付き添いや留守番を買って出るときの英語|『ビッグバン★セオリー』S11E16で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 付き添いや留守番を買って出るときの英語|『ビッグバン★セオリー』S11E16で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『ビッグバン★セオリー』シーズン11 第16話から、出産予定日を迎えたバーナデットの周りで、仲間たちが付き添いや留守番を引き受ける場面を、いくつかの会話から取り上げます。そばにいると申し出る言葉と、その裏にある本音の差も見どころです。

付き添う、一人にしない、留守を預かる。誰かを支えるときに使える英語を、どこまで責任を持つかという観点も交えて、場面ごとに整理していきます。

目次

「keep someone company」でそばにいると申し出る

ハワードが仲間と話す場面で、居残って作業を仕上げようと提案すると、エイミーはこう返します。

Amy: Well, I don’t want you to leave Bernadette alone.
(でも、あなたにバーナデットを一人きりにしてほしくないの。)

TBBT Season11 Episode16

leave someone alone は「〜を一人にしておく」。ここでは、予定日を迎えた家族を置いていくことへの気づかいとして使われています。このあと仲間の中から keep her company(彼女のそばにいて相手をする)という申し出も出ます。

keep someone company は、話し相手になったり一緒に時間を過ごしたりして「そばにいる」こと。相手を手伝うというより、寂しくさせないというニュアンスの表現です。

別の場面では、シェルドンがバーナデットを訪ねます。陣痛を促しに来たんでしょう、と先回りする彼女に、シェルドンはこう答えます。

Sheldon: Oh, please. I’m disgusted when people sneeze, and that’s just stuff coming out of their nose. No. I am here to sit with you and keep you company.
(よしてくれ。僕は人がくしゃみをするだけで嫌悪感を覚えるのだ。鼻から何かが出てくるだけなのにだ。違う。僕は君のそばに座って、付き添うために来たのだ。)

Bernadette: Oh, that’s nice.
(あら、優しいのね。)

Sheldon: Yeah, by playing the most complicated board game ever invented
(そうだ、史上最も複雑なボードゲームをすることでな)

TBBT Season11 Episode16

sit with someone も「そばに付き添う」で、病院や自宅で誰かの横にいるときに使えます。I’m here to ~ は「〜するために来た」と、訪問の目的をはっきり伝える形です。

ただ、シェルドンの目的は付き添いだけではなかったことが、後の場面で分かります。

Bernadette: Sheldon, I said I didn’t want to play your game.
(シェルドン、あなたのゲームはやりたくないって言ったでしょ。)

TBBT Season11 Episode16

さらに後、仲間全員がそろった場面で、名前の話に気を取られるバーナデットに、シェルドンは Everyone did come over to play this game with you.(みんな君とこのゲームをするために来たのだ)と言います。一方でレナードは、シェルドンから「バーナデットがみんなに来てほしがっている」とメッセージが来たと話しています。申し出の言葉と本音の差が、ここで笑いになっている場面です。

「stay here and watch」で留守を頼み、知らせを待つ

病院へ向かうことになると、ハワードは仲間にこう頼みます。

Howard: Uh, actually, could you stay here and watch Halley? That way we don’t have to wait for Bernadette’s parents.
(ああ、実は、ここに残ってハレーを見ててくれないか?そうすれば、バーナデットの両親を待たなくて済む。)

TBBT Season11 Episode16

watch は「見る」だけでなく、子どもやペット、荷物などを「見ていてもらう、見張っていてもらう」という意味でも使われます。could you ~? で丁寧に頼み、That way ~ で頼む理由を添える形は、留守番を頼む場面にそのまま応用できます。

残る側はこれを引き受け、take care of her(あの子の面倒を見る)と応じます。take care of は食事や寝かしつけまで含めた「世話をする」に近く、watch より責任の範囲が広く聞こえます。

表現 意味 使う場面
keep someone company そばにいて相手をする 一人で過ごす人のところへ行く
sit with someone そばに付き添う 病院や自宅で横にいる
watch 見ていてもらう 短い時間の子守りや留守番
take care of 世話をする 面倒を見る範囲が広いとき

後の場面、深夜になっても知らせがないことが話題になり、ラージが電話をかけます。

Raj: I’m calling them.
(僕が電話してみるよ。)

Howard: Yeah! The baby was born about an hour ago.
(ああ!1時間くらい前に生まれたんだ。)

TBBT Season11 Episode16

I’m calling them. は進行形で「今から電話する」という、その場で決めた行動を表しています。待っていた側が自分から動く場面の、短く使いやすいひと言です。

まとめ|そばにいる、見ている、世話をする

keep someone company や sit with someone でそばにいることを申し出て、stay here and watch や take care of で留守を預かる。付き添いの英語は、どこまで責任を持つかで動詞が変わります。その違いが分かると、支える側の言葉を選びやすくなります。

申し出の言葉と本音がずれるシェルドンの姿も、この回を観るときの楽しみのひとつです。

同じエピソードのほかのコラムやフレーズ記事では、赤ちゃんの名前をめぐる会話を中心に取り上げています。

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