「It’s a common mistake」勘違いを笑って流す英語|『BONES』S03E03で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「It's a common mistake」勘違いを笑って流す英語|『BONES』S03E03で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、BONES シーズン3 第3話「Death in the Saddle」に登場する、ホッジンスとアンジェラのやりとりです。実験用に持ち込んだメロンを巡って、恋人同士の軽いすれ違いが繰り広げられます。

勘違いや矛盾を茶化しながら受け流す、英語ならではの言い回しを見ていきます。

目次

「embrace the irony」と「It’s a common mistake」――矛盾も勘違いも受け流す

これから催眠療法を受けるアンジェラに、ホッジンスは自分たちの関係のちぐはぐさを持ち出して声をかけます。

Hodgins: Come on, Angie, embrace the irony. It’s what makes you you. You married him, then you’re gonna marry me. None of it makes any sense.
(なあ、アンジー、その矛盾ごと受け入れちゃえよ。それが君らしさなんだから。前の夫と結婚して、今度は俺と結婚するんだろ。筋が通ってなくたっていいんだよ。)

Angela: I’m supposed to take advice from a guy who’s walking around with honeydew melons?
(ハネデューメロンを抱えて歩き回ってる人に、アドバイスされなきゃいけないわけ?)

Hodgins: Cantaloupes. It’s a common mistake, and hey! You need to relax. You want me there when you go under? I can hold your hand or something…
(カンタロープだよ。よくある勘違いさ。それより、リラックスしろって。施術の間、俺もそばにいようか?手でも握っててやろうか……)

BONES Season3 Episode3 (Death in the Saddle)

embrace the irony は「矛盾・皮肉をそのまま前向きに受け入れる」という意味の言い方です。embrace はもともと「抱きしめる」という意味の動詞で、irony(矛盾・皮肉)を無理に解決しようとせず、そのまま懐に入れてしまう発想が伝わってきます。一方、アンジェラに持ち物の名前を間違えられたホッジンスが返す It’s a common mistake は「よくある間違いだよ」と、相手の勘違いを責めずに軽く訂正する言い方です。訂正しながらも茶化す余裕が、この一言に表れています。

「walking away with my melons」――自分の行動を実況して和ませる

しばらくして、ホッジンスはメロンを抱えたまま部屋を出ていく自分の姿を、あえて言葉にして締めくくります。

Hodgins: This is me, walking away with my melons so you can relax. I love you. Psycho.
(これが、お前をリラックスさせるためにメロンを持って立ち去る俺、ってわけだ。愛してるよ。変わり者め。)

BONES Season3 Episode3 (Death in the Saddle)

This is me, doing 〜 は「これが〜している自分だ」と、自分の行動を実況するように言葉にする言い方です。深刻になりかけた空気を、あえて自分自身をネタにすることでほぐしています。文末の Psycho は相手を非難する言葉ではなく、親しい相手をからかう時に使う軽口で、ここでは愛情のこもった呼びかけとして機能しています。

表現 ニュアンス
embrace the irony 矛盾・皮肉をそのまま前向きに受け入れる
It’s a common mistake よくある間違い、と相手の勘違いを軽く訂正する言い方
walking away with 〜 自分の行動を実況するように言って場を和ませる言い方

まとめ|勘違いも矛盾も、笑いに変える言葉選び

embrace the irony、It’s a common mistake、walking away with 〜。ホッジンスが繰り返し使うこれらの言い方には、勘違いや矛盾を責めるのではなく、笑いに変えて受け流す姿勢が一貫して表れています。気まずくなりそうな場面を和ませたい時に、そのまま使える言い回しです。

次回も『BONES』のキャラクターたちの会話から、英語表現を見つけていきましょう。

同じエピソードの他のコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、場面全体の英語がより立体的に見えてきます。


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