『BONES -骨は語る-』S09E21 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン9 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 9 Episode 21

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン9第21話「The Cold in the Case」は、沼地から見つかった遺骨が死亡時期を絞り込めない奇妙な状態にあるところから捜査が始まる回です。ラボでの仮説提示から、アラストの両親との食事会でのぎこちない一言まで、確定していない情報をどう言葉にするかという共通点を軸に見ていくのに向いています。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES -骨は語る-』S9E21では、沼地から見つかった女性の遺骨が、死後に冷凍保存されていた可能性を示します。奇妙な保存状態を科学的に検証しながら、チームは被害者の生活と死の経緯を組み立て直していきます。カムはアラストと家族に会う準備を進め、ブースには昇進の可能性が生じます。捜査は現場に残された情報の確認から始まり、関係者の言葉やラボでの分析が次の手がかりを示します。専門的な説明と日常的な言い回しが交互に現れるため、物語の進行と英語の働きを一緒に確認できます。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. twist your arm

(遠回しに)無理強いする、強く勧める。

Realtor: I don’t want to twist your arm, but these lots are going fast.
(無理強いはしたくないけれど、この区画はすぐ売れてしまいますよ。)
BONES Season 9 Episode 21 (The Cold in the Case)

物語冒頭、分譲地を案内する不動産業者が客に営業をかける場面のセリフです。“twist your arm”は直訳すると「腕をねじる」ですが、実際には比喩的に「強引に迫る、無理強いする」という意味で使われます。“I don’t want to ~”と否定形にすることで、押しつけがましさを和らげながら勧誘する言い方になっています。

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2. get out of here

(危険や不快な状況から)その場を離れる、逃げ出す。

Woman: Let’s get out of here!
(ここから逃げましょう!)
BONES Season 9 Episode 21 (The Cold in the Case)

分譲地を見学中の客が、飼い犬の掘り出した遺骨を目にして悲鳴をあげる場面のセリフです。“get out of here”は文字通りの「ここを出る」に加え、驚きや恐怖からとっさに逃げ出すときの決まり文句として使われます。同じ文を二度繰り返すことで、パニックの度合いが強く伝わる言い方になっています。

3. teacher’s pet

先生のお気に入り、上司に気に入られている人。

Brennan: Wow, sounds like you’re teacher’s pet.
(へえ、まるで先生のお気に入りみたいね。)
BONES Season 9 Episode 21 (The Cold in the Case)

遅刻の言い訳で、上司から特別に他の捜査官の案件を見るよう頼まれたと知ったブレナンが、ブースをからかう場面のセリフです。“teacher’s pet”はもともと学校の先生に気に入られている生徒を指す言葉で、そこから転じて職場の上司に評価されている人をやや皮肉交じりに呼ぶときにも使われます。

4. up to my ears

(仕事などで)手一杯で、身動きが取れないほど忙しくて。

Booth: You have noticed I’m up to my ears here in stuff.
(僕がこの書類の山で手一杯なのは気づいてるだろう。)
BONES Season 9 Episode 21 (The Cold in the Case)

上司から回されてきた大量の報告書に追われるブースが、スイーツに事件の手伝いを頼む場面のセリフです。“up to my ears”は「耳の高さまで(何かに)浸かっている」という直訳から、忙しさで身動きが取れない状態を表す比喩表現になっています。stuff の部分を別の名詞に入れ替えれば、他の忙しい状況にも応用できます。

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5. out of hand

収拾がつかない状態になる、制御できなくなる。

Sweets: Or a sexual situation that got out of hand.
(あるいは、収拾がつかなくなった性的な状況だったのかもしれない。)
BONES Season 9 Episode 21 (The Cold in the Case)

被害者が服を身につけていなかった理由をスイーツが推測する場面のセリフです。“out of hand”は「手の届く範囲を超える」というイメージから、事態が制御できなくなる様子を表す口語表現です。断定を避ける“or”から始めることで、確定していない仮説であることを示す言い方になっています。

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6. cut me a little slack

(相手の至らなさを)大目に見る、少し多めに見逃す。

Cam: You can cut me a little slack.
(少しくらい大目に見てくれてもいいでしょう。)
BONES Season 9 Episode 21 (The Cold in the Case)

恋人アラストの家族に会う食事会を前に緊張するカムが、同僚に理解を求める場面のセリフです。“cut someone slack”は「(綱を)少し緩める」というイメージから、相手の失敗や緊張に対して寛容になることを表す言い回しです。little を加えることで、控えめなお願いのニュアンスになっています。

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7. the bottom line

最終的な結論、一番重要な要点。

Warshaw: All they care about is the bottom line.
(あいつらが気にしているのは損得勘定だけだ。)
BONES Season 9 Episode 21 (The Cold in the Case)

冷凍保存事業に顧客を奪われた経営者が、ブレナンの追及に対して恨みを口にする場面のセリフです。“the bottom line”はもともと決算書の最終行(損益)を指す言葉で、そこから「一番重要な結論、本音の部分」という意味で広く使われるようになりました。感情的な恨み言を、経済用語で言い切っているところに人物像が表れています。

8. nice to meet you

初めまして、お会いできてよかったです。

Cam: Um, wow, it was nice to meet you.
(ええと、その、お会いできてよかったです。)
BONES Season 9 Episode 21 (The Cold in the Case)

アラストと両親の食事会が口論になり、席を立たれてしまったカムが、気まずさの中で見送りのあいさつを口にする場面のセリフです。“nice to meet you”は初対面のあいさつとして定番ですが、この場面のように場の空気にそぐわない状況で使われると、気まずさをごまかす社交辞令として響きます。“Um, wow,”という言いよどみが、その戸惑いをそのまま伝えています。

9. figure out

(考えて)理解する、解決策を見つけ出す。

Ethan: I couldn’t figure out how to get my baby out of there.
(娘をそこから連れ出す方法が分からなかったんだ。)
BONES Season 9 Episode 21 (The Cold in the Case)

娘の遺体を無断で持ち出そうとした元夫が、動機を取り調べで語る場面のセリフです。“figure out”は考えを巡らせて答えや方法にたどり着くという意味の句動詞で、how to ~ のような疑問詞句と組み合わせて「〜する方法が分かる」という形で使われます。ここでは否定形になっており、方法が見つけられなかった苦しさがにじみます。

10. have a fit

かんしゃくを起こす、激しく怒って取り乱す。

Arastoo: Are you going to have a fit and walk out again because I’m staying for tea?
(僕がお茶に付き合うからって、また癇癪を起こして出て行くつもり?)
BONES Season 9 Episode 21 (The Cold in the Case)

以前口論の末に席を立った両親が再び訪ねてきた場面で、アラストが皮肉交じりに声をかけるセリフです。“have a fit”は怒りや動揺で感情を爆発させる様子を表す口語表現で、and walk out のように別の動詞句と並べることで、怒りの結果どう行動したかまで一文で描写できます。

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このエピソードの英語学習ポイント

ラボでの報告には、確定した事実と、まだ確かめきれていない見立てを分ける言い方が使い分けられています。「Or a sexual situation that got out of hand.」のように or から始める文は、可能性のひとつを控えめに差し出す型です。一方、遺骨の死亡時期が「3時間前」「3日前」「2週間前」と矛盾した結果を示す場面では、確定していない情報をそのまま並べて読者(視聴者)に判断を委ねる語り方が取られており、断定を避ける表現がそのまま謎解きの緊張感を支えています。

家庭の場面では、緊張やいら立ちが遠回しな言葉に包まれて表れます。カムが食事会前に漏らす「You can cut me a little slack.」は、直接「緊張している」と言う代わりに寛容さを求める言い方です。アラストが両親に向けた「Are you going to have a fit and walk out again because I’m staying for tea?」という問いかけも、怒りそのものを指摘するのではなく、過去の行動を引き合いに出すことで婉曲に釘を刺しています。感情を直接言わずに行動や結果で示す言い回しは、捜査会話とはまた違う人間関係の機微を伝えています。

キャラクター別|英語の特徴

ブレナン|骨の特徴から仮説を積み上げて語る

ブレナンは、骨に残るわずかな特徴を根拠に、被害者の姿を一つずつ明らかにしていきます。「Based on the vertical nature of the frontal bone as well as the mental eminence of the mandible, the victim appears to be female, in her mid-30s.」(前頭骨の垂直な形状と下顎のオトガイ隆起から、被害者は30代半ばの女性と思われます。)という発話は、二つの解剖学的根拠を並べたうえで結論を導く構文になっています。ブースをからかう「Wow, sounds like you’re teacher’s pet.」のような軽口と比べると、証拠を語るときの文はより長く、根拠と結論が一文の中に整然と収まっている点が対照的です。専門用語が並ぶ発話でも、何を土台にして何を導いているのかという構造を追えば意味を取りやすくなります。

カム|職業上の率直さを私生活にも持ち込む

カムは、ラボでの指示も、恋人の家族へのあいさつも、同じ率直な言葉で処理しようとします。「You can cut me a little slack.」という短いお願いは、緊張をそのまま言葉にするのではなく、相手に寛容さを求める形で表現したものです。家族の口論に居合わせてしまった直後の「Um, wow, it was nice to meet you.」という一言は、言いよどみを含みながらも、その場をどう収めるかを瞬時に判断する率直さの表れです。職場で見せる的確な指示口調が、私的な戸惑いの場面でも崩れずに残っているところに、この人物らしさがあります。

ブース|忙しさと昇進の期待を短い言葉で処理する

ブースは、抱えている負担も、昇進への期待も、多くを語らず短い言葉で片づけようとします。「You have noticed I’m up to my ears here in stuff.」という一言は、不満を並べ立てるのではなく、状況を簡潔に述べて助けを求める言い方です。上司からの評価が上がっていることをスイーツに指摘されても多くを語らず、必要なことだけを短く返す姿勢が一貫しています。感情を長く説明しない話し方は、忙しさの中でも冷静さを保とうとするこの人物の性格をよく表しています。

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