「that guy」というモテるキャラを表す英語|『BONES』S03E07で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「that guy」というモテるキャラを表す英語|『BONES』S03E07で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン3第7話では、当時の記録を見ながらの雑談や、スイーツによるカウンセリングセッションを通して、”that guy”という一風変わった人物評が繰り返し登場します。誰もが一度は聞いたことのあるこの言い回しが、劇中でどんな意味で使われているのかを見ていきましょう。

一言では訳しにくいこの表現を、複数の場面から読み解いていきます。

目次

雑談から浮かび上がる「one of THOSE guys」評

研究所のチームが1987年当時の記録を見ながら雑談する中で、アンジェラは高校時代のブースをこう評します。

Angela: Right. He was one of THOSE guys.
(そうそう、彼はまさに”あの手のタイプ”だったのよ。)

BONES Season3 Episode7 (The Boy in the Time Capsule)

one of THOSE guysは、直訳すると「あの手の男の一人」ですが、実際には特定の人気者タイプ、つまりスポーツができて周囲から自然と好かれる男子生徒を指す言い回しです。THOSEの部分を強調して発音することで、「みんなが知っているあのタイプでしょ」という含みが加わります。これは第三者が誰かの人物像を一言でまとめる際によく使われる言い方で、guyという単語自体はただの「男」ですが、theやTHOSEを添えることで一気に特定のキャラクター類型を指す表現に変わります。

スイーツが分析する「golden boy」というペルソナ

カウンセリングセッションでは、スイーツがブースの人物像をさらに踏み込んで分析します。

Sweets: You were “that guy” weren’t you, Agent Booth. You were the golden boy who could get away with anything just by turning on the charm.
(あなたは”that guy”だったんじゃないですか、ブース捜査官。魅力を振りまくだけで何でも許されてしまう、golden boyだったんです。)

Booth: That’s ridiculous. You don’t even know who I am.
(ばかばかしい。お前は俺のことなんて何も知らないだろ。)

Sweets: Could it be that you’re still holding on to that persona. That you’re afraid to reveal yourself?
(もしかして、その”persona”にまだしがみついているのでは?本当の自分を見せるのが怖いんじゃないですか?)

BONES Season3 Episode7 (The Boy in the Time Capsule)

スイーツの分析には、that guyという表現をさらに掘り下げる単語がいくつも登場します。golden boyは「何をしても許される優等生・人気者」を指す表現で、charm(魅力)を武器に周囲を味方につけるタイプを表します。personaは本人の素の姿というより、周囲に見せている表向きの人格を指す単語で、スイーツはブースが今もその仮面をかぶり続けているのではと問いかけています。

表現 ニュアンス
that guy 誰もが知っている、あの手の人気者タイプ
golden boy 何をしても許される優等生・人気者
persona 本人が周囲に見せている表向きの人格

スイーツが使うturning on the charm(魅力のスイッチを入れる)という言い回しにも注目です。「持って生まれた愛想の良さ」ではなく、必要なときに意図的に魅力を発揮するというニュアンスがturning onという動詞に込められており、that guyという人物像がある種の処世術として描かれていることが分かります。

ブースは「ばかばかしい」と即座に否定しますが、スイーツの指摘に真っ向から反論しきれない様子も見て取れます。かつて教室の人気者だった過去が、今の自分とどう重なるのか、あるいは重ならないのか。”that guy”という一言をきっかけに、ブース自身の人物像が浮かび上がる場面です。

まとめ|”that guy”という一言に込められた人物評

一つの言い回しでも、”that guy”は場面によって「あの手のタイプ」という軽い人物評にも、golden boyやpersonaといった言葉で掘り下げられる本格的な分析にもなり得ることが、この2つの場面から見えてきます。人を一言で表す英語表現の奥行きを感じさせるやり取りです。

『BONES』の登場人物を通して、次回もこうした人物描写の英語表現を見ていきましょう。

このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。


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