「Is that a thing?」と聞かれたら、何と返す?|『ビッグバン★セオリー』S11E24で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 「Is that a thing?」と聞かれたら、何と返す?|『ビッグバン★セオリー』S11E24で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『ビッグバン★セオリー』シーズン11 第24話から、Is that a thing? という聞き返しと、その返し方を取り上げます。結婚式の当日、シェルドンとエイミーが新しい理論のアイデアを思いつき、周りの友人たちに説明していく場面が続く回です。

聞いたことのない言葉を耳にしたとき、英語ではどう尋ね、どう答えるのか。アイデアが言葉になり、人に伝わっていく流れに沿って、会話を見ていきます。

目次

「So, instead of A, it would be B?」で考えを言い換える

シェルドンがエイミーのもとを訪ね、研究の考えを話す場面です。説明を聞いたエイミーが、内容を一言にまとめます。

Amy: So, instead of supersymmetry, it would be super asymmetry?
(つまり、超対称性の代わりに、超非対称性になるってこと?)

Sheldon: Super asymmetry. That’s it!
(超非対称性。それだ!)

TBBT Season11 Episode24

supersymmetry(超対称性)は物理学の理論の名前で、エイミーはそこに「非対称」を表す asymmetry を組み合わせています。So, instead of A, it would be B? は「つまり、AではなくBになるということ?」と、相手の話を自分の言葉で言い換えて確かめる問いです。

言い換えを受けたシェルドンの That’s it! は「それだ!」と、探していた答えが見つかったときのひと言です。相手の説明を要約して返すことで、ぼんやりしていたアイデアに名前がつく様子が伝わってきます。会議や雑談で相手の考えを確かめたいときにも、So, you mean ~? と並んで使いやすい問いの形です。

「Is that a thing?」と「We’re inventing it right now」

二人が研究の話を続けているところに、レナードが声をかけます。

Leonard: Everyone’s waiting. What are you guys doing?
(みんな待ってるよ。二人とも何してるの?)

Amy: Super asymmetry.
(超非対称性よ。)

Leonard: Super asymmetry? Is that a thing?
(超非対称性? そんなものあるの?)

Sheldon: We’re inventing it right now.
(今まさに発明しているところだ。)

Leonard: Don’t you think this can wait until… Hold on. This is interesting.
(それって後回しにできないかな……待って。これは面白い。)

TBBT Season11 Episode24

Is that a thing? は一般に、くだけた会話で「そういうものが実際にあるの?」「それって普通のことなの?」と尋ねる聞き返しです。答えるときは Yeah, it’s a thing.(うん、本当にあるよ)や、Not really.(そうでもない)といった形が考えられます。

シェルドンは「ある」とも「ない」とも言わず、現在進行形の We’re inventing it right now. で、まだ存在しないものを今作っていると答えています。レナードの Hold on. は「ちょっと待って」と、自分の言いかけを止めて話の向きを変える合図です。Hold on a second. と言えば、少し丁寧になります。急かすつもりの問いかけが、興味へと切り替わる流れが印象的です。

「brand-new」「breakthrough」で新しさを伝える

別の場面で、エイミーは調べた結果を口にします。

Amy: According to Google, there are zero papers that mention super asymmetry. This is brand-new. No one’s thought of it.
(Googleによると、超非対称性に触れた論文はゼロ。まったく新しいの。誰も思いついていないわ。)

TBBT Season11 Episode24

続いてペニーが声をかけ、短い応酬が続きます。

Penny: What are you lunatics doing?
(このイカれた人たち、何してんの?)

Amy: Sheldon had a breakthrough.
(シェルドンが大きな発見をしたの。)

Sheldon: Actually, Amy and I had a breakthrough.
(正確には、エイミーと僕が発見をしたのだ。)

Penny: Science? Shocking.
(科学? 意外すぎ。)

Leonard: You don’t understand. This could be really big.
(わかってないな。これはすごく大きなことになるかもしれないんだ。)

TBBT Season11 Episode24

brand-new は「まったく新しい」、breakthrough は「行き詰まりを破る大きな進展」を表します。シェルドンの Actually, は、相手の言ったことをやんわり訂正する前置きです。ペニーの Shocking. は、二人が科学に夢中なのは驚くことではないと言わんばかりの皮肉として読み取れます。

レナードの This could be really big. は、could を使って「大きなことになるかもしれない」と可能性を伝える言い方です。It will be big. と言い切るよりも控えめで、期待を込めつつ断定はしない響きがあります。新しいアイデアを人に伝えるときは、brand-new で新しさを、could で見込みを示すと、大げさになりすぎずに熱意が伝わります。

まとめ|知らない言葉を聞き返し、新しさを言葉にする

今回は、Is that a thing? という聞き返しと We’re inventing it right now. という答え方、So, instead of A, it would be B? での言い換え、brand-new と breakthrough を見てきました。聞き返しと答え方を知っておくと、知らない話題でも会話が続きます。

アイデアが生まれる瞬間の英語を、『ビッグバン★セオリー』の会話からこれからも拾っていきましょう。

同じ回のほかのコラムやフレーズ記事と読み合わせると、この日のやり取りがさらに立体的に見えてきます。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次