「いつ帰ってくるの?」と昔の友達に聞かれたら、英語で何と返す?|『フレンズ』S01E04で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 「いつ帰ってくるの?」と昔の友達に聞かれたら、英語で何と返す?|『フレンズ』S01E04で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『フレンズ』シーズン1第4話では、レイチェルが働くカフェに、以前からの友人レスリー、キキ、ジョアンの3人が訪ねてきます。再会のあいさつのあと、ジョアンが「いつ帰ってくるの?」とレイチェルに切り出します。

今の暮らしを選んだことを、相手の勢いに押されずにどう伝えるか。再会の第一声から、誘いを断る言い方、仕事の中身を説明し直す言い方まで、順に見ていきます。

目次

「What are you guys doing here?」で、思いがけない再会を迎える

男性陣がホッケーの試合に出かけようとしたところへ、レイチェルの友人3人が姿を見せます。レイチェルはこう尋ねます。

Rachel: What are you guys doing here?
(みんな、ここで何してるの?)
Kiki: Well, we were in the city shopping and your mom said you work here and it’s true!
(ほら、街に買い物に来てたの。そしたらあなたのママが、ここで働いてるって言うから。本当だった!)
Joanne: Look at you in the apron. You look like you’re in a play.
(見てよ、そのエプロン姿。お芝居に出てるみたい。)
Friends Season1 Episode4(The One with George Stephanopoulos)

What are you guys doing here? は、思ってもいない場所で知り合いに会ったときの第一声です。you guys は複数の相手への呼びかけで、相手が女性だけでも使われることが多い言い方です。言い方によっては「なぜここにいるの」ととがめる響きにもなりますが、ここでは驚きを伝える問いとして働いています。

キキの答えは、来た理由を順に並べています。we were in the city shopping は「街に買い物に来ていた」、your mom said you work here は「誰から聞いたか」を添える部分です。最後の it’s true! で、聞いていた話が本当だったと確かめています。突然訪ねた側が事情を説明するときの、事情を説明する組み立てです。

ジョアンの Look at you は、相手の姿に目を向けさせる言い方で、ほめるときにもからかうときにも使われます。続く You look like you’re in a play. は「お芝居に出ているみたい」という意味です。見慣れないエプロン姿への感想で、ほめているのか軽くからかっているのか、受け取り方に幅が残ります。

「When are you coming home?」に「This is what I’m doing now.」と返す

近況の報告がひとしきり続いたあと、場面は4人だけの会話に移ります。キキが、いまでも一番の話題はレイチェルの結婚式の件だと言うと、ジョアンが話を切り替えます。

Joanne: Alright, let’s talk reality for a second.
(じゃあ、ちょっと現実的な話をしよう。)
Rachel: Okay.
(いいわよ。)
Joanne: When are you coming home?
(いつ帰ってくるの?)
Rachel: What? Guys, I’m not.
(え? みんな、私、帰らないわよ。)
Joanne: Come on, this is us.
(ちょっと、私たちの仲じゃない。)
Rachel: I’m not. This is what I’m doing now. I’ve got this job..
(帰らない。これが今の私の暮らしなの。仕事だってあるし……)
Friends Season1 Episode4(The One with George Stephanopoulos)

let’s talk reality for a second は「少し現実的な話をしよう」と、本題に入る前に置く前置きです。for a second は「ほんの少しのあいだ」で、切り出しをやわらげる働きがあります。

When are you coming home? は進行形で予定を聞く形ですが、「帰ってくる」ことが前提になっています。レイチェルはその前提を Guys, I’m not. で打ち消します。I’m not coming home の後半を省いた形で、相手の言葉を受けて短く否定するときによく使われます。

ジョアンの Come on, this is us. は「私たちの仲でしょ」と、遠慮せず本音を言ってほしいと食い下がる言い方です。それでもレイチェルは I’m not. をもう一度言い、This is what I’m doing now. と続けます。what I’m doing は「今していること」、now は以前との違いを示す語です。同じ否定を繰り返したうえで、今の自分を一文で示すと、意思がはっきり伝わります。

「Waitressing?」と聞き返されて、今の仕事を言い直す

レイチェルが仕事の話を出すと、キキが一言で聞き返します。

Kiki: Waitressing?
(ウェイトレス?)
Rachel: Okay, I’m not just waitressing. I mean…I, um.. I, um.. I write the specials on the specials board, and, uh.. And I, uh, I take the dead flowers out of the vase. Oh, and, sometimes Artelle lets me put the little chocolate blobbies on the cookies.
(ちょっと、ただのウェイトレスじゃないのよ。というかね……私、その……私、その……ボードに今日のおすすめを書いたり……それに、枯れた花を花瓶から下げたり。あ、それと、ときどきアーテルがクッキーに小さなチョコの粒をのせさせてくれるの。)
Leslie: Well, your mom didn’t tell us about the blobbies.
(へえ、チョコの粒の話は、あなたのママから聞いてなかったわ。)
Friends Season1 Episode4(The One with George Stephanopoulos)

Waitressing? は動詞 waitress の ing 形を一語だけ上げ調子で言う聞き返しで、意外だという響きを持ちます。レイチェルは I’m not just waitressing. と言い直します。not just ~ing は「ただ〜しているだけではない」という型で、just の位置に注意すると使いやすくなります。

続けてレイチェルは、仕事の中身を一つずつ挙げます。the specials は飲食店の「本日のおすすめ」、take ~ out of … は「…から〜を取り出す」、lets me ~ は「〜させてくれる」です。I, um.. と言葉に詰まりながらも、作業を具体的に並べて仕事を説明しようとしているのが分かります。

レスリーの your mom didn’t tell us about ~ は「〜の話は聞いていなかった」という返しです。説明を受け止めたとも、軽く受け流したとも読める一言で、どこまで本気かは言葉だけでは決められません。

自分の仕事を説明し直すときは、I’m in charge of ~(〜を担当している)や I also handle ~(〜も受け持っている)のように言い換えることもできます。

まとめ|押されずに今の自分を伝える

When are you coming home? という前提つきの問いに、I’m not. で打ち消し、This is what I’m doing now. で今の暮らしを示し、I’m not just ~ing で仕事を言い直す流れを見てきました。短い否定と具体的な説明の組み合わせで、選んだ道は伝わります。

昔の仲間との会話を追っていくと、レイチェルが新しい暮らしを言葉にしていく様子が見えてきます。

この回のほかのコラムやフレーズ記事でも、同じ回の別の場面を英語の角度から取り上げています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次