『BONES -骨は語る-』S09E14 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン9 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 9 Episode 14

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン9第14話「The Master in the Slop」では、豚の餌桶に埋もれた物証を読み解く捜査の言葉と、正体を明かさずに情報を引き出す潜入先での言葉が、「隠す/暴く」という同じ動きを別の場面で描きます。汚れた現場の説明と、素性を伏せたままの会話が同じ回に置かれているため、英語表現が事実の開示や隠蔽にどう働くかを追いやすいエピソードです。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES -骨は語る-』S09E14は、豚農場の餌桶から人間の遺骨が見つかる場面から始まります。被害者は著名なチェス棋士アルバート・マグナソンで、ブレナンとホッジンスは、カナダから派遣された法医足病学の専門家フィルモアとともに、汚れた物証から手がかりを読み解いていきます。並行して、かつて競技チェスの強豪だったスイーツが現地クラブに潜入し、素性を隠したまま故人の人間関係や商業的な利害を探ります。ブースは複数の容疑者を尋問しながら、事件当夜に何が起きたのかを一つずつ突き止めていきます。同じ頃、ラボでは科学者向けの賞をめぐって、カムとブレナンの間に小さな緊張も生まれます。物証を読み解く専門的な会話と、正体を隠して人と接する会話が交互に描かれるため、英語表現の働き方の違いを見比べられるエピソードです。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. family business

家庭の事情で、という意味の言い方です。

Saroyan: Out of town on family business.
(家庭の事情で街を離れています)
BONES Season 9 Episode 14 (The Master in the Slop)

事件現場に着いたブレナンがインターンの不在を尋ねた際、カムが理由を簡潔に答える一言です。詳しい事情には触れず、必要最低限の説明で会話を先へ進めています。

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2. get away with it

悪いことをしても罰を受けずに済ませる、逃げ切るという意味です。

Booth: Probably figured he could get away with it again.
(また同じ手口で逃げ切れると思ったんだろうな)
BONES Season 9 Episode 14 (The Master in the Slop)

死体を豚に食べさせて証拠を消した過去を持つ容疑者について、ブースが推測を述べる場面です。前科がある人物の再犯を淡々と読む、捜査官らしい発想が表れています。

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3. capitalize on

持っている強みや才能をうまく活かして利益にするという意味です。

Suzanne Levitt: I had a background in marketing; why shouldn’t Albert capitalize on his talent?
(私はマーケティングの経験があるんです、アルバートの才能を活かして何が悪いんですか)
BONES Season 9 Episode 14 (The Master in the Slop)

被害者の資産管理を一手に担っていた恋人が、金銭面での関与を問われて反論する場面です。愛情ではなく実務としての正当性を主張する、防御的な言い方になっています。

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4. under the radar

人目につかないよう身を隠して行動しているという意味です。

Booth: She’s living under the radar; she’ll be hard to find.
(彼女は人目を避けて暮らしているから、見つけるのは難しいだろう)
BONES Season 9 Episode 14 (The Master in the Slop)

ビザが切れたまま滞在を続ける被害者の元妻について、ブースが所在確認の難しさを説明する場面です。相手の行動パターンを一言で言い表す、捜査報告らしい表現です。

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5. on the down low

表沙汰にせず、内密に済ませてほしいという意味の頼み方です。

Sweets: Do me a favor, keep it on the down low.
(頼むから、これは内密にしておいてくれ)
BONES Season 9 Episode 14 (The Master in the Slop)

チェスクラブに潜入中のスイーツが、被害者の息子ティムに正体を明かしてしまった直後、口止めを頼む場面です。捜査官としての立場を隠したい焦りが、くだけた言い方に表れています。

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6. conspicuously absent

いるはずの場所に、誰の目にも明らかなほど姿を見せていないという意味です。

Romanov: You have been conspicuously absent for the past decade.
(この十年、あなたは見事なまでに顔を見せなかったね)
BONES Season 9 Episode 14 (The Master in the Slop)

かつてチェスの世界で名を知られていたスイーツが古い仲間と再会する場面です。皮肉と親しみを同時に込めた言い方で、久しぶりの再会に驚きを示しています。

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7. all over the place

あちこちに散らばっている、秩序なく広がっているという意味です。

Booth: Broken lights all over the place.
(照明があちこち壊れているな)
BONES Season 9 Episode 14 (The Master in the Slop)

事件が起きた駐車場を調べるブースが、周囲の異常な状態を確認しながら口にする一言です。物理的な散らばりを示すだけでなく、待ち伏せの可能性を示唆する観察にもなっています。

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8. tie up

場所や時間をふさいで、他の人が使えない状態にするという意味です。

Wakefield: I’m wondering how long you’re gonna be tying up our parking garage?
(うちの駐車場をいつまで塞いでおくつもりなのか気になっていまして)
BONES Season 9 Episode 14 (The Master in the Slop)

現場検証で駐車場が使えなくなったチェスクラブの関係者が、迷惑そうに声をかけてくる場面です。丁寧な言い回しの中に苛立ちをにじませる、遠回しな抗議の仕方です。

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9. don’t do anything stupid

余計なことをするな、大人しくしていろという警告の言い方です。

Booth: Don’t do anything stupid.
(余計なことはするなよ)
BONES Season 9 Episode 14 (The Master in the Slop)

容疑者の一人が不審な動きを見せた瞬間、ブースが警戒しながら発する短い命令です。緊張した場面で使われる、簡潔で強い制止の表現です。

10. take a look at this

これを見てほしいと注意を引く定番の言い方です。

Montenegro: Take a look at this.
(これを見てください)
BONES Season 9 Episode 14 (The Master in the Slop)

監視カメラの映像から犯行の瞬間を復元したアンジェラが、チームに発見を共有する場面です。説明の前置きを省いて相手の注意を引く、映像解析者らしい切り出し方です。

このエピソードの英語学習ポイント

今回の見どころは、汚れた物証を丁寧に読み解いていく捜査の言葉と、潜入先で身分を明かさずに情報を集める言葉が、明かすことと隠すことという対の働きを別の場面で見せる点にあります。

序盤、遺体の発見場所を尋ねられたカムが答える「Out of town on family business」は、事情を詳しく語らずに済ませる簡潔な言い方です。同じ頃、容疑者ジャリック・ヘンリーの再犯についてブースが漏らす「Probably figured he could get away with it again」は、過去の逃げ得を踏まえて次の行動を読む、捜査官らしい推理の言葉になっています。

被害者マグナソンの資産管理をめぐる場面では、恋人スザンヌの「I had a background in marketing; why shouldn’t Albert capitalize on his talent?」という反論が出てきます。愛情ではなく実務能力を根拠に自分の関与を正当化する言い方で、金銭が絡む人間関係特有の防御的な語調が表れています。同じ捜査線上でブースが口にする「She’s living under the radar; she’ll be hard to find」も、相手の行動パターンを一言で要約する簡潔な報告口調です。

チェスクラブに潜入したスイーツの場面は、この回でもっとも「隠す」というテーマが色濃く出るところです。正体を見抜かれかけた瞬間の「Do me a favor, keep it on the down low」は、捜査官の立場を崩さないよう焦りながら頼み込む言い方であり、旧知の仲間から言われる「You have been conspicuously absent for the past decade」は、スイーツ自身の過去を暴く皮肉交じりの再会の言葉になっています。潜入先での会話は、事実を明かすことと隠すことの両方を同時に扱う点で、他の場面の捜査会話とは性質が異なります。

現場検証の場面に戻ると、ブースの「Broken lights all over the place」は物的な状況を淡々と描写する観察の言葉です。一方、駐車場を管理するウェイクフィールドが口にする「I’m wondering how long you’re gonna be tying up our parking garage?」は、丁寧な言い回しに苛立ちを忍ばせた遠回しな抗議で、捜査する側とされる側の温度差がそのまま表現に出ています。

尋問の場面では、容疑者が不審な動きを見せた瞬間、ブースが短く発する「Don’t do anything stupid」のように、対峙する相手への構えが強まるほど言葉数が削られる傾向が見られます。逆に、監視カメラの映像を分析したアンジェラが手がかりを共有する「Take a look at this」は、身構える響きではなく発見の高揚を伝える切り出し方です。同じ「短い命令文」でも、場面の温度によって響き方が変わることがわかります。

こうして見ていくと、この回の英語は「何を明かし、何を隠すか」という判断が台詞の長さや語調にそのまま反映されていることがわかります。潜入先での会話と尋問室での会話を聞き比べると、同じ登場人物でも場面によって言葉の選び方が大きく変わる様子を追いやすくなります。

キャラクター別|英語の特徴

スイーツ|二つの立場を言葉で使い分ける

スイーツの英語は、捜査官としての立場とチェス仲間としての立場を、場面ごとに切り替える点に特徴があります。潜入先でティムに正体を明かしてしまった直後の「Do me a favor, keep it on the down low」では、慌てながらも丁寧に頼み込む姿勢が表れる一方、旧友ロマノフとの再会では「Yeah, I’m probably very rusty at this point」と謙遜しつつ懐かしむ言い方に変わります。同じ人物でありながら、相手によって言葉の温度が大きく変わる様子が、この回のスイーツの見どころです。

ブース|状況の変化に応じて言葉を切り詰める

ブースの英語は、状況が緊迫するほど言葉数が減っていく傾向があります。現場を観察する「Broken lights all over the place」のような描写的な言い方から、容疑者が動いた瞬間の「Don’t do anything stupid」という短い制止まで、同じ捜査でも緊張度によって文の長さが変わります。容疑者の再犯を推測する「Probably figured he could get away with it again」のように、事実を積み重ねて相手の心理を読む発想も、ブースらしい話法として一貫しています。

アンジェラ|発見を簡潔に共有する

アンジェラの英語は、複雑な解析結果を短い言葉でチームに伝える点が際立っています。監視カメラの記録を復元した場面の「Take a look at this」は、説明を並べる前に、まず見てもらうことを優先する切り出し方です。画像という視覚的な情報を扱う役割だからこそ、言葉を重ねるより「見せる」ことを重視する話し方が身についていることがうかがえます。

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