ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S10E22に学ぶ「in the middle of」の意味と使い方

in the middle of

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回は大人気シリーズ『BONES』のシーズン10第22話から、日常会話からビジネスまで幅広く登場する「in the middle of」の意味と使い方を解説していきますね。
「今は手が離せない」という状況、英語でどう表現するか知っていますか?

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

自宅でのブースとブレナンの会話です。
凶悪な敵を追う緊迫した捜査の渦中にありながら、ブースはその手を止め、自らの重大な決断を妻に伝えます。

Booth:Look, I know that we’re in the middle of a case here and everything, but what you were saying earlier–
(なあ、今は事件の真っ最中で手が離せないってことは分かっているよ。でも、君が今朝言っていたことだけど…)

Brennan:I just, uh–
(私はただ…)

Booth:It’s right. I’m– This is my last case.
(君の言うとおりだ。俺は…これを最後の事件にする。)

Bones Season10 Episode22(The Next in the Last)

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シーン解説と心理考察

大きな過ちを乗り越えようとしながら家族との時間を取り戻したブース。
現在はペラントの模倣犯という凶悪な敵を追う渦中ですが、「タイミングが悪いのは分かっている」と前置きした上で、ブレナンに「これを自分の最後の事件にする」と告げます。
エピソード冒頭の朝の会話でブレナンが「変化が必要じゃない?」と問いかけていたことへの、ブースなりの答えです。
「事件の真っ最中だけど」というクッションの一言が、その後に続く告白の重さをより際立てています。
FBI捜査官としてのキャリアよりも家族との未来を選んだ、静かで力強い決意のシーンです。

「in the middle of」の意味とニュアンス

in the middle of
意味:〜の真っ最中で、〜の途中で、〜で手が離せない

「middle(真ん中)」という単語を使った、会話に非常によく登場するフレーズです。
物理的に「部屋の真ん中に」といった空間的な意味でも使われますが、今回のように「ある出来事や作業が進行しているその真っ只中」という時間的・状況的な意味で使われることが圧倒的に多いです。

【ここがポイント!】

このフレーズには「in the middle of + 名詞」と「in the middle of + 動名詞(doing)」という2つの形があります。
今回の「in the middle of a case」は名詞形で、「in the middle of cooking(料理の真っ最中)」のように動名詞を使う形も非常によく見かけます。
どちらの形も「今まさにその状況の中心にいる」というリアルタイムの臨場感を表せるのが、このフレーズの一番の強みです。
「他のことに気を向ける余裕がない」という切迫した雰囲気を自然に伝えられるので、会話の中で相手に状況を説明するときに大活躍します。

実際に使ってみよう!

I’m in the middle of cooking dinner right now. Can I call you back?
(今、夕食を作っている真っ最中なの。後でかけ直してもいい?)
料理などの作業中で手が離せないことを伝える定番のフレーズです。電話口で「今はちょっと忙しい」と角を立てずに伝えたいときに重宝します。

Sorry to interrupt when you are in the middle of a meeting.
(会議の真っ最中にお邪魔して申し訳ありません。)
相手が忙しくしているところに割り込む際の丁寧なクッション言葉です。オフィスで上司や同僚に話しかけるときにも自然に使えます。

The power went out in the middle of the movie.
(映画の途中で停電になってしまったの。)
人の行動だけでなく、「映画の上映中」や「試合中」といった出来事が進行しているまさにその最中に予期せぬことが起きた状況を描写するのにも役立ちます。

『BONES』流・覚え方のコツ

緊迫した捜査の真っ只中(in the middle of a case)に、あえて家族への大事な決断を口にするブースの姿を思い浮かべてみましょう。
「手が離せないこの状況だけど」とクッションを置くことで、その後に続く「最後の事件にする」という告白の重さがより際立っています。
「in the middle of」は「何かの途中で抜け出せない、今はそこにかかりきりの状態」。
この切迫感のある場面と結びつけて覚えると、スッと口から出てくるようになります。

似た表現・関連表現

in the process of
(〜の過程で、〜の最中で)
より公式で硬い響きがあり、仕事のプロジェクトや手続きなど、段階を踏んで進めている最中であることを表します。

be busy with
(〜で忙しい)
何かに手を取られているという事実は同じですが、「in the middle of」の方が「まさに今、その動作の途中にいる」というリアルタイム感が強くなります。

during
(〜の間に)
「during the meeting(会議中に)」のように使いますが、前置詞なので後に名詞が続くシンプルな形です。「in the middle of」の方が、その状況にどっぷり浸かっている臨場感が出ます。

深掘り知識:「middle」と「center」の決定的な違い

「真ん中」と聞いて「center」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
実は英語では、この2つを明確に区別して使います。
「center」はコンパスの針を刺すような「正確な中心点」を指すのに対し、「middle」は「端と端の間の、だいたい真ん中あたり」という漠然とした空間や期間を指します。
「時間の真っ最中」や「作業の途中」のように、始まりから終わりまでの幅がある期間を表すときには、点である「center」ではなく、幅を持つ「middle」が使われるのです。
似た単語それぞれが持つ輪郭の違いを知ると、表現を選ぶのがとても楽しくなりますね。

まとめ|「今この瞬間の切迫感」を伝える言葉

今回は『BONES』から、臨場感あふれる「in the middle of」をご紹介しました。
「名詞」でも「動名詞」でも使えるシンプルな構造なのに、「今まさにその状況の中心にいる」という切迫感をリアルに伝えられる。
ブースが捜査の渦中であえて決断を告げたあの場面のように、何かの「真っ最中」に大事なことが起きるのが人生の常です。
この表現を自分のものにすると、忙しい日常のちょっとした場面でも、状況をリアルに相手に届けられるようになります。

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