「I don’t want you to make a big deal out of it」に見る、大ごとにされたくないときの伝え方と気遣いすぎない返し方|『ビッグバン★セオリー』S06E06で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 「I don’t want you to make a big deal out of it」に見る、大ごとにされたくないときの伝え方と気遣いすぎない返し方|『ビッグバン★セオリー』S06E06で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン6 第6話に登場する、大ごとにされたくない気持ちの伝え方です。ペニーがコミュニティカレッジで授業を受けていることを、友人にもレナードにもなかなか打ち明けられずにいた末、ようやく切り出す場面が描かれています。

誰にも言いたくなかった気持ちの伝え方から、打ち明けた後に相手の反応を落ち着かせる言い方まで、順番に見ていきます。

目次

誰にも言いたくなかった気持ちの伝え方

ペニーは友人のバーナデットとエイミーの前で、歴史の教科書を見つけられてしまい、コミュニティカレッジで授業を取っていることを白状します。恥ずかしいからではなく、まだ誰にも、特にレナードにはまだ話していなかったからだと説明する場面です。

Penny: No, I’m not embarrassed. I just didn’t want anyone to know because I haven’t told Leonard yet.
(ううん、恥ずかしいわけじゃないの。ただ誰にも知られたくなかっただけ。まだレナードにも話してないから。)

Amy: Why wouldn’t you tell Leonard?
(どうしてレナードに話さないの?)

TBBT Season6 Episode6 (The Extract Obliteration)

I just didn’t want anyone to know は、恥ずかしさからではなく、単純にまだ秘密にしておきたかったという気持ちを伝える言い方です。because I haven’t told… yet と理由を続けることで、「まだ話せていないだけ」という時間的な区切りが伝わってきます。

その夜、ペニーはついにレナード本人に切り出します。

Penny: Okay, listen, there’s something I need to tell you. I’ve been thinking about going back to school for a while now. So a couple months ago, I started taking a history class at the community college.
(ねえ、聞いて。話しておきたいことがあるの。ずっと学校に戻ろうかと考えてて。それで数か月前から、コミュニティカレッジで歴史の授業を取り始めたの。)

Leonard: Oh. That’s great. Great, great, great. Why wait so long to tell me?
(ああ、それはいいね。すごくいいと思う。どうしてそんなに黙ってたんだ?)

TBBT Season6 Episode6 (The Extract Obliteration)

there’s something I need to tell you は、これから話す内容の重さを予告する前置き表現です。Great, great, great と繰り返すレナードの反応には、喜びながらも少し勢いづきすぎている様子が表れています。

大ごとにしないでの頼み方と、加減を探る返し方

レナードの勢いに気づいたペニーは、扱いを大きくしないでほしいとはっきり伝えます。

Penny: I don’t want you to make a big deal out of it.
(大ごとにしないでほしいの。)

TBBT Season6 Episode6 (The Extract Obliteration)

make a big deal out of it は、些細なことを大げさに扱うという意味の言い回しです。I don’t want you to… の形で伝えることで、相手の行動を頭ごなしに否定せず、希望として伝えているところが見どころです。

それでもレナードは単位の移行先まで気にかけるほど張り切ってしまい、ペニーは今度ははっきりと指摘します。

Penny: You’re making it a big deal.
(今、大ごとにしてるよ。)

Leonard: Sorry. Whatever. It’s all good.
(ごめん。もういいよ。大丈夫だから。)

TBBT Season6 Episode6 (The Extract Obliteration)

You’re making it a big deal. は、直前の頼みが実行されていないことをそのまま指摘する言い方です。Whatever. It’s all good. と引き下がるレナードの返し方には、加減がつかめないまま、慌てて着地点を探っている様子が表れています。

まとめ|大ごとにしないでの伝え方は、繰り返し伝えることで浸透する

誰にも知られたくなかった気持ちの伝え方から、大ごとにしないでほしいという頼み方、そして加減を探る返し方までを見てきました。感情的にならずに希望や指摘を伝える言い方は、日常会話にも応用できそうです。

次回も『ビッグバン★セオリー』の会話とともに、英語表現の型を見ていきましょう。

同じエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

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