ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S5E16に学ぶ「with flying colors」の意味と使い方

with flying colors

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』S5E16の、ブレナンが慣用句を少し間違えてしまう微笑ましい回想シーンから、
見事な大成功を表す「with flying colors」をご紹介します。

日常会話やビジネスでも役立つ表現です。ぜひチェックしてみてください。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

2004年の回想シーンで、ブースとブレナンが初めて言葉を交わしている場面です。

ブースが被害者の身元をあえて隠し、ブレナンの実力を試していたことが発覚した直後のやり取りです。ブレナンが誇らしげに自分の成果を宣言しますが、慣用句を少し間違えてしまいます。

BRENNAN:Well, even though my time and expertise are extremely valuable, I accept your decision to test my abilities. Obviously, I passed with a lot of color.
(私の時間と専門知識は極めて貴重だけれど、私の能力を試すというあなたの決断は受け入れるわ。当然、私はたくさんの色で合格したわね。)

BOOTH:Pardon?
(なんだって?)

BRENNAN:It means I did very well.
(とてもよくやったという意味よ。)

BOOTH:Oh, right. You, um, flying colors. You passed with flying colors.
(ああ、そうか。君は、ええと、飛ぶ色だ。君は見事に合格したんだ。)

Bones Season5 Episode16(The Parts in the Sum of the Whole)

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シーン解説と心理考察

ブースはブレナンの実力を見るため、あえて被害者の身元を教えずに骨の鑑定をさせていました。

ブレナンが見事に事実を言い当てたため、ブースは身元を隠していたことを謝罪します。しかしブレナンは怒るどころか、自分の能力が証明されたことに満足し、誇らしげに「テストに合格した」と宣言します。

天才的な頭脳を持ちながらも慣用句を少し間違えてしまうブレナンと、戸惑いながらも優しく正しいイディオムに訂正するブース。

二人の関係性の始まりを象徴する、なんとも微笑ましいシーンです。

「with flying colors」の意味とニュアンス

with flying colors
意味:見事に、大成功で、余裕で

テストや審査、困難な課題などを「見事に」「大成功で」クリアした時に使われる表現です。

語源は中世の海戦に遡ります。「colors」は国旗や軍艦旗を指し、「flying」は風にはためいている状態を表します。戦いに勝利した船が、自国の旗を堂々と誇らしげに掲げて港に凱旋する様子から、「見事な大成功」という意味で使われるようになりました。

【ここがポイント!】

単に「合格した」「成功した」という事実だけでなく、「余裕で」「高得点で」「誰の目にも明らかなほど見事に」といった誇らしさやポジティブな勢いが加わるのがこのフレーズの核心です。

ブレナンのセリフにある「pass(合格する、通過する)」など、何かの関門を突破する動詞とセットで使われることが非常に多いです。

誰かの成功を褒める時にも、自分の自信を表現する時にも使える、ポジティブなエネルギーに満ちた表現です。

実際に使ってみよう!

He passed the final exam with flying colors.
(彼は最終試験に見事合格した。)
難関の試験などを余裕で、あるいは素晴らしい成績で突破した際によく使われる定番のフレーズです。

She completed the project with flying colors despite the tight deadline.
(厳しい締め切りにもかかわらず、彼女は見事にそのプロジェクトを完了させた。)
テストだけでなく、仕事のプロジェクトや困難な任務を大成功でやり遂げた時にも使えます。周囲からの高い評価が含まれます。

I’m sure you will pass the interview with flying colors.
(あなたなら絶対に面接を大成功で通過できると確信しているよ。)
これから挑戦する相手に対して、「あなたなら余裕でうまくやれるよ」と励ましたり、太鼓判を押したりする場面でも活躍します。

『BONES』流・覚え方のコツ

ブレナンが誇らしげに「a lot of color」と言い間違えるシーンを思い出してください。

「color(色)」という単語を聞いたら、戦いに勝った船が鮮やかな旗(colors)をバサバサと風になびかせ(flying)ながら港に凱旋する光景をイメージしましょう。

ブレナンの自信満々な表情と、はためく旗のポジティブなエネルギーを重ね合わせると、フレーズの持つ「見事な成功」というニュアンスが記憶に焼き付きます。

似た表現・関連表現

  • sail through(楽々と通過する、難なくこなす)
    「flying colors」と同じく船に関係する表現です。風を受けて海をスイスイと進むように、試験や課題を苦労せずに楽々とクリアするイメージです。
  • breeze through(軽々とやってのける、簡単に通過する)
    そよ風のように心地よくスムーズに物事を終わらせるニュアンスで、困難を全く感じさせない余裕のある状態を表します。
  • make the grade(要求される水準に達する、うまくやり遂げる)
    大成功というよりは、設定された基準や合格ラインをしっかりと満たすという点に焦点が当たります。

深掘り知識:天才ブレナンと英語のイディオム

『BONES』の魅力の一つに、天才的な頭脳を持つブレナンが「日常的なイディオムや比喩表現」を理解できず、文字通りに受け取ってしまうというお決まりのパターンがあります。

このエピソードの冒頭でも、ブースが「人は事実を知るとパニックになって壁にぶつかる(run into walls)」と比喩を使ったのに対し、ブレナンは「彼が物理的に壁にぶつかると思っているの?」と真顔で聞き返しています。

英語のイディオムは、論理や理屈ではなく「文化的なイメージの共有」で成り立っています。だからこそ、事実と論理の世界に生きるブレナンにとっては、「飛ぶ色(flying colors)」のように非常に難解なパズルになってしまうのです。

彼女の可愛らしい言い間違いを通してイディオムを学ぶと、英語という言語が持つ「論理を超えた豊かなイメージの世界」をより楽しく体感できるはずです。

まとめ|ポジティブな結果を讃える表現

本記事では、『BONES』のワンシーンから、見事に大成功を収めることを意味するフレーズ「with flying colors」を紹介しました。

単なる成功ではなく、素晴らしい成績や余裕を持ったクリアを表現できるため、相手を褒めたり励ましたりする時にとても効果的です。

ブレナンの言い間違いのシーンと一緒に、このフレーズのポジティブな響きをぜひマスターして活用してみてください。

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