『フレンズ』S02E11 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選
海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
キャロルとスーザンの結婚式を前に、モニカは料理と時間を管理し、ロスは元妻の新しい家族の形を受け止めようとします。また、レイチェルの母サンドラも、自分の結婚生活を見直し始めます。
この回の英語の面白さは、結婚式を成立させるモニカの段取りの言葉と、家族が変化を受け入れるまでのためらう言い回しが並び、儀式の進行と感情の推移が別の速度で動くところにあります。
この対比は、モニカが使う seeing as と、レイチェルが使う talk someone out of が、回の別々の会話線で異なる働きを担うところで具体化します。
あらすじ(ネタバレなし)
『フレンズ』S02E11では、キャロルとスーザンの結婚式が近づき、モニカが料理を担当します。準備は順調とはいかず、家族の反対も二人の決断へ影を落とします。
レイチェルの母サンドラは娘の暮らしに触れ、自分にも別の人生があり得ると考え始めます。『フレンズ』シーズン2第11話は、予定表で進められる出来事と、言葉にするまで時間が必要な決断を対照させます。
このエピソードで学べる英語フレーズ
1. seeing as
「〜だから、〜という事情なので」という意味です。
Monica Geller: They want me to do it, which is really cool, seeing as I’ve never catered before.
(ケータリングは未経験だから、任せてもらえるのは本当にうれしい。)
Friends Season 2 Episode 11 (The One with the Lesbian Wedding)
台本の序盤で、モニカが seeing as を使います。この発話で seeing as は、否定を含む判断を提示する働きを持っています。
seeing as を含む文の否定語が判断へ範囲を与え、何を否定しているかを前後の節から確定させます。引用では seeing as が事情を理由として差し出す発話の核になっています。seeing asだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。直後にはロスのターンが続きます。seeing asだけで解釈を閉じず、返答までを一つの会話単位として扱う必要があります。
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2. have a tendency to
「〜する傾向がある」という意味です。
Chandler Bing: All kids have a tendency to blame themselves.
(子どもはみんな自分を責める傾向がある。)
Friends Season 2 Episode 11 (The One with the Lesbian Wedding)
have a tendency to が現れるのは台本の中盤です。チャンドラーの一言では、have a tendency to が状況への評価や情報を共有することで会話の向きを定めています。
have a tendency to は節の中に置かれ、主語、時制、補語との組み合わせで発話全体の意味が定まります。引用では have a tendency to が状況への評価や情報を共有する発話の核になっています。have a tendency toだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。発話権は次にフィービーへ移ります。have a tendency toの語調は、その返答との組み合わせで場面上の機能が定まります。
3. turns out
「結局のところ〜だと分かる」という意味です。
Monica Geller: I planned and I planned and I planned, just turns out…
(計画して、計画して、計画したの。ただ結局は…。)
Friends Season 2 Episode 11 (The One with the Lesbian Wedding)
モニカは台本の中盤で turns out と発話します。ここで turns out は、計画と現実の差を切り出す役割を担います。
字幕では turns out の直後で区切られ、続く I don’t think I planned enough time to actually do it. が判明した内容を受け持ちます。turn out の後ろには結果を置き、予想と現実の差を一文で示します。誰が気づいたかより、何が判明したかへ焦点が移る形です。レイチェルの発話を受け、次はレイチェルが話します。前後三つのターンが、turns outの強さを支える範囲です。
4. no offense
「悪く取らないで、失礼な意図はないけれど」という意味です。
Sandra Green: I mean this as no offense to your dad, sweetie but I was thinking there might be more.
(お父さんを悪く言うつもりはないけど、ほかの可能性もあるかと思っていたの。)
Friends Season 2 Episode 11 (The One with the Lesbian Wedding)
台本の中盤に置かれた no offense は、サンドラの発話です。この no offense では、可能性や仮定を示すことが優先されています。
no offense と同じ文にある助動詞が断定の強さを調整し、可能性、提案、仮定のどれとして差し出すかを示します。no offense は後続発言を無害にする保証ではなく、失礼になる可能性を先に認める前置きです。続く but 節の内容が発話の強さを決めます。no offenseの直後にレイチェルが応答する配置です。句の意味と会話の結果を分けると、短い発話の役割が保たれます。
5. talk someone out of
「説得して〜をやめさせる、思いとどまらせる」という意味です。
Rachel Green: You want me to talk you out of it?
(私に思いとどまらせてほしいの?)
Friends Season 2 Episode 11 (The One with the Lesbian Wedding)
台本の中盤で、レイチェルが talk someone out of を使います。この発話で talk someone out of は、相手へ確認や説明を求める働きを持っています。
talk someone out of を含む文は疑問形になっており、情報だけでなく、相手の説明や同意を次のターンへ引き出します。talk someone out of の someone には、実際の会話で人名、名詞、目的格代名詞が入ります。talk someone out ofで誰への動作・評価なのかを明示すると、文の対象が曖昧になりません。直前のサンドラから直後のサンドラまで発話者が移ります。その切り替わりが、talk someone out ofを独白ではなく働きかけとして位置づけます。
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6. feel for someone
「〜に同情する、気持ちが痛いほどわかる」という意味です。
Monica Geller: I feel for you, I do.
(あなたの気持ちには同情しているわ、本当に。)
Friends Season 2 Episode 11 (The One with the Lesbian Wedding)
feel for someone が現れるのは台本の後半です。モニカの一言では、feel for someone が状況への評価や情報を共有することで会話の向きを定めています。
feel for someone は節の中に置かれ、主語、時制、補語との組み合わせで発話全体の意味が定まります。feel for someone の someone には、実際の会話で人名、名詞、目的格代名詞が入ります。feel for someoneで誰への動作・評価なのかを明示すると、文の対象が曖昧になりません。字幕ではfeel for someoneの後にチャンドラーの発話が置かれます。声の終わり方と返答までの間が、説明と圧力の差を作ります。
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7. how come
「どうして、なぜ」という意味です。
Chandler Bing: How come I’m stuck dicing when he gets to ball a melon?
(どうして僕はみじん切りなのに、彼はメロンを丸くできるんだ?)
Friends Season 2 Episode 11 (The One with the Lesbian Wedding)
チャンドラーは台本の後半で how come と発話します。ここで how come は、相手へ確認や説明を求める役割を担います。
how come を含む文は疑問形になっており、情報だけでなく、相手の説明や同意を次のターンへ引き出します。how come の後ろは通常の疑問文のような倒置にせず、主語と動詞を平叙文の順に置きます。短くても理由を直接求める形です。補助話者データでは how come がこの場面の最後の発話です。相手の返答ではなく場面転換が続くため、how comeの語尾までで会話を区切る働きがあります。
8. back on
「(中止していたものが)再開する、また元通りになる」という意味です。
Carol Willick: We’re back on.
(予定どおり、また実施するわ。)
Friends Season 2 Episode 11 (The One with the Lesbian Wedding)
台本の後半に置かれた back on は、キャロルの発話です。この back on では、状況への評価や情報を共有することが優先されています。
back on は節の中に置かれ、主語、時制、補語との組み合わせで発話全体の意味が定まります。引用では back on が状況への評価や情報を共有する発話の核になっています。back onだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。モニカへ会話が渡るまでが、この発話の最小文脈です。back onの辞書義に加え、相手へ何を返させたかが語調を決めます。
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9. go ahead
「どうぞ進める、そのまま行う」という意味です。
Phoebe Buffay: Go ahead, get married.
(さあ、結婚して。)
Friends Season 2 Episode 11 (The One with the Lesbian Wedding)
台本の後半で、フィービーが go ahead を使います。この発話で go ahead は、次の行動を指示・許可する働きを持っています。
go ahead を含む動詞始まりの短い形が、説明より先に次の行動や会話の方向を指定します。引用では go ahead が相手の決断を後押しする発話の核になっています。go aheadだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。補助話者データでは go ahead がこの場面の最後の発話です。相手の返答ではなく場面転換が続くため、go aheadの語尾までで会話を区切る働きがあります。
10. make eyes at
「〜に色目を使う、思わせぶりな視線を送る」という意味です。
Sandra Green: Three other girls made eyes at me over at the buffet.
(ビュッフェでは、ほかに三人の女性が私へ思わせぶりな視線を送ってきたの。)
Friends Season 2 Episode 11 (The One with the Lesbian Wedding)
make eyes at が現れるのは台本の終盤です。サンドラの一言では、make eyes at が状況への評価や情報を共有することで会話の向きを定めています。
make eyes at は節の中に置かれ、主語、時制、補語との組み合わせで発話全体の意味が定まります。引用では make eyes at が状況への評価や情報を共有する発話の核になっています。make eyes atだけを相づちとして切り離さず、主語、時制、目的語まで含む一文で扱う形です。この一言の後はレイチェルの発話です。make eyes atが場面を閉じるのか次の応答を開くのかは、その接続に表れます。
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このエピソードの英語学習ポイント
台本の序盤では、モニカの「They want me to do it, which is really cool, seeing as I’ve never catered before.」(ケータリングは未経験だから、任せてもらえるのは本当にうれしい。)が会話の起点になります。料理を任されたモニカは、未経験である事情を seeing as で理由として添えます。驚きと喜びを一文に収め、依頼の大きさを前向きに説明する口語です。
サンドラが離婚を口にすると、レイチェルは自分に止める役割が期待されているかを尋ねます。疑問文が相手の本気度と会話の目的を同時に確認します。その働きを支えるのが、中盤に置かれたレイチェルの「You want me to talk you out of it?」(私に思いとどまらせてほしいの?)です。
別の後半では、キャロルが「We’re back on.」(予定どおり、また実施するわ。)と発話します。式を進める決断が戻る場面では、Carol の短い We’re back on. が状況を一気に更新します。長い感情説明の後に短い進行表現が置かれるリズムが音声に表れます。
音声では、seeing asの直後に生まれる返答、レイチェルの疑問文で強く読まれる語、back onの後の間を順に比べると、辞書義から会話上の働きへ焦点が移ります。三つの場面を字幕あり、字幕なしの順で聞くと、人物が説明、拒否、修復のどこへ会話を進めたかが音の差として残ります。
キャラクター別|英語の特徴
モニカ|計画の不足を結果から言い直す
モニカは綿密に準備したつもりでも、実際に調理する時間が足りないと気づきます。この人物欄の中心命題は「計画の不足を結果から言い直す」にあります。
その根拠になる完全な発話は「I don’t think I planned enough time to actually do it.」(実際に作業する時間まで十分に計画してなかったみたい。)です。直前の turns out に続けて I don’t think を置き、失敗を断言しすぎず現在の評価として提示します。
計画を繰り返す前半と現実へ戻る後半の速度差が、管理する人の焦りを示します。
レイチェル|止める役を引き受ける前に目的を問う
母の離婚話を聞いたレイチェルは、賛否を言う前に、自分へ何を求めているのか確かめます。この人物欄の中心命題は「止める役を引き受ける前に目的を問う」にあります。
その根拠になる完全な発話は「You want me to talk you out of it?」(私に思いとどまらせてほしいの?)です。Do you want me to… は助言の内容より役割分担を確認し、会話の行き先を決める質問です。
母の返答まで聞くと、親子の立場が一時的に入れ替わる様子が明確になります。
サンドラ|選択肢の発見を軽い報告へ変える
式の場でサンドラは、ほかの女性から視線を向けられたことを楽しげに報告します。この人物欄の中心命題は「選択肢の発見を軽い報告へ変える」にあります。
その根拠になる完全な発話は「Three other girls made eyes at me over at the buffet.」(ビュッフェでは、ほかに三人の女性が私へ思わせぶりな視線を送ってきたの。)です。made eyes at me は恋愛の確約ではなく関心のサインを表し、options という後続語へつながります。
離婚の結論を急がず、可能性を知った喜びとして語る点が、彼女の変化を支えています。
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