『BONES』S11E14 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン11 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 11 Episode 14

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
再出発をめぐる今回の事件では、現状に折り合いをつける言葉と、そこに背を向けて変わろうとする言葉が、同じ場面の中で行き交います。この違いが、S11E14の英語の面白さを作っています。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES』シーズン11第14話(S11E14)は、ブレナンが容疑者を殴った件で懲戒審問にかけられる場面から始まります。並行して、更生施設で暮らしていた女性の遺体が発見され、チームは彼女の過去と現在を追っていきます。出所後に人生をやり直そうとしていた被害者の姿と、彼女を取り巻く人々の事情が少しずつ明らかになります。捜査は更生施設の関係者や、かつて縁のあった人物にも及び、それぞれが抱えていた過去が少しずつ言葉になっていきます。ブースとブレナンの私生活、そしてハッジンス夫妻の関係にも変化の兆しが見え始めます。『BONES』S11E14は、事件の捜査とそれぞれの再出発が重なり合う一話です。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. fair enough

意味:相手の言い分に一理あると認めて受け入れること。反論せず一歩譲るときに使う相づちです。

Angela: Well, fair enough.
(まあ、それはもっともね。)
BONES Season 11 Episode 14 (The Last Shot at a Second Chance)

映画マラソン後の筋肉痛をめぐる会話で、ブレナンが柔軟体操は自分には向かないと認めた直後、アンジェラが軽く受け流す場面です。相手の言い分を全面否定せず、まず受け止める柔らかい相づちとして使われています。

2. honestly

意味:本音を切り出すときに使うつなぎの言葉。ここでは、それまでの発言よりも踏み込んだ本心を示しています。

Warren: Honestly, he’s pushing me away.
(正直に言うと、彼に距離を置かれているの。)
BONES Season 11 Episode 14 (The Last Shot at a Second Chance)

ハッジンスとの関係についてそれとなく尋ねられたウォーレンが、遠回しな返事から一歩踏み込んで本心を漏らす場面です。honestly の前後で言葉の温度が変わる点が読みどころです。

3. par for the course

意味:いつものこと、想定内の成り行きという意味の慣用表現です。もとはゴルフ用語として使われていました。

Warren: Well, that’s just par for the course these days.
(まあ、最近はそれが普通のことなの。)
BONES Season 11 Episode 14 (The Last Shot at a Second Chance)

ハッジンスから距離を置かれる状況が特別な出来事ではなく、最近では日常的に繰り返されていることを、ウォーレンが淡々と語る場面です。

4. take a look

意味:確認のために目を向けること。相手に何かを調べてほしいときに使う軽い依頼表現です。

Angela: Hodgins, I wanted you to take a look at this tissue.
(ハッジンス、この組織を見てほしいの。)
BONES Season 11 Episode 14 (The Last Shot at a Second Chance)

現場から持ち帰った組織片の焦げ跡について、アンジェラがハッジンスに分析を依頼する場面です。私的な話題から事件の話題へ切り替わる境目のセリフでもあります。

5. in other words

意味:それまでの説明を言い換え、要点を一言でまとめ直すときに使う表現です。

Aubrey: So, in other words, you don’t have an alibi.
(つまり、アリバイがないということですね。)
BONES Season 11 Episode 14 (The Last Shot at a Second Chance)

ケニーのあいまいな返答を、オーブリーが核心を突く一文に置き換える場面です。相手の言葉をそのまま繰り返さず、意味を整理し直す機能がよく表れています。

6. half the battle

意味:解決に向けた大きな一歩のこと。全体の半分を終えたに等しいという意味の慣用表現です。

Booth: Identifying the problem, that’s half the battle.
(問題の所在を突き止めることが、解決の半分なんだ。)
BONES Season 11 Episode 14 (The Last Shot at a Second Chance)

被害者の足取りを絞り込む作業で行き詰まりかけたオーブリーに、ブースが声をかける場面です。捜査の停滞を前向きな言葉で押し出す役割を持っています。

7. break the cycle

意味:繰り返されてきた悪い習慣や境遇から抜け出すことを指す表現です。

Kalani: That she had a real job and that she was gonna break the cycle.
(母がまともな仕事に就いて、悪い連鎖を断ち切るつもりだと言っていた。)
BONES Season 11 Episode 14 (The Last Shot at a Second Chance)

母ローラとの約束を語るカラニのセリフです。過去の生活から抜け出そうとした母の姿を、娘自身の言葉で振り返っています。

8. the pink elephant in the room

意味:誰もが気づいているのに触れずにいる、明白な問題のこと。the elephant in the room という慣用表現に pink を添えて強調した言い方です。

Warren: You mean instead of awkwardly avoiding the pink elephant in the room?
(気まずく核心を避け続ける代わりに、ということ?)
BONES Season 11 Episode 14 (The Last Shot at a Second Chance)

話をしようと切り出したハッジンスに対し、ウォーレンが皮肉まじりに返す場面です。避けられてきた話題に自分から触れる姿勢がうかがえます。

9. paid the price

意味:代償を払うこと、報いを受けることを指す表現です。

Booth: Kenny’s done bad things, he’s paid the price, but, you know, he’s taking responsibility, he’s reformed.
(ケニーは悪いこともしたが、その代償は払ったし、責任も引き受けて更生している。)
BONES Season 11 Episode 14 (The Last Shot at a Second Chance)

懲戒審問への協力をブレナンに評価されたブースが、ケニーの過去と現在をまとめて語る場面です。過ちと変化を、一つの文の中で並べて説明しています。

10. a second chance

意味:もう一度やり直す機会のこと。この回のエピソード英題にも使われている表現です。

Booth: He deserves a second chance.
(彼にはもう一度やり直す機会がふさわしい。)
BONES Season 11 Episode 14 (The Last Shot at a Second Chance)

ケニーと、その娘カラニの家族としての再出発を、ブースが一言で肯定する場面です。この直後にブレナンも同じ考えを重ねていきます。

このエピソードの英語学習ポイント

この回の英語は、状況を受け入れる言葉と、そこから抜け出そうとする言葉の対比で組み立てられています。「fair enough」や「par for the course」のように現状を認める表現は、対立を避けて会話を前に進める働きを持ちます。一方で「break the cycle」「paid the price」「a second chance」のように過去との関係を変えようとする表現は、同じ現状容認の姿勢からもう一歩踏み出す言葉です。

捜査パートでは、相手の証言を要約し直す「in other words」のような表現が、あいまいさを解消する役割を果たします。私生活の場面では「honestly」や「the elephant in the room」のように、避けていた本音や話題へ自分から踏み込む言葉が増えていきます。立場は違っても、同じ「一歩踏み込む」という行為が、捜査にも人間関係にも表れる点がこの回の会話の作りです。

視聴の際は、現状を認める一言が出た直後に会話がどちらへ向かうかに注目すると、人物の判断がどこで切り替わるかを追いやすくなります。字幕で意味を確認したあとは、間や語調も含めて音声へ戻ると、同じ表現が場面ごとにまとう温度の違いが残ります。

事件の当事者だけでなく、捜査する側の人間関係にも同じ構図が重なっている点も、この回ならではの読みどころです。証言を整理する言葉と、私生活の摩擦を言葉にする瞬間が交互に置かれることで、事件そのものと登場人物の内面が並行して進んでいく感覚が生まれます。

キャラクター別|英語の特徴

ブレナン|謝らずに、事実として責任を引き受ける

ブレナンは、この回で「感情的な弁明ではなく、事実として責任を引き受ける」役割を担います。容疑者を殴った件を悔いる素振りは見せず、行動そのものを認めたうえで淡々と向き合う人物です。

台本には「But I’m not sorry for my actions.」という一文があります。日本語にすると「でも、自分の行動を悪いとは思っていない」というところで、謝罪という感情的な形式ではなく、事実の確認としての釈明になっています。

同じ姿勢は審問の場でも変わりません。感情を交えた弁解に流れず、行動とその根拠を淡々と述べ続ける態度は、家庭内で娘や同僚に接するときの率直さとも重なります。ブレナンの英語を聞くときは、詫びる言葉と説明する言葉のどちらを選んでいるかに注目すると、この人物らしい一貫性が見えてきます。

ブース|古い縁を切り捨てず、機会として差し出す

ブースは、この回で「過去のつながりを切り捨てず、相手にもう一度機会を差し出す」役割を担います。刑務所仲間だったケニーをめぐって周囲から疑いの目を向けられても、簡単には態度を変えません。

台本には「Okay, Kenny was the only guy in there who had my back. It’s not easy being friends with a cop.」という一文があります。「刑務所の中でケニーだけが自分の味方だった。警官と友達でいるのは簡単じゃない」という意味で、恩義を認める率直な言い方です。

この言い方は、のちにケニーの更生を「paid the price」「a second chance」という言葉で語る場面へとつながっていきます。周囲から距離を置くよう促されても態度を変えないのは、義理を軽んじない性格の表れでもあります。ブースの英語を聞くときは、疑われる立場の相手をどんな言葉で守っているかに注目すると、彼の判断基準が見えてきます。

ウォーレン|くだけた言葉づかいのまま、核心に踏み込む

ウォーレンは、この回で「くだけた言葉づかいを崩さないまま、避けられている核心に踏み込む」役割を担います。研究員としての報告と、私的な悩みの吐露が同じ口調で語られる人物です。

台本には「I’m vibing we’ve got cause of death, but I think Dr. B’s gonna want more than that.」という一文があります。「死因はつかめた気がするけど、ブレナン博士はそれ以上を求めるはず」という意味で、専門的な報告の中にくだけた言い回しが混ざっています。

同じ調子のまま、ハッジンスとの気まずさについても「the elephant in the room」という表現で切り込んでいます。年下で研究員という立場でありながら、上司や同僚に対しても率直に言葉を返す姿勢は一貫しています。ウォーレンの英語を聞くときは、口調の軽さと話題の重さのギャップに注目すると、この人物らしい距離の詰め方が見えてきます。

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