ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S9E7に学ぶ「page turner」の意味と使い方

page turner

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』シーズン9エピソード7から、夢中になってしまう本を表す「page turner」をご紹介します。
「面白い本だった」と伝えたい時に「interesting」だけでなくこのフレーズを使えると、ぐっとネイティブらしい英語になりますよ。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ハネムーンで訪れたアルゼンチンのプールサイド。
ビール片手にのんびりするブースの横で、ブレナンが分厚い本を読んでいます。
ブースが何を読んでいるのか尋ねると、まさかの答えが返ってくるシーンです。

Booth: What you reading there, Bones?
(そこで何を読んでいるんだ、ボーンズ?)

Brennan: Oh, the identification of human remains that have been scavenged by sharks. I borrowed it from the mortuary library.
(ああ、サメに食い荒らされた遺体の身元特定よ。遺体安置所の図書室で借りたの。)

Booth: Ooh, it’s a page turner.
(おや、そいつはページをめくる手が止まらなくなる本だな。)

Brennan: It’s actually quite fascinating.
(これ、本当にすごく興味深いのよ。)

BONES Season9 Episode7(The Nazi on the Honeymoon)

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シーン解説と心理考察

新婚旅行のプールサイドといえば、小説や雑誌を片手にリラックスするのが定番ですが、そこはブレナンです。
なんと現地の遺体安置所で借りた「サメに食い荒らされた遺体の身元特定」に関する専門書を真剣に読んでいます。
ブースの「Ooh, it’s a page turner.」というセリフは、「そんなお堅い本が?」という呆れと愛情が入り混じった、彼らしい軽快な皮肉です。
その後すぐ「It’s actually quite fascinating.」と真顔で返すブレナンとの対比が、この二人の関係性をよく表していて思わず笑ってしまいますね。
ちなみにこの会話の直後、ブースが背中に隠していたビールを取り出す「keep the honeymoon afloat」のやり取りへと続きます。

「page turner」の意味とニュアンス

page turner
意味:(ページをめくる手が止まらないほど)夢中になる本、とても面白い本

「page(ページ)」を「turn(めくる)」する「er(もの)」という成り立ちの通り、次から次へとページをめくりたくなるほど面白い本や物語を指す名詞です。
主にミステリー小説やスリラー、続きが気になるファンタジーなどに対して使われます。
「ページをめくるもの」という直訳から転じて、読者を釘付けにする魅力的な作品を表現する、気の利いたネイティブ表現です。

【ここがポイント!】

「面白すぎてページをめくる手が止まらない!」というワクワクするイメージを持ってみましょう。
「It is a very interesting book.」と言うよりも、「It’s a page turner.」と表現するだけで、没入感やハラハラドキドキする感覚がダイレクトに伝わります。
名詞として扱うため「a page turner」と冠詞の「a」をつけるのが基本です。
さらに「a real page turner(本当に面白い本)」と「real」を加えて強調したり、「page turners」と複数形にして「そういう種類の本が好き」という好みを語ったりすることもできます。
使い方のバリエーションを覚えておくと、会話の中で自然に応用できますよ。

実際に使ってみよう!

I couldn’t put this mystery novel down; it’s a real page turner.
(このミステリー小説は手放せなかったよ。本当にページをめくる手が止まらない本だ。)
読書の感想を伝える際の定番表現です。「real(本当の)」を付けることで、さらに面白さを強調できます。

The script for the new drama was such a page turner that I read it in one sitting.
(その新ドラマの台本はあまりにも面白くて、一気読みしてしまいました。)
小説だけでなく、映画やドラマの脚本に対しても使われます。エンタメ作品の面白さを絶賛する際にぴったりの表現です。

If you’re looking for a page turner for your flight, I highly recommend this thriller.
(もし飛行機の中で夢中になれる本を探しているなら、このスリラーが絶対おすすめですよ。)
長時間フライトや休暇のお供にぴったりの本を紹介する時によく使われるフレーズです。

『BONES』流・覚え方のコツ

ハネムーンのプールサイドで、ブレナンが「サメに食い荒らされた遺体」の専門書を読んでいるのに対し、ブースが「そいつはワクワクする本だな」とからかうように言うシーンを思い出してみましょう。
本来はミステリーやスリラーに対して使う表現を、あえて専門書に使っているブースの皮肉なユーモアと結びつけると、このフレーズが持つ「エンタメ的な面白さ」のイメージがより強く記憶に残るはずです。

似た表現・関連表現

can’t put it down
((本などが面白くて)手放せない)
「page turner」と同じくらいよく使われる表現で、「面白すぎて下に置くことができない」という動作に焦点を当てています。

read in one sitting
(一気読みする)
あまりの面白さに途中でやめられず最後まで読んでしまった状態を表します。「in one sitting(一度座ったままで)」という直訳が分かりやすいですね。

binge-watch
((ドラマなどを)一気見する)
本ではなく、海外ドラマやアニメの続きが気になって何話も続けて見てしまう行動を表す、現代の頻出動詞です。

深掘り知識:英語に広がる「動詞+er」名詞の面白さ

英語には「動詞+er」や複数の単語を組み合わせて一つの名詞を作り出す、ユニークで便利な表現がたくさんあります。
今回の「page turner(ページをめくらせるもの=面白い本)」もその一つです。
他にも、初対面の緊張をほぐす話題を指す「icebreaker(氷を砕くもの)」や、状況を劇的に変える出来事を指す「game changer(試合の流れを変えるもの)」などがあります。
そして海外ドラマファンにはおなじみの「cliffhanger(崖にぶら下がる人)」もこの仲間です。
シーズンの最終話で、謎が解けないまま次のシーズンまで何ヶ月も待たされる——あのハラハラする体験こそが「cliffhanger」です。
『BONES』を観ていると何度もこの感覚を味わいますよね。
これらに共通するのは、ある状況や動作を「一つの名詞(アイテム)」としてパッケージ化している点です。
この英語特有の言葉遊びのような感覚を掴むと、語彙を増やすのがさらに楽しくなりますよ。

まとめ|「page turner」で面白い作品を紹介しよう

今回は『BONES』のハネムーンのシーンから、夢中になってしまう面白い本を表す「page turner」をご紹介しました。
「interesting」や「exciting」といった形容詞に頼らずに、このフレーズを会話に組み込むだけで、英語の表現力がネイティブらしくなります。
最近読んで面白かった本や作品があれば、ぜひ「It’s a real page turner!」と言い添えてみてください。

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