海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回は『BONES』シーズン1、第20話に登場する、驚きを伝える英語表現をまとめて見ていきます。
軽い驚きから、思わず声が出るような驚きまで、場面によって使い分けられる言い方の幅を確認しましょう。
「うそでしょ」の軽い驚きと、状況込みの驚き方
ラボでホッジンスは、アンジェラが加工したエイミーの絵を見て、軽い調子で驚きを口にします。捜査の合間の、ちょっとした一言のやり取りです。
HODGNS: You’re kidding
(うそだろ)BONES Season1 Episode20 (The Graft in the Girl)
You’re kidding は「冗談でしょ」「うそでしょ」にあたる、驚いたときの定番のひとことです。深刻な驚きというより、意外な事実に軽く反応するときに使われる表現で、疑問文にせずそのまま言い切る形で使われている点も特徴です。
事件現場では、ブースが床下から見つかった排水管に気づいた場面で、似た形の表現を使っています。
BOOTH: You’re kidding me. It’s a drain?
(うそだろ。排水管だって?)BONES Season1 Episode20 (The Graft in the Girl)
You’re kidding me は You’re kidding に me を加えた形で、「(自分に対して)そんなことある?」という驚きの強さがやや増します。直後に It’s a drain? と状況を確認する疑問文を続けることで、単なる相槌ではなく、状況そのものへの驚きだと伝わります。同じ You’re kidding という形でも、me の有無や後に続く一言で、驚きの重みが変わってくることがわかる2つの場面です。
驚かせてしまったときと、感嘆の締めくくり方
病院の一室では、ブレナンが不意に部屋に入ったことで、事務作業をしていたアレクサンドラを驚かせてしまいます。
ALEXANDRA: Oh, Dr. Brennan, you startled me.
(ああ、ブレナン博士、驚かせないでください。)BONES Season1 Episode20 (The Graft in the Girl)
startle は「(人を)びっくりさせる」という意味の動詞で、you startled me は不意打ちで驚かされたときの言い方です。You’re kidding が自分の驚きをそのまま口にする表現であるのに対して、startle は驚かされた原因、つまり相手の行動を主語にする点が異なります。ここでのアレクサンドラは責めているわけではなく、驚いたことをやわらかく伝えたうえで、すぐに落ち着いた調子で会話を続けています。
物語の最後、アンジェラがVRゴーグルでルーヴル美術館の映像をエイミーに見せる場面では、驚きの表現が感嘆の形で重なります。
AMY: Oh, wow. No way.
(すごい。うそみたい。)BOOTH: That’s amazing.
(すごいな。)BONES Season1 Episode20 (The Graft in the Girl)
No way は「まさか」「うそでしょ」にあたる、感嘆のニュアンスが強い表現です。短く言い切ることで、驚きの大きさがそのまま伝わります。That’s amazing は驚きというより感嘆に寄った表現で、You’re kidding や No way のような「信じられない」という驚きから、素直な感動の表現へと言葉が移り変わっていく流れが見て取れます。
まとめ|驚きから感嘆まで、言葉のグラデーション
You’re kidding、you startled me、No way、That’s amazing という表現を並べてみると、軽い驚きから、驚かされたことへの反応、そして感嘆まで、驚きの表し方に幅があることがわかります。同じ「驚く」でも、誰が何に反応しているかで選ぶ言葉が変わってくることが、場面ごとに見えてくる回です。
『BONES』S01E20の他のコラムでは、恋愛や気遣いをめぐる表現も取り上げています。
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