「大さじ1」と「1カップ」は英語でどう言う?|『ヤングシェルドン』S01E07で学ぶ英会話

『Young Sheldon』コラム: 「大さじ1」と「1カップ」は英語でどう言う?|『ヤングシェルドン』S01E07で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

シットコム『ヤングシェルドン』シーズン1第7話は、ミーモー自慢のブリスケットのレシピが家族の話題の中心になる回です。材料の分量や作り方を口にする場面がいくつもあり、料理の英語を拾うのにうってつけの素材がそろっています。

大さじ・小さじ・カップといった分量の言い方から、レシピを書き留める、料理を作るといった言い回しまで、場面ごとに見ていきます。

目次

「a tablespoon of」と「a cup of」で分量を伝える

シェルドンは、幼いころにミーモーからレシピを聞いたことを覚えていると、兄ジョージーと妹ミッシーに話します。そのときのミーモーは、幼いシェルドンに食べさせながら、次のように語りかけていました。

Meemaw: Would you like the secret recipe? You promise not to tell anybody? Of course you’re not gonna tell anybody. I start with a tablespoon of cumin, and then a cup of brown sugar, and…
(秘密のレシピを知りたい? 誰にも言わないって約束する? もちろん、言うわけないよね。まずクミンを大さじ1杯、それからブラウンシュガーを1カップ、それから……)

Young Sheldon Season1 Episode7(A Brisket, Voodoo, and Cannonball Run)

tablespoon は料理で使う「大さじ」、cup は計量カップ1杯分の「カップ」を指します。分量は a tablespoon of ~(〜を大さじ1杯)、a cup of ~(〜を1カップ)のように、「分量+of+材料」の順に並べるのが基本の形です。I start with ~, and then ~ は「まず〜、それから〜」と手順を順番に伝える言い方で、レシピを口で説明するときにそのまま使えます。前置きの promise not to ~ は「〜しないと約束する」で、秘密を打ち明ける前の念押しになっています。

その後、シェルドンは父ジョージとミーモーのいる場で、覚えていたレシピを言い始めます。

Sheldon: One tablespoon of cumin, one cup of brown sugar, two tablespoons of smoked paprika…
(クミン大さじ1、ブラウンシュガー1カップ、スモークパプリカ大さじ2……)

Meemaw: Okay, okay, stop.
(分かった、分かった、もうやめて。)

Young Sheldon Season1 Episode7(A Brisket, Voodoo, and Cannonball Run)

シェルドンは a の代わりに one を使い、2杯になると two tablespoons と複数形にしています。数字で言うと、分量がよりはっきり伝わります。動詞を省いて材料を並べるだけの形は、買い物メモやレシピの材料欄と同じ組み立てです。

「quarter teaspoon」と「pounds」で量を細かく言う

小さな分量の言い方も登場します。ミーモーのレシピを探している場面で、ジョージーが別の料理の話を持ち出します。

Georgie: Did you know she puts vanilla extract in her whipped cream?
(知ってた? ミーモーってホイップクリームにバニラエッセンスを入れてるんだ。)

George Sr.: I did not.
(知らなかった。)

Georgie: Quarter teaspoon.
(小さじ4分の1。)

Young Sheldon Season1 Episode7(A Brisket, Voodoo, and Cannonball Run)

teaspoon は「小さじ」で、quarter を前に置くと「小さじ4分の1」になります。half a teaspoon なら「小さじ半分」と、分数を前に置くだけで細かな量を表せます。put A in B は「BにAを入れる」という、材料を加える基本の動詞です。vanilla extract の extract は、香りづけに使う「エキス」を指す語です。ジョージーの話は本題からそれた話題で、このあとレシピ探しに戻るよう促されます。

重さの単位が出てくるのは、ジョージが肉を注文する場面です。

Butcher: Can I help you?
(何にしましょう?)

George Sr.: Matter of fact, you can. I need 12 pounds of prime Angus with a medium deckle, ideally slaughtered in the spring, no later than mid-June.
(実はそうなんだ。最上級のアンガス牛を12ポンド、デッケルは中くらいで。できれば春に処理されたもの、遅くとも6月半ばまでのやつだ。)

Young Sheldon Season1 Episode7(A Brisket, Voodoo, and Cannonball Run)

pound は重さの単位で、12 pounds of ~ と数字のあとに複数形で続けます。店員の Can I help you? に I need ~ と返すのは、店で欲しいものを伝える基本のやり取りです。ideally(できれば)と no later than ~(遅くとも〜までに)を重ねて、細かな条件を付け足しています。冒頭の Matter of fact については、同じ回のフレーズ記事に解説があります。

「write it down」と「make it」でレシピを話題にする

さかのぼると、レシピをめぐる話は家族が集まった場で始まっていました。ミーモーは、レシピを求めるジョージに次のように答えます。

Meemaw: I tell you what. You go get a… piece of paper and a pencil, I’ll write it down for you.
(じゃあ、こうしよう。紙と鉛筆を持っておいで。書いてあげるから。)

George Sr.: Okay. It’s happening…
(よし。ついに来たぞ……)

Young Sheldon Season1 Episode7(A Brisket, Voodoo, and Cannonball Run)

write it down は「書き留める」という意味で、口で伝えるのではなく紙に残すことを表します。I tell you what. は「じゃあ、こうしよう」と提案を切り出す前置きです。You go get ~ は「行って〜を取ってきて」と頼む言い方で、go と get を続けて、取りに行く動作をひとまとめにしています。もっとも、このとき渡された紙を読んだジョージは、ミーモーにひどい人だと返すことになります。

紙を受け取る前のジョージは、さっそく作る予定まで口にしていました。

George Sr.: I might make it this weekend.
(今週末に作ってみるかもな。)

Mary: Or you could try a vegetable.
(それか、たまには野菜にしてみたら。)

George Sr.: Vegetable? That’s funny.
(野菜? 面白いこと言うな。)

Young Sheldon Season1 Episode7(A Brisket, Voodoo, and Cannonball Run)

make it の make は、ここでは「(料理を)作る」という意味です。might は「〜するかも」と予定を控えめに言う助動詞で、this weekend と時期を添えると、いつ作るつもりかまで伝わります。メアリーの Or you could try ~ は「それか〜してみたら」と別の案を軽く勧める形で、肉の話ばかりのジョージに、野菜をすすめる軽口です。

表現 意味
a tablespoon of ~ 〜を大さじ1杯
a cup of ~ 〜を1カップ
quarter teaspoon 小さじ4分の1
12 pounds of ~ 〜を12ポンド
I start with ~, and then ~ まず〜、それから〜
write it down 書き留める

まとめ|分量と手順を伝えるレシピの英語

a tablespoon of、a cup of、quarter teaspoon、12 pounds of と、分量は「数+単位+of+材料」で伝えます。I start with ~, and then ~ で手順を並べ、write it down や make it でレシピを話題にする。料理の英語がまとめて学べる回です。

次回も『ヤングシェルドン』の会話から、英語表現を拾っていきましょう。

同じ回のほかのテーマもコラムで扱っています。



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