『BONES -骨は語る-』S09E13 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン9 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 9 Episode 13

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン9第13話「Big in the Philippines」では、遠い場所の噂や物証を積み上げて真相へ近づく捜査の言葉と、そばにいる仲間の重い決断を支えようとする言葉が、「距離」というテーマを別の角度から描きます。犯行状況の説明と、闘病をめぐる会話が一つの回の中に置かれているため、英語表現が状況説明と気遣いのどちらに働いているかを追いやすいエピソードです。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES -骨は語る-』S09E13は、大統領夫人が推進する庭園プログラムの現場で、動物に荒らされた白骨遺体が見つかる場面から始まります。被害者はカントリー音楽を作っていたコリン・ヘインズで、生前は目立った成功のないまま質素な暮らしを送っていましたが、フィリピンのラジオで彼の曲がヒットしていたという意外な事実が捜査の途中で明らかになります。ラボでは骨の損傷や感染症の痕跡から生前の生活が読み解かれる一方、研修医ウェンデルの怪我をきっかけに、彼自身の重い病気が発覚し、治療を受け入れるかどうかの葛藤が並行して描かれます。遠方の噂話をたどる捜査と、すぐそばにいる仲間を支える会話が同じ回の中で交わるため、距離の異なる二つの物語がどう英語で語られるかを見比べられます。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. kick off

立ち上げる、始動させるという意味です。

Booth: So, last year the First Lady handpicked this location to kick off her Urban Green Thumb program.
(昨年、大統領夫人はこの場所を選んで庭園プログラムを立ち上げたんです)
BONES Season 9 Episode 13 (Big in the Philippines)

事件現場に到着したブースが状況を説明する冒頭の一言です。事件と関係のない経緯を先に整理することで、これから起きる違和感を際立たせる導入になっています。

詳しく読む

2. spring for

気が進まないなりにも代金を負担する、奮発するという意味です。

Hodgins: Maybe someone just didn’t want to spring for a funeral.
(もしかしたら、誰かが葬式代を出したくなかっただけかもしれない)
BONES Season 9 Episode 13 (Big in the Philippines)

遺体が正式な埋葬でなく庭に埋められていた理由を、ホッジンスが皮肉交じりに推測する場面です。感情的な動機よりも金銭的な事情を先に疑う、ホッジンスらしい視点が表れています。

詳しく読む

3. up to speed

最新の状況をきちんと把握できているという意味です。

Montenegro: ‘Cause if she didn’t think you were up to speed, then you could…
(だってブレナンが、あなたが万全じゃないと思ったら…)
BONES Season 9 Episode 13 (Big in the Philippines)

怪我をしたウェンデルに、腕のことをブレナンが知っているか尋ねたアンジェラが、伏せておきたい事情を代わりに言葉にする場面です。仕事を続けられるかどうかという不安を、直接的な言葉を避けて示しています。

詳しく読む

4. catch a break

ようやく運が向いてくる、幸運に恵まれるという意味です。

Montenegro: The guy never once in his life caught a break.
(この人は生涯で一度も運に恵まれなかったのね)
BONES Season 9 Episode 13 (Big in the Philippines)

被害者コリンの困窮していた暮らしぶりを知ったアンジェラが漏らす一言です。捜査の淡々とした流れの中に、被害者への同情がにじみ出る場面になっています。

詳しく読む

5. make sure that

~であることを確実にする、きちんと確認するという意味です。

Saroyan: I have a responsibility to make sure that he gets the best care.
(彼が最善の治療を受けられるようにする責任が私にはあります)
BONES Season 9 Episode 13 (Big in the Philippines)

無断でウェンデルのレントゲンを確認したブレナンに対し、カムが上司としての立場を主張する場面です。個人の意思より監督責任を優先する、カムらしい言い切り方になっています。

詳しく読む

6. back to square one

振り出しに戻ってしまう、最初からやり直しになるという意味です。

Booth: Back to square one.
(また振り出しに戻ったな)
BONES Season 9 Episode 13 (Big in the Philippines)

有力な容疑者のアリバイが成立し、捜査が行き詰まったことを短く認める一言です。感情を込めずに事実だけを述べることで、次の手がかりへ気持ちを切り替える合図になっています。

7. kick back

のんびり過ごす、くつろいで好きなように過ごすという意味です。

Wendell: I’d just kick back, drink, sleep with as many women as I can.
(ただのんびり過ごして、飲んで、できるだけ多くの女性と付き合うと思う)
BONES Season 9 Episode 13 (Big in the Philippines)

治療を受けるかどうか迷うウェンデルが、治療を諦めた場合に何をしたいかを冗談めかして語る場面です。深刻な話題を軽い調子の言葉で包み、本音をそらす言い方になっています。

8. on again, off again

くっついたり離れたりを繰り返している、不安定な関係を表す言い方です。

Bartender: On again, off again, you know.
(つき合ったり別れたりを繰り返してるだけだよ)
BONES Season 9 Episode 13 (Big in the Philippines)

被害者コリンと関係のあった女性の家に出入りしていたバーテンダーが、二人の関係を尋ねられて軽く答える場面です。深追いされたくない話題を短く済ませる言い方として使われています。

9. trust me on this

これに関しては自分を信じてほしいと念を押す言い方です。

Booth: Trust me on this one, all right?
(これに関しては俺を信じてくれ、いいね?)
BONES Season 9 Episode 13 (Big in the Philippines)

自宅でブレナンと踊りながら、踊りにくい曲なら合わせてゆっくり踊ればいいとブースが請け合う場面です。理屈で説得するのではなく、相手に委ねてもらう柔らかい頼み方になっています。

10. call it a night

その日はそこで切り上げて終わりにするという意味です。

Booth: So… what do you want to do, do you want to call it a night?
(それで……どうする、今夜はもうこのあたりで終わりにする?)
BONES Season 9 Episode 13 (Big in the Philippines)

ウェンデルが治療を受け入れる決意を伝えて帰ったあと、ブースがブレナンに今夜をどう過ごすか尋ねる場面です。重い話のあとに日常のやり取りへ戻る、静かな締めくくりの言葉です。

このエピソードの英語学習ポイント

今回の見どころは、遠方の情報をたどって真相へ近づいていく捜査の話法と、目の前にいる相手の心を気遣う話法が、距離の異なる二つの場面で同時に描かれる点にあります。

序盤の現場検証では、ブースの「So, last year the First Lady handpicked this location to kick off her Urban Green Thumb program」のように、事件と直接関係のない経緯を先に整理する言い方が出てきます。続けてホッジンスが漏らす「Maybe someone just didn’t want to spring for a funeral」は、遺体が正式に埋葬されなかった理由を金銭面から推測する発想で、専門家それぞれの視点の違いが短い台詞に表れています。

同じ序盤、ラボでは負傷したウェンデルをめぐる会話が始まります。アンジェラの「’Cause if she didn’t think you were up to speed, then you could…」は、仕事を続けられるかという不安を最後まで言い切らずにぼかす言い方で、深刻な話題を直接口にしない配慮がうかがえます。被害者の暮らしぶりが判明する場面で漏れる「The guy never once in his life caught a break」も、事実の報告に感情を一言添えるアンジェラらしい語り口です。

捜査が進むと、カムの「I have a responsibility to make sure that he gets the best care」のように、立場や責任を明確に言い切る表現が出てきます。無断でウェンデルの検査記録を見たブレナンに対する反論であり、個人の判断より監督者としての義務を優先させる言い方です。ここでの「make sure that」は、感情を交えず義務を宣言する働きをしています。

容疑者のアリバイが崩れる場面では、ブースの「Back to square one」という短い一言が状況を要約します。長い説明を省いて事実だけを述べることで、次の手がかりへ切り替える合図になっている点が、この回の捜査場面に共通する話法です。同じ捜査線上で、被害者と関係のあった女性の家に出入りしていたバーテンダーが口にする「On again, off again, you know」は、深追いされたくない私生活を短く濁す言い方で、容疑者側の防御的な話し方の例になっています。

一方、ウェンデルの闘病をめぐる会話では、感情を抑える言葉の選び方が違う形で現れます。「I’d just kick back, drink, sleep with as many women as I can」は、治療を諦めた場合の生き方を冗談めかして語ることで、本音の重さをあえて軽い言葉に包んでいます。深刻な決断を茶化す口調で語る点は、捜査場面の淡々とした報告口調とは異なる感情の隠し方です。

終盤、自宅でブースがブレナンに踊りを教える場面の「Trust me on this one, all right?」は、理屈ではなく相手に委ねてもらうための柔らかい頼み方です。一日の終わりに交わされる「So… what do you want to do, do you want to call it a night?」も同様に、重い話のあとで日常の会話に戻ろうとする静かな言葉づかいになっています。

こうして見ていくと、この回の英語は「事実をどこまで直接言い切るか」という点で、事件の場面と私生活の場面が対照的に描かれていることがわかります。遠い場所の出来事を扱う台詞ほど断定的になり、そばにいる相手の心を気遣う台詞ほど言葉をぼかす傾向を意識しながら聞くと、場面ごとの温度差をつかみやすくなります。

キャラクター別|英語の特徴

ブレナン|規則より本人の意思を優先する

ブレナンの英語は、立場や規則よりも本人の判断を尊重する言い方に特徴があります。無断でウェンデルの検査記録を確認した理由を問われても、悪びれずに事実を淡々と述べる姿勢は、カムの「make sure that he gets the best care」という責任重視の言い方とは対照的です。踊りの場面でも「Trust me」と言われるまま素直に相手に従う様子が描かれ、事件では譲らない一方、私的な場面では相手に委ねる柔らかさも同居しています。

カム|責任の所在を明確に言い切る

カムの英語は、感情よりも立場と義務を先に言葉にする点が際立っています。「This is unethical, Dr. Brennan」「Mr. Bray is my charge」と続ける言い方は、個人の感情を交えずに規則と責任の範囲を示す話法です。ウェンデルの病状という重い話題であっても、感傷的な言葉ではなく職務上の立場から語ることで、周囲を落ち着かせる役割を担っています。

ウェンデル|重い決断を軽い言葉で包む

ウェンデルの英語は、深刻な状況ほど軽い調子の言葉で語る傾向が見えます。治療を諦めた場合の生き方を語る「I’d just kick back, drink, sleep with as many women as I can」は、笑いを誘う口調でありながら、その裏には死への不安が透けています。最終的に「I decided to fight」「I don’t want to use up my share」と短い言葉で決意を伝える場面では、それまでの軽さとは違う率直さが表れ、台詞の温度の変化が心境の変化をそのまま映しています。

関連コラム記事

[dde_episode_columns id=”BONES_US_S09E13″]

このエピソードが見られる配信サービス

前後のエピソード

シーズンまとめはこちら

シーズン9まとめはこちら
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次