ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S10E9に学ぶ「on second thought」の意味と使い方

on second thought

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は大人気法医学サスペンス『BONES』シーズン10第9話から、日常会話でとても役立つフレーズ「on second thought」の意味と使い方をご紹介します。
一度口にしたことをさっと取り消したり、考えを切り替えたりする時に使える、ネイティブらしいテンポ感のある表現ですよ。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

事件の証拠品を分析するラボの冒頭シーン。
被害者の骨から採取された微粒子の成分をホッジンズが読み上げているところに、カムが思わず反応してしまいます。
ブラックユーモアの効いた、思わずクスッとくるやり取りに注目してください。

Hodgins: So you have too few bones, I have too many particulates. So far, I’ve got salmon, chicken, corn, whole wheat flour…
(骨は数本しかないのに、こっちは微粒子だらけだ。今のところサーモン、チキン、コーン、全粒小麦粉…)

Cam: Is it wrong that I’m starting to get hungry?
(お腹がすいてきたって言うのはマズいかしら?)

Hodgins: …vitamin B-12, yellow #5, carrageenan, antifreeze…
(…ビタミンB12、食用黄色5号、カラギーナン、不凍液…)

Cam: Ugh, on second thought
(うっ…やっぱり今の発言、取り消すわ…)

BONES Season10 Episode9(The Mutilation of the Master Manipulator)

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シーン解説と心理考察

ホッジンズが読み上げる成分の中に「サーモン」や「チキン」という食べ物らしき名前が並んでいたため、カムは思わず食欲をそそられてしまいます。
凄惨な証拠品に対してお腹をすかせる自分を「不謹慎かしら?」と冗談めかしたカムでしたが、次の瞬間、「不凍液(antifreeze)」という一言で顔をしかめて前言を撤回します。
「美味しそうだと思ったけど、不凍液と聞いてやっぱりやめた」という急激な気分の落ち込みが、「on second thought」という短いフレーズに見事に凝縮されています。
シリアスな捜査の現場に、こうした人間的な感情の揺れが差し込まれるのが『BONES』の大きな魅力ですね。

「on second thought」の意味とニュアンス

on second thought
意味:考え直してみると、やっぱり(前言を取り消す)

直訳すると「2番目の考えにおいて」となります。
一度考えたことを、もう一度考え直した結果、最初の考えを変えたり取り消したりする際によく使われる定番フレーズです。
日本語の「やっぱり」「考え直したら」に最も近い感覚で使えます。
なお、イギリス英語では “on second thoughts”(複数形)と言うことも多いので、あわせて覚えておくといいですよ。

【ここがポイント!】

このフレーズの核心的なニュアンスは、「思考の軽やかな方向転換」にあります。
新しい情報が入ってきたり、ふと冷静になったりした瞬間に「待てよ、やっぱりこっちにしよう」と瞬時に考えを切り替える勢いがあります。
単独で「On second thought…(やっぱりやめた…)」と使うこともあれば、「On second thought, I’ll email him.(やっぱり彼にメールします)」のように文頭に置いて使うこともできます。
躊躇いや迷いではなく、柔軟に考えをアップデートする前向きなニュアンスが特徴です。

実際に使ってみよう!

I was going to buy this jacket, but on second thought, it’s too expensive.
(このジャケットを買うつもりだったけど、考え直してみるとやっぱり高すぎるな。)
衝動買いを思いとどまる、よくある場面での自然な表現です。最初の考え(買う)から冷静になって判断を変えた(やめる)という思考のプロセスがすんなり伝わります。

I’ll send him a message right now. Actually, on second thought, I should wait until tomorrow.
(今すぐ彼にメッセージを送ろう。いや、やっぱり明日まで待った方がいいな。)
行動を起こす直前にハッと気づいて思いとどまる場面です。”Actually” と組み合わせることで、「やっぱり!」という口語特有のリアルな響きが強調されます。

On second thought, maybe we shouldn’t ask her about the problem just yet.
(考え直したんだけど、やっぱり彼女にはまだその問題について聞かない方がいいかもしれない。)
相手への提案を少し修正したい場面で便利です。慎重さを含みながら意見を変えたい時に、ビジネスでも対人関係でも使える表現です。

『BONES』流・覚え方のコツ

ホッジンズが淡々と「サーモン、チキン…」と読み上げ、カムがつい「お腹すいてきた」とニコッとした直後、「不凍液」の一言で表情が一変する、あの劇的な落差を思い浮かべてみてください。
「やっぱり前言撤回!」という急激な気分の切り替わりと「on second thought」をセットで記憶すると、このフレーズが持つ「瞬時の方向転換の感覚」がしっかりと定着します。
息を呑んで「Ugh…」と呻くカムの表情が、最高の記憶のフックになりますよ。

似た表現・関連表現

actually
(実は、やっぱり)
文脈によっては on second thought と同じ「やっぱり」の感覚で使えます。より短くカジュアルで会話に頻出しますが、「本当は」「実のところ」というニュアンスが混ざるのが特徴です。

upon reflection
(よく考えてみると、熟考の末)
on second thought のフォーマルなバージョンです。ビジネス文書やスピーチなど、じっくり考えた末の判断を伝える場面に適しており、日常会話で使うとやや大げさな響きになります。

change one’s mind
(気が変わる、考えを変える)
考えが変わった「事実そのもの」を動詞として表す言い方です。”I changed my mind.” のように使い、on second thought が「変える瞬間の感覚」を表すのに対し、こちらは「変わった結果」を伝えるニュアンスになります。

深掘り知識:「second」に込められた「再考」の文化

“on second thought” の “second” は「2番目の」という意味ですが、英語圏ではこの「2回目に考えること」に特別な重みを置く文化があります。
“Sleep on it”(一晩考えてみて)という表現が示すように、英語では一度目の判断より、少し時間を置いた二度目の判断の方がより賢明だという考え方が根付いています。
“Second opinion”(別の医師に意見を求めること)という言葉が医療の場で当然のように使われるのも、同じ文化的背景があるからです。
「最初の判断を疑い、もう一度考え直す」ことを肯定的に捉える英語圏の姿勢が、”on second thought” というフレーズの自然な使われ方にも表れているんですね。

まとめ|考えを変える言葉が、会話をなめらかにする

今回は『BONES』シーズン10第9話から、考えを切り替える時に使うフレーズ「on second thought」をご紹介しました。
このフレーズの本質は、「一度口にしたことを、自然な流れで方向転換できる」ことにあります。
意見が変わることは誰にでもあることで、それを素直に表現できる言葉を持つことが、会話をなめらかにする鍵です。
カムのように「Ugh, on second thought…」と笑顔で言い直せる柔軟さこそ、このフレーズが日常会話をリアルにしてくれる理由ですよ。

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