ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S01E14に学ぶ「get on that」の意味と使い方

get on that

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

上司から「あれどうなってる?」と聞かれた時、あるいは部下に「急いでやって」と指示する時。

「Do it quickly」だけではない、ビジネス現場のスピード感が伝わる「仕事ができる人」のフレーズをご紹介します。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

身元不明遺体の特定を命じられたブレナン。「それはFBIの仕事じゃない」と不満タラタラですが、ブースは聞く耳を持ちません。

Brennan: I’m not doing this.
(私はやらないわよ。)

Booth: Goodman wants them identified.
(グッドマン所長が身元特定を求めてるんだ。)

Brennan: Why are you so anxious to help Goodman?
(どうしてそんなにグッドマンを助けたがるの?)

Booth: Because he’s the boss. Well then you better get on that.
(彼がボスだからさ。……だったら、すぐに取り掛かったほうがいいぞ。)
BONES Season1 Episode14 (The Man on the Fairway)

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

「私はやらない」と子供のように拒否するブレナンを、「ボスが言ってるから」という絶対的な理由で論破するブース。

理屈や正義よりも、組織の命令系統を優先する彼の体育会系な一面が見えます。

文句を言う暇があったら手を動かせ、とばかりに会話を打ち切る “Get on that” には、有無を言わせない迫力がありますね。

フレーズの意味とニュアンス

get on that
意味:それに取り掛かる、すぐに着手する

直訳は「その上に乗る」です。
仕事や課題という対象の上に、物理的に乗っかるイメージです。

【ここがポイント!】

単に “start”(始める)と言うよりも、「対象(仕事や問題)に覆いかぶさって、ガシッと抑え込む(制圧する)」ような積極性と即応性があります。

未処理のタスクという「暴れ馬」を見つけ、すぐに背中に飛び乗って手綱を握るようなイメージです。「はい、今すぐやります!」という気合と、主導権を握るスピード感が伝わる表現です。

実際に使ってみよう!

Boss: We need this data by 5 PM. / You: I’ll get right on that.
(ボス:5時までにデータが必要だ。/あなた:はい、ただちに取り掛かります。)
解説:”right” を挟むことで「秒でやります」というスピード感が加わります。上司への返答として最も信頼される、ビジネス鉄板フレーズです。

The printer is jammed again. Can someone get on that?
(またプリンターが詰まったよ。誰か対応してくれる?)
解説:「誰か見て!」「対処して!」と声をかける際の実践的な表現です。具体的な解決策がわからなくても、「とにかく取り掛かって」と頼む時に使えます。

Your room is a mess. Get on it!
(部屋が散らかってるわよ。さっさと片付けなさい!)
解説:親しい間柄や親子なら、命令口調で「早くやりなさい」という意味になります。グズグズしている相手のお尻を叩くようなニュアンスです。

『BONES』流・覚え方のコツ

「ブースの現場急行」で覚えましょう。

事件の連絡が入った瞬間、食べていたドーナツを放り出して現場へ急行するブース。

彼がパトカーに飛び乗るように、目の前のタスク(that)に “Get on” する。「思考停止でまずは動く!」というブースの行動原理そのものです。

似た表現・関連表現

似た意味を持つ表現との違いを押さえておきましょう。

handle it
(意味:対処する、処理する)
解説:”I’ll handle it.” は「私に任せてください(解決まで責任を持ちます)」という強い責任感を強調する表現。Get onよりも「完了させる」という約束が含まれます。

jump on it
(意味:すぐに飛びつく、着手する)
解説:Get onよりもさらに勢いがあります。好機(チャンス)に飛びつく時や、緊急事態に反射的に動く時に使われます。

work on
(意味:〜に取り組んでいる)
解説:”I’m working on it.” は、現在進行形で「作業中」であることを伝えます。「まだ終わってないの?」と聞かれた時の言い訳としても使われます。

深掘り知識:「I’m on it」との使い分け

似た表現に “I’m on it.” があります。これは「もうやってます」または「(そのタスクは)私が引き受けました」という現在完了・状態に近いニュアンス。

一方、今回の “I’ll get on that” は「(これから)取り掛かります」という未来の行動宣言です。

  • 指示された瞬間:「了解、これからやります」→ I’ll get on that.
  • 「あれ誰かやってる?」と聞かれて:「私が今やってます」→ I’m on it.

この微差を使い分ければ、ネイティブも「おっ」と思うはずです。

まとめ|即レスの魔法

ビジネスでは、実際の作業スピードと同じくらい「着手の早さ」が信頼を生みます。

何か頼まれたら、間髪入れずに “I’ll get right on that!”

まずはこの一言で、相手を安心させてあげましょう。

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