「Welcome home」で伝える、出迎えの英語表現|『BONES』S03E01で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「Welcome home」で伝える、出迎えの英語表現|『BONES』S03E01で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、BONES シーズン3 第1話「The Widow’s Son in the Windshield」に登場する、イラクから帰ってきたザックをチームメンバーが迎える場面の英語表現です。突然の再会に驚きながらも、次々と言葉を投げかけるプラットフォームでのやりとりから、出迎えの気持ちを伝える言い方を見ていきます。

驚きと喜びが入り混じった一瞬の掛け合いに、親しい相手を迎える時に使える表現のヒントが詰まっています。

目次

第一声で伝える「おかえり」

ジェファソニアン研究所のプラットフォームに、イラクから帰還したザックが荷物を担いで現れる場面です。誰も知らせを受けていなかったため、アンジェラは真っ先に声を上げます。

Angela: It’s Zack! It’s Zack.
(ザックだ!ザックだよ!)

BONES Season3 Episode1 (The Widow’s Son in the Windshield)

同じ単語を二度重ねる言い方は、驚きと喜びで言葉が追いつかない様子をそのまま表しています。名前を呼ぶだけの短い一言でも、再会の喜びは十分に伝わります。少し遅れて駆け寄ったブレナンも、抱き合いながらこう声をかけます。

Brennan: Welcome home, Zack!
(おかえりなさい、ザック!)

BONES Season3 Episode1 (The Widow’s Son in the Windshield)

Welcome home は「おかえり」にあたる定番の言い方で、旅行や出張はもちろん、長期の任務から戻った相手を迎える時にもそのまま使えます。名前を添えて Welcome home, ○○! とすると、誰に向けた言葉なのかがはっきりし、温かみのある呼びかけになります。

軽口とねぎらいで表す親しさ

再会の興奮が少し落ち着くと、チームはザックの様子をからかい交じりに気にかけ始めます。ホッジンスはザックの姿を見てこう言います。

Hodgins: Man, you look like crap.
(うわ、ひどい顔だな。)

BONES Season3 Episode1 (The Widow’s Son in the Windshield)

look like crap は「ひどい見た目をしている」という、遠慮のないくだけた言い方です。親しい間柄だからこそ使える軽口で、疲れ切った様子を茶化しながらも、気にかけている気持ちがにじみます。同じ場面で、アンジェラは正反対の言葉を選びます。

Angela: I think you look very rakish. Are you starving?
(な、なかなかワイルドじゃない。お腹すいてない?)

BONES Season3 Episode1 (The Widow’s Son in the Windshield)

rakish は「粗野だが魅力的な」というニュアンスの形容詞で、ホッジンスの crap とは対照的に、疲れた見た目を好意的に言い換えています。同じ相手の様子を見ても、言葉の選び方一つで印象は大きく変わるものです。続く Are you starving?(お腹すいてない?)は、労いの言葉を並べる代わりに、空腹を気遣うという形でさりげなく相手を気にかける言い方です。

控えめな確認で気持ちを伝えるザックの言い方

歓迎ムードのただ中で、ザック自身が最初に口にしたのは、感激の言葉ではなく、ある確認でした。

Zack: Can I, can I move back in the place above your garage?
(その…また車庫の上の部屋に戻ってきてもいいですか?)

BONES Season3 Episode1 (The Widow’s Son in the Windshield)

Can I …?(〜してもいいですか)という許可を求める形は、遠慮がちな相手が本音を切り出す時によく使われます。言葉を一度つっかえてから言い直す Can I, can I … という繰り返しには、素直に喜びを表すのが苦手なザックらしい戸惑いが表れています。感情をそのまま口にするのではなく、確認という形を借りて自分の気持ちを伝える言い方は、英語でもよく見られる表現の型です。

まとめ|「おかえり」は、言葉の重ね方ひとつで温度が変わる

Welcome home、look like crap、rakish、Can I …?。ザックを迎える短いやりとりの中には、驚き・軽口・気遣い・遠慮がちな確認と、さまざまな温度の「おかえり」が詰まっています。決まり文句をそのまま使うだけでなく、言葉を選び直すことで、気持ちの伝わり方が変わることが見えてきます。

次回も『BONES』のキャラクターたちと一緒に、英語表現を追いかけていきましょう。

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