ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S03E08に学ぶ「What can I say?」の意味と使い方

What can I say?

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は、ネイティブが会話の中で少しおどけたり、軽く開き直ったりする時によく使う、とても便利な万能フレーズをご紹介します。

## 実際にそのシーンを見てみよう!

建設現場で肉のついた遺体が発見され、骨の専門家であるブレナンではなく、組織の専門家であるカムが現場に呼ばれました。

自分を「女の子(girl)」扱いしたブースに対する、カムの痛快な切り返しのシーンです。

> Cam: Yeah. The word you’re looking for would be “woman” – who, incidentally, makes more money than you.
> (ええ。あなたが探している言葉は「大人の女性」でしょうね。ちなみに、あなたより稼いでいるわ。)
>
> Booth: Touchy.
> (怒りっぽいな。)
>
> Cam: <b>What can I say?</b> I’m just a girl with feelings.
> (なんて言ったらいいかしら?私は感情豊かな、ただの女の子なの。)
>
> Booth: Alright listen, construction crew they found a body this afternoon. The keyword is body, as in still meaty.
> (よし、聞いてくれ。今日の午後、建設作業員が死体を発見したんだ。キーワードは死体だ、まだ肉がついてるようなな。)
> <cite>*BONES Season3 Episode8 (The Knight on the Grid)*</cite>

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)


### シーン解説と心理考察

「私の方が稼いでる」とチクリと刺すカムに、ブースが「過敏だな」と返した直後のセリフです。

カムは怒るどころか、直前にブースが使った「girl」という単語をあえて逆手に取り、「私は感情のあるただの女の子だから仕方ないでしょ」と見事に切り返しています。

皮肉を込めつつも、少しおどけて見せることで現場の空気を和ませる、大人の余裕とユーモアを感じる魅力的なやり取りですね。

## フレーズの意味とニュアンス

<b>What can I say?</b>
意味:何て言ったらいいか、仕方ないでしょ、照れるなあ

直訳すると「私は何を言えるだろうか?」となりますが、文脈によって「弁解の余地がない(仕方ない)」「褒められて返す言葉がない(照れる)」など、多様な顔を持つフレーズです。

自分の行動や性格の非を軽く認めつつも、ユーモアで包んで開き直ったり、照れ隠しをしたりする際の「会話の潤滑油」として日常的に使われます。

### 【ここがポイント!】

ネイティブが感じるコアイメージは「お手上げ」や「白旗」です。

「どうしようもないじゃない」「だって本当のことだし」という、少しコミカルな開き直りの勢いがあります。

真剣に謝罪する場面ではなく、お互いの関係性ができている親しい間柄での軽口や、ちょっとした失敗を笑い飛ばす時に大活躍しますよ。

## 実際に使ってみよう!

<b>I know I shouldn’t eat late at night, but what can I say? I love chocolate.</b>
(深夜に食べちゃダメなのはわかってるんだけど、仕方ないでしょ?チョコレートが大好きなんだもの。)
ダイエット中なのに食べてしまった時など、自分の誘惑への弱さを可愛らしく開き直る定番の表現です。

<b>A: You did an amazing job on this presentation! B: What can I say? I have a great team.</b>
(A: このプレゼン、本当に素晴らしい出来だったね! B: 何て言ったらいいか。素晴らしいチームのおかげだよ。)
褒められた時のスマートな返しです。「ありがとう」と素直に受け取りつつ、照れ隠しと周囲への感謝を自然に表現できますね。

<b>I forgot his birthday again. What can I say? I’m terrible with dates.</b>
(また彼の誕生日を忘れちゃった。どうしようもないね、日付を覚えるのが本当に苦手なんだ。)
弁解の余地がないミスに対して、肩をすくめて少し呆れたように自分自身を振り返る際にもぴったりですよ。

## 『BONES』流・覚え方のコツ

今回のカムのように、少し小首を傾げて、両手のひらを上に向けて肩をすくめる「お手上げポーズ」と一緒に「What can I say?」と口に出してみてください。

感情を込めて少し大げさに演じることで、このフレーズが持つ「ユーモラスな開き直り」のニュアンスが、感覚として体に染み込みやすくなりますよ。

## 似た表現・関連表現

<b>What do you expect?</b>
(何を期待しているの?、当然でしょ)
相手の反応に対して「私らしさが出ただけでしょ」と、さらに強く開き直る表現です。今回のフレーズより少し挑戦的な響きがあり、親しい友人へのジョークとして使われます。

<b>I have no words.</b>
(言葉が出ない、開いた口が塞がらない)
驚きや怒り、あるいは感動のあまり「何と言っていいか分からない」時に使います。今回のフレーズとは異なり、開き直りやユーモアのニュアンスは含まれません。

<b>It is what it is.</b>
(そういうものだ、仕方がない)
変えられない事実や状況に対して、「これが現実だから受け入れるしかない」と諦めや達観を示す時によく使われる表現ですね。

## 深掘り知識:答えを求めない「修辞疑問文」の面白さ

この「What can I say?」は、疑問文の形をとっていますが、実は相手に答えを求めていません。

これは英語で「Rhetorical Question(修辞疑問文)」と呼ばれるテクニックです。

「(いや、何も言えない)=だから仕方ないでしょ」という強い肯定の意味を、あえて疑問形にすることで強調しているんですね。

他にも「Who knows?(誰が知っているだろうか?=誰も知らない)」など、ネイティブは日常会話の中でこの修辞疑問文を驚くほど多用します。

文法というと難しく聞こえますが、こうした言葉の裏にある「心の動き」を知ると、英語のニュアンスがもっと深く、面白く見えてきませんか?

## まとめ|ユーモアのある返しで会話を弾ませよう!

今回は、日常会話からドラマまで頻出する、ちょっとした開き直りや謙遜の万能フレーズを深掘りしました。

完璧ではない自分を笑い飛ばせるような、余裕のある大人のコミュニケーションにぴったりの表現ですね。

ぜひ実際の会話でも、肩をすくめながら使ってみてください。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次