が描かれています。
進行ルールの提案の仕方から、求めている反応と違うときの言い直し方、そして話を切り上げる一言まで、順番に見ていきます。
交互に話す進行ルールの提案の仕方
レナードとシェルドンは、それぞれ別の悩みを抱えたまま、互いの話が全くかみ合わないまま会話を続けていました。埒が明かないと感じたレナードは、あるルールを提案します。
Leonard: Hang on. Okay, here’s what we’re gonna do. Chess clock. We each get five minutes to talk about our problems. We’ll take turns. Each turn will consist of a statement and a helpful response from the friend. Begin.
(ちょっと待って。よし、こうしよう。チェスクロック方式だ。それぞれ5分ずつ、自分の悩みについて話す時間をもらう。交互にやるんだ。一回のターンは、発言と、それに対する友人からの助けになる返答一つ、これで構成される。始め。)TBBT Season6 Episode6 (The Extract Obliteration)
here’s what we’re gonna do は、かみ合わない状況を仕切り直すときの切り出し表現です。We’ll take turns で交互制であることを明示し、a statement and a helpful response と一回の流れまで細かく定義しているところに、レナードらしい几帳面さが表れています。チェスの持ち時間を交互に計る「チェスクロック」という道具の名前を、会話の進行ルールに借りている点も面白いところです。five minutes と時間まで区切って提案しているあたりにも、話し合いを公平に進めたいという意図が読み取れます。
求めている反応と違うときの言い直しと、切り上げ・呼び止め方
ルールに沿って交互に話し始めるものの、シェルドンの助言はことごとくかみ合いません。レナードはより具体的な助言を求め直します。
Leonard: No. You need to give me some advice.
(違う。ちゃんとアドバイスをくれなきゃ。)Sheldon: Fine. Women, huh?
(分かった。女ってやつはな。)Leonard: No, specific to my situation.
(違う、僕の状況に合わせた話が欲しいんだ。)TBBT Season6 Episode6 (The Extract Obliteration)
You need to give me some advice. は、相手の反応が求めているものと違うと感じたときに、はっきり言い直す言い方です。specific to my situation と付け加えることで、一般論ではなく自分の状況に即した助言を求めていることが伝わってきます。
それでもかみ合わない助言が続き、レナードはついに話を切り上げてしまいます。
Leonard: I quit.
(もうやめた。)Sheldon: Leonard, wait. No. I listened to your dumb thing. Leonard, come back. Leonard, come back. Leonard, come back.
(レナード、待って。違う、僕はちゃんと君のくだらない話を聞いた。レナード、戻ってこい。レナード、戻ってこい。レナード、戻ってこい。)TBBT Season6 Episode6 (The Extract Obliteration)
I quit. は、話を聞いてもらえないと感じたときに、その場を切り上げる短い一言です。Leonard, come back. と同じ呼びかけを繰り返すシェルドンの様子には、相手を引き止めたい気持ちがそのまま表れています。
まとめ|交互に話す進行ルールも、思い通りに機能するとは限らない
交互に話す進行ルールの提案の仕方から、求めている反応と違うときの言い直し方、そして話を切り上げる一言までを見てきました。話し合いの場面で使える言い回しを意識してみると、会話の運び方の幅が広がりそうです。
このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。


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