ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S5E17に学ぶ「urban legend」の意味と使い方

urban legend

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』シーズン5エピソード17の少し不気味なやり取りから、
現代社会に広まる奇妙な噂話を表す「urban legend」をご紹介します。

「下水道にワニがいる」「あの廃病院には幽霊が出る」——そんな話を聞いた時、英語でどう返しますか?

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ジェファソニアン研究所のラボで、ウェンデルがオンライン越しにブレナンへ遺体の肋骨が切り取られた理由を尋ねる場面です。
ブレナンの答えに、カムが思わずツッコミを入れます。

Wendell:And he removed his victims ribs because…
(ウェンデル:犯人が被害者の肋骨を取り除いたのは…)

Brennan:He eats them. Barbecue.
(ブレナン:食べるためよ。バーベキューにしてね。)

Cam:You don’t actually believe that.
(カム:本気で信じているわけじゃないわよね。)

Brennan:There’s no evidence of cannibalism. It’s merely an urban legend.
(ブレナン:カニバリズムの証拠はないわ。単なる都市伝説よ。)

BONES Season5 Episode17(The Death of the Queen Bee)

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

シーン解説と心理考察

肋骨が切り取られた理由を尋ねられたブレナンが、「バーベキューにして食べるから」と猟奇的な理由をあっさりと答えます。
これは地元で古くから噂される「バートンズビルの肉屋」という殺人鬼の伝説に基づいた発言です。

カムに「まさか本気じゃないわよね」とツッコまれると、ブレナンは「証拠がない、単なる都市伝説だ」と冷静に事実と噂を切り分けます。

凄惨な事件を扱いながらも、真顔で恐ろしい噂を語るブレナンと少し引いているラボのメンバーたちの温度差が、このシーンのユーモアです。

「urban legend」の意味とニュアンス

urban legend
意味:都市伝説、現代の口承説話、根拠のない噂

直訳すると「都市の伝説」。
昔話や神話ではなく、現代の都市部でまことしやかに語り継がれている奇妙な噂話や怪談を指します。

インターネットや口コミを通じて広まり、「友達の友達から聞いたんだけど…」という形で語られるのが典型的なパターンです。

【ここがポイント!】

ネイティブがこの言葉を使う時、「みんなが信じているけれど、実際には事実ではない作り話」というニュアンスが強く含まれます。

単なる「嘘」や「デマ」とは少し違い、エンターテインメント性を伴った「よくできた噂話」というコアイメージがあります。

真偽はともかく、聞いていて少しゾクッとするような興味を惹かれる話に対して使われることが多いのが特徴です。

実際に使ってみよう!

Did you hear the story about the alligators living in the sewers? It’s just an urban legend.
(下水道にワニが住んでいるっていう話を聞いた?あれはただの都市伝説だよ。)
有名な噂話を例に挙げ、それが事実ではないと否定する際の定番シチュエーションです。

Many people believe that cracking your knuckles causes arthritis, but doctors say it’s an urban legend.
(指の関節を鳴らすと関節炎になると多くの人が信じていますが、医者はそれを都市伝説だと言っています。)
健康に関する迷信や、広く信じられている間違った知識を指摘する場面で使えます。

The story of the haunted hospital has become an urban legend in our town.
(その幽霊病院の話は、私たちの町で都市伝説になっている。)
特定の場所や出来事にまつわる不気味な噂が、地域に定着している様子を説明する表現です。

『BONES』流・覚え方のコツ

ドラマの中でブレナンは、都市伝説を「恐怖に基づく神話を通じて行動をコントロールしようとする社会の試み」と分析しています。

「若者が夜の森に近づかないようにするために作られた、根拠のない噂話(merely an urban legend)」と
冷静に事実と噂を切り分けるブレナンの知的な視点とセットで覚えると、フレーズの客観的なニュアンスが深く刻まれます。

似た表現・関連表現

  • rumor(噂、風説)
    人々の間で広まっている未確認の情報全般を指す、最も一般的な単語です。物語性や奇妙さは必ずしも含まれず、日常的なゴシップや社内の噂話など幅広い場面で使われます。
  • myth(神話、広く信じられている俗説)
    元々は「神話」を意味しますが、日常会話では「多くの人が信じているが、実は間違っている考えや俗説」という意味でよく使われます。歴史や信念に根ざしたニュアンスがあります。
  • old wives’ tale(迷信、古くからの言い伝え)
    科学的な根拠はないものの、民間伝承として語り継がれてきた迷信や教訓を指します。主に健康や生活に関する古い言い伝えに対して使われる表現です。

深掘り知識:都市伝説はどうして広まるの?

「urban legend」という言葉が一般的に使われるようになったのは、1960年代後半から1980年代のアメリカだとされています。
民俗学者のジャン・ハロルド・ブルンヴァンが現代の口承説話をまとめた著書を出版したことで、広く認知されました。

都市伝説の多くは「友達の友達(FOAF: Friend of a friend)」から聞いた話として語られるのが特徴です。
「本当にあったことかもしれない」と思わせるリアリティと、人々の不安や恐怖を煽るストーリーが、
噂が広まる原動力になっています。

現代ではSNSの普及でその拡散スピードはさらに増しましたが、
「怖いもの見たさ」や「誰かに話したい」という人間の心理は、いつの時代も変わらないものですね。

まとめ|事実と噂を見極める表現

今回は『BONES』のワンシーンから、現代社会に広まる奇妙な噂話を表す「urban legend」をご紹介しました。

日常会話のちょっとした話題作りから、ニュースの真偽を議論する場面まで、知っておくと便利な言葉です。
ドラマの中には、こうした文化的な背景を持つ面白い表現がたくさん隠れています。

ぜひご自身のペースで、少しずつ表現の幅を広げてみてくださいね。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次