「Are you gonna miss me?」寂しさを聞く英語|『ヤングシェルドン』S01E10で学ぶ英会話

『Young Sheldon』コラム: 「Are you gonna miss me?」寂しさを聞く英語|『ヤングシェルドン』S01E10で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

シットコム『ヤングシェルドン』シーズン1第10話では、シェルドンがダラスの学校へ通う話が進み、家族がしばらく離れて暮らすことになります。出発の前と後で、家族が相手に向ける問いかけが少しずつ形を変えていくのが印象的です。

今回は、寂しさを尋ねる miss、慣れを伝える be used to、受け入れられるかを表す be okay with を、三つの場面からたどります。

目次

「wouldn’t you miss ~?」で寂しくないかを尋ねる

ダラスの学校の話をシェルドンに伝える場面で、母メアリーはこう尋ねます。

Mary: I guess, but wouldn’t you miss your mom and dad?
(まあね。でも、ママとパパがいなくて寂しくならない?)

Sheldon: Yes, I suppose I will. So, when are you calling about the dog?
(うん、たぶん寂しくなると思う。それで、犬のことはいつ電話してくれるの?)

Young Sheldon Season1 Episode10(An Eagle Feather, a String Bean, and an Eskimo)

miss は「〜がいなくて寂しく思う」という意味の動詞で、寂しさの対象を目的語に置きます。日本語では「ママとパパがいなくて寂しい」と「いない」を補って言いますが、英語は miss your mom and dad の一語で足りるのが特徴です。

wouldn’t you ~? は「〜じゃない?」と相手の気持ちを確かめる否定疑問で、would が「もし離れて暮らしたら」という仮定の響きを添えています。直前の I guess は「まあね」と、相手の頼みをひとまず受け止める短い返事です。

シェルドンの I suppose I will は「たぶんそうなると思う」という控えめな肯定で、will のあとに miss your mom and dad が省かれています。I suppose を前に置くと、自分のことでも少し距離を置いた言い方になります。寂しさを認めた直後に、話題はすぐ犬のことへ戻ります。So は「それで」と話を切り替える接続の言葉で、自分の関心ごとに会話を引き戻す働きをしています。

  • A: Wouldn’t you miss your friends if you moved?
    (引っ越したら、友達がいなくて寂しくならない?)
  • B: I suppose I will, but I can call them.
    (たぶん寂しくなるけど、電話はできるから。)

「Are you gonna miss me?」と「be used to」

双子の妹ミッシーは、横になったままシェルドンに同じことを尋ねます。

Missy: Are you gonna miss me?
(私がいなくて寂しくなる?)

Sheldon: I haven’t given it any thought.
(考えたこともないよ。)

Missy: Well, we’re just lying here. Think about it.
(ねえ、どうせ横になってるだけなんだから。考えてみてよ。)

Sheldon: I am used to you.
(君には慣れてる。)

Missy: I’m used to you, too.
(私もあんたに慣れてる。)

Sheldon: It’s not the same as liking you.
(それは君を好きだってこととは同じじゃない。)

— No.
(違うね。)

Sheldon: To me, you’re like string beans.
(僕にとって、君はさやいんげんみたいなものなんだ。)

Young Sheldon Season1 Episode10(An Eagle Feather, a String Bean, and an Eskimo)

gonna は going to をくだけた発音のまま書いた形で、Are you gonna miss me? は「これから寂しくなる?」と先のことを尋ねる疑問文です。シェルドンの I haven’t given it any thought. は「まだ考えたこともない」という字義どおりの返事で、ミッシーは Think about it. と考えるよう促しました。

be used to ~ は「〜に慣れている」という状態を表す言い方で、to のあとには名詞や動名詞が来ます。used to do(以前は〜したものだ)とは別の形で、be 動詞の有無と to のあとの品詞で見分けられます。ここでは you という人を目的語にして、相手がそばにいることに慣れていると伝えています。シェルドンは It’s not the same as ~ と続け、慣れていることと好きであることを分けました。

string beans のたとえのあと、ミッシーはこう確かめます。

Missy: But you eat them, right?
(でも、食べるんでしょ?)

— Yes.
(うん。)

Missy: You’re gonna miss me.
(私がいないと寂しくなるんだね。)

Young Sheldon Season1 Episode10(An Eagle Feather, a String Bean, and an Eskimo)

疑問文だった Are you gonna miss me? が、最後は You’re gonna miss me. という平叙文になっています。語順を入れ替えるだけで「寂しくなる?」が「寂しくなるんだね」に変わり、ミッシーが自分なりの答えを出したことが伝わってきます。

「be okay with」と「be strong for」

シェルドンをダラスに残して戻ったあと、メアリーは「terrible idea」と繰り返し、母ミーモーに話しかけます。

Mary: I can’t believe you’re okay with this.
(母さんがこれを平気でいられるなんて信じられない。)

Meemaw: I’m not okay with this. I’m just trying to be strong for you!
(平気なわけないでしょ。あんたのために気丈にしてるだけよ!)

Mary: What? You thought him leaving was a good idea.
(何? あの子が出ていくのはいい考えだって思ってたじゃない。)

Meemaw: Oh, I only said that because you thought it was a bad idea. You know how it’s always my nature to go the other way.
(ああ、あれはあんたが悪い考えだと思ってたから言っただけ。いつも逆を行くのが私の性分だって知ってるでしょ。)

Young Sheldon Season1 Episode10(An Eagle Feather, a String Bean, and an Eskimo)

be okay with ~ は「〜を受け入れられる、〜で平気だ」という意味で、this はシェルドンが家を離れたことを指しています。メアリーの I can’t believe ~ は「〜なんて信じられない」と驚きや不満をこめる前置きです。ミーモーは同じ形を否定して I’m not okay with this. と返し、本当は平気ではないと打ち明けました。

be strong for ~ は「〜のために気丈にふるまう」という言い方で、just が「ただそうしているだけ」という本音を添えます。try to が加わることで、無理をしてそうふるまっている様子が言葉に表れています。

メアリーが You thought him leaving was a good idea. と前の発言を持ち出すと、ミーモーは I only said that because ~ と理由を明かしました。「〜だから言っただけ」と、発言の本気度を引き下げる言い方です。最後の go the other way は「逆を行く」という意味で、相手と反対のことを言いたくなる性分を自分で説明しています。

  • A: Are you okay with the new schedule?
    (新しい予定で大丈夫?)
  • B: Not really, but I’m trying to be strong for the team.
    (あまり。でも、チームのために平気な顔をしてるんだ。)

まとめ|寂しさと慣れを伝える英語

miss で寂しさを尋ね、be used to で慣れを伝え、be okay with で受け入れられるかを表す。離れて暮らす前と後で、家族の問いかけが疑問から本音へと移っていく流れが見えてきます。I can’t believe ~ や go the other way など、本音を返す言い方も場面を支えています。

次回も『ヤングシェルドン』の会話とともに、英語表現を一緒に味わっていきましょう。



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